ハフポスト一週間の雑感
日本版ハフィントンポストがオープンして一週間が経過しました。概ね大きなトラブルに巻き込まれることなく、慎重な立ち上がりといったところでしょうか。
派手なスタートではありませんでしたが、コメント数やソーシャルメディアで共有された数などを見ると概ね順調なのかな、という印象です。
「こどもの城」閉館か? 存続を訴える署名運動という記事についたこのコメントなど、なるほどなあ、と思わせられました。勉強になります。
しかし、個人的に残念な部分も。それはエンターテインメント関連の記事がほとんどないこと。実はカテゴリとしては密かに存在してるのですが、クリックしても5月14日現在7つしか記事がありません。
量はいまいちなのは言うまでもないですが、質の部分はどうでしょう。質を問うにしても数が揃わないと何とも言えないのでですけど、あまり目立った良い記事が見当たりません。数が少ないので残念な記事が目立ってしまいます。例えばこれとか。
『惡の華』に賛否両論「味がある」「作り手の自己満足」
作品を評価する際に「賛否両論」あると表現するのは何も表現していないのと一緒です。どんな作品にだって賛否あるに決まっているので。賛否のサンプルがツイート2つだけというのも寂しいです。人気記事には20も30も平気でコメントがついてたりしますが、上述の記事は盛り上がってないですね。
賛否両論ありますだけじゃ、「そうですね」としか僕なら言いようがない。
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アニメ『惡の華』について。原作超える薄気味悪さの正体と閉塞感を破る挑戦
アニメ惡の華が大変面白い。あれほど不穏な、気味の悪さを突きつめると、人の心を抉り取る娯楽作品になり得るということを証明している。デビッド・フィンチャーの「セブン」なども一切の救いのない物語だったが、人の醜い心を、膿を出し切るかのように描写し、それによって不快感も突き抜ければ娯楽になり得ることを証明していた。
そうした作品が日本のTVアニメでお目にかかれるとは思ってもいなかった。中学時代のどす黒い感情を、ナイフで斬りつけて抉り撮るような作品。その切れ味は原作以上に鋭い。

via アニメ「惡の華」公式サイト
アニメ惡の華を巡る言説について
賛否両論、という言葉は作品を紹介する際には何の意味もない言葉で好きじゃないですが(だって賛否両論ない作品ってあるんでしょうか)、この作品を巡ってはこの言葉がよく使われますね。続きを読む…
映画レビュー『ザ・マスター』
さて、レビューを書こうにも非常に難解であるこの作品。どう紹介していいものか迷います。たんに難解であるだけでなく、題材として人の理解できない混沌からの何やら脱却(超越)しようとしている男たちの物語であり、その意味ではシンプルな物語理解に落とし込むとかえって本質から逸れてしまうような気がしています。
とはいえこうした作品に興味のない方にも興味を持っていただくためにレビューは存在すると考える僕としてはなんとか頭をひねって言葉を紡がないといけません。いや、相当の難物ですね、これは。

(C)MMXII by Western Film Company LLC.
via eiga.com
この映画に登場するザ・コーズという宗教団体は、アメリカのサイエントロジーをモデルにしています。ポール・トーマス・アンダーソン監督自身が明確にインタビューなどでもモデルとしてサイエントロジーを参考にしたことは語られています。この団体は50年代に誕生して以来、社会と様々な衝突を起こしてもいますが、存在の是非を問うような作りにはなっていません。
物語の中心はむしろ、ホアキン・フェニックス演じる戦争でアルコール依存症を患い、人生を狂わせた男と、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる宗教団体「ザ・コーズ」のマスターとの父と子のような関係性にあります。孤独な魂を持つもの同士の疑似家族としての共同性を描いた作品と言えそうです。ある意味、非常に普遍的な物語であるわけです。
そして、わざわざ当時の映画でよく使用されていた65mmフィルム(美しい!)を用いて撮影していることでもわかる通り、この作品は時代性を非常に意識したものでもあります。1950年当時のアメリカ社会の状況を知ることもこの映画の理解を深めるポイントとなるでしょう。
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真夜中の映画祭、無事終了しました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
4月27日夜から28日の朝にかけて開催しました『真夜中の映画祭』、無事終了いたしました。
総合演出担当として、何事もなく終わるかどうか心配でしたが、大きな事故もなく終えることができました。皆様のご協力感謝です。
当日は200名ほどの方にご来場いただきました。皆様、長丁場のイベントにつき合っていただいたありがとうございました。
前売り券も完売、当日券も一瞬で売り切れてしまいました。当日券狙いで来てくれた方でチケット買えなかった方もかなりいらっしゃったようで、その事に関しては本当に心苦しく思っております。しかし、会場の最大キャパの関係でそれ以上詰め込むこともできないのです。。。
これに懲りずに次回も来てくれたら幸いです。m(_ _)m

当日の様子はフェイスブックにアップしておりますので、来られなかった人に少しでも当日の様子が伝わると幸いです。
http://www.facebook.com/shibumayo
僕は大半舞台袖にいましたが、そこから撮った写真を晒しておきます。
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【告知】ヒカリエイガの追加上映が決まりました。日中の上映です
真夜中の映画祭の開催が2日後に迫っておりますが、上映予定の1つである『ヒカリエイガ』の追加上映が決まりましたのでお知らせします。
ゴールデンウィークの最終日(5/6)に渋谷ヒカリエの9Fのヒカリエホールで3回上映します。
チケットは500円。真夜中の映画祭に来てくれた人は無料です。(映画祭で渡されるリストバンドを持参してください)
以下、公式フェイスブックで流した追加上映の告知の転載です。
http://www.facebook.com/shibumayo/posts/515432291826486
【緊急速報!】
「ヒカリエイガ」追加上映、急遽決定!
多くの皆様のご要望にお応えして、「ヒカリエイガ」の追加上映が急遽決定しましたのでご案内いたします。
前売券は早々に完売、当日券も非常に少量の販売となってしまい、私たちは本当に申し訳なく思っておりましたが、このほど東急電鉄さん、ヒカリエ・ホールさんのご厚意により、5/6(月・祝)に、ヒカリエ・ホールで追加上映することになりました。
詳細は以下のとおりです。
☆上映日:2013年5月6日(月・祝)
☆場所:渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール(ホールB:収容人員270名))
☆チケット:500円
※ただし、高校生以下、および4/27「渋谷真夜中の映画祭 第一夜」にお越しいただいたお客様は無料です。高校生以下のお客様は学生証を、第一夜にお越しいただいたお客様は第一夜でお渡ししたリストバンドを持ってご来場ください。
追加上映は3回実施します。
(1回目)
☆チケット販売開始:12:00
☆開場:13:30
☆上映開始:13:30
☆上映終了:15:00
(2回目)
☆チケット販売開始:14:30
☆開場:15:30
☆上映開始:16:00
☆上映終了:17:30
(3回目)
☆チケット販売開始:17:00
☆開場:18:00
☆上映開始:18:30
☆上映終了:20:00
尚、チケットは全回とも当日券のみの販売となります。
残念ながら「真夜中の映画祭」にご来場いただけなかった方、もう一度「ヒカリエイガ」をご覧になりたい方、ヒカリエホールで是非お楽しみください!
「渋谷真夜中の映画祭」実行委員会代表 青山大蔵
ヒカリエ・ホール
http://www.hikarie.jp/hall/
真夜中の映画祭の前売り券売り切れちゃって、当日券も限りあるし、どうしよう!てな感じだったので追加上映の機会ができて良かった、よかった。
500円とお安くなってますし、GWの予定を特に入れてない方、是非♪
真夜中の映画祭の公式サイトにヒカリエイガのことも触れられていますので、映画の詳細はこちらをどうぞ。
渋谷真夜中の映画祭オフィシャルサイト 4月27日(土)渋谷ヒカリエ
※真夜中の映画祭ではヒカリエイガとアメリを上映しますが、追加上映はヒカリエイガのみです。アメリは真夜中の映画祭でだけの上映になりますのでお間違えなく。(_ _)
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ポール・バーホーベンがクラウドソースを活用した実験映画を製作。そこに映像制作の未来はあるか
ハリウッドから退き、母国のオランダで映画製作に励んでいるポール・バーホーベン監督ですが、クラウドソーシングを活用した実験的な映画製作にチャレンジしていたんですって。
Tribeca: Paul Verhoeven on 'Tricked' and Hollywood
![トータル・リコール [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51v2fL1RBQL._SX353_.jpg)
ポール・バーホーベンがクラウドソース型映画製作に挑戦
オランダ出身ではありますが、ハリウッドで多くの名声を勝ち取った監督ポール・バーホーベン。御年73歳の彼は、かつてロボコップやトータル・リコール、氷の微笑などのヒット作を連発するドル箱映画監督でした。
ハリウッドでは、2000年のインビジブルを最後に映画を撮っておらず、2006年に祖国オランダで製作した「 ブラックブック」を最後に新作を撮っていません。80年代、90年代を通じてハリウッドのビッグネームの1人であったバーホーベン監督は2000年のインビジブルを撮った際に「スタジオの奴隷になった気がした」と言い、ハリウッドでの映画製作に疑問を持ち、母国オランダへと帰ります。
オランダで撮った歴史大作映画「ブラックブック」も傑作でしたが、その後今にいたるまで新作の話聞かれないバーホーベン監督でしたが、なにやら新しいチャレンジをしていたようです。
それは、映画の最初の5分を撮影し公開して、それに続くストーリーを一般公募するというもの。集められたスクリプトをまたバーホーベン以下プロのスタッフが組み立て、1本の作品にするというもの。1000を超える人間からのエントリーがあって、ぞれぞれのチャプターに600から700程度のエントリーが集まったそうです。
このクラウドソーシングの概念を映画製作に応用した作品のタイトルは「Tricked」といい、今年のトライベッカ国際映画祭でプレミア上映となります。製作はオランダのケーブルTV会社のZiggo。
この方法で素晴らしいアイデアを得られたのか?という質問に、バーホーベン監督はハッキリと「No」と答えたそうです 笑
でも、いくつかアイデアはユニークだったし、自分だったら思いつかないだろう、というアイデアはあったとのこと。
新しい映画製作スタイルにはなりそうもない
映画の冒頭は、ある浮気性のビジネスマンの50歳の誕生日のパーティで始まります。2人の子供と奥さんがおり、同僚と妊娠している愛人もそのパーティに出席しているという設定。バーホーベンは、綿密に投稿されたスクリプトをチェックし作品を組み立てていこうとしましたが、チャプター3の後からは投稿された作品をほとんど無視して作り上げたらしい。 笑
バーホーベンは笑いながら、「その後突然マフィアが出てきたり、エイリアンが侵攻してきたりといろんなアイデアがあったよ(笑)」と語っていたとのこと。(バーホーベンの映画ならありかも、とかちょっと思ってしまった…)
それぞれ個別に見れば、光るアイデアもあったとのことなんですが、しかし、きちんとオリジナルのコンセプトラインに沿ったアイデアでないと意味ないですからね。
結局、バーホーベンは今日の映画製作のテクニックも今までと変わりないんじゃないか、と語っています。
映画という表現の世界にはCGM的な要素の恩恵はあまりないということでしょうかね。参加してみんなでワイワイやる分には体験として楽しいかもしれないけど。しかし、多くの視点からなるアイデアを統合していくと、首尾一貫したものが作れなくなってしまうというのがバーホーベンの言い分ですかね。
おそらくこういうやり方でやるにあたって、1本の作品にまとめあげようという発想ではダメで、同一のソースから何本も作品が乱立しても構わないというやり方なら数本優れた作品が出てくる可能性はあるとおもうんですよね。脚本を公開して、自由に作品と撮っていいですよ、とするとか、長編映画をつくれるほどの映像素材を用意して自由に編集できるようにするとか。
米国アマゾンもデベロップ中のアイデアを登録・公開して世界中の人間とコラボしながら作品を発展させることができると謳うAmazon Studioという試み行っていますが、そこからオリジナルのユニークなアイデアが生まれ、いくつかは実際に映画化という話が動いています。しかし、コラボによるアイデアの発展事態がどれくらい上手くいっているのかというと未知数です。優れたアイデアを手軽にエントリーできるのは魅力的ですが。
※Amazon Studio関連の記事はこちら。
- インターネットの「サンダンス」、アマゾンスタジオは映画制作の未来を変えるか。
- Amazonがオリジナル映像コンテンツ制作へ
- Amazon Studioから4つのシリーズ企画が立ち上がる。アマゾンもオリジナルコンテンツ制作本格化へ。
米国の例ですが、CMの分野ではクラウドソース的な製作を標ぼうしているPoptentというサービスがあって、これはある程度利用されています。これは映像クリエイターが無料で登録して、企業は自社のCMの企画を公募できるようになっています。使用可能な企業ロゴなどは登録者に提供され、作品を作ってエントリーして企業側が一番気に入った作品を買うことができる仕組み。
企業と映像クリエイターの新しいマッチングサービス、Poptent
アイデアを出し合うことはできても、ビジョンの共有というのが難しいんですよね。だから映画の監督って1人なわけだし。なのであり得るのは素材の共有みたいなとこなのかな、と思うわけです。
今回は取り留めのないお話となりましたが、とりあえずポール・バーホーベン監督の完全な新作が早く見たいです。
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ディズニーがドイツで無料チャンネルを立ち上げへ
ディズニー・コーポレーションがドイツで無料のTVチャンネルを立ち上げるという記事がハリウッドレポーターに出ています。
Walt Disney to Launch Free-TV Channel in Germany – The Hollywood Reporter
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最も欧州で大きな市場でのディズニーのシェア拡大施策か
ディズニーが、2014年の1月にドイツで無料のTVチャンネルを立ち上げるとのこと。ドイツのTV市場はヨーロッパで最も大きいそう。
その新チャンネルは、24時間放送のファミリー層向けの作品を専門に放送するチャンネルになるようで、ディズニー作品が中心となったプログラムになるようですが、他社の作品や地元ドイツの作品にも投資し放送コンテンツを製作していくとのこと。
この新しいチャンネルによって、ディズニーは自身で株式の50%を保有する、ドイツの子供向けチャンネルを運営するSuper RTLと競合することになると記事は書いています。ディズニーがSuper RTLの株式を売却するかどうかはまだ発表はありません。
ドイツのテレビの広告市場はヨーロッパ全体と比べて好調を維持しているようですが、子供向けのチャンネルとしては、前述のSuper RTLの他に2つほどのチャンネルがドイツにはすでに存在しているようで、市場の競争は割と激しいものになりそうです。
ハリウッドレポーターはまた、ディズニーの関連グッズのドイツでの売り上げはフランスやイギリスと比べて低く、ディズニー専門ショップ、ディズニーストアもドイツにはないらしいです。ミュンヘンにかつてオープンしたことがあるようですが、すぐにつぶれてしまったらしい。
今回のテレビチャンネル開設は、ヨーロッパの娯楽市場でも大きな割合を占めるドイツでよりディズニー作品の存在感を高めていくための長期的な戦略と位置付けられそうです。
ディズニー関連記事:
・ディズニーのパブリックドメイン作品をネットで無料上映。問われる保護期間のあり方
・ディズニーとルーカスフィルムが正式にスターウォーズエピソード7の監督がJ.J.エイブラムスだと認める
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ネットと同じ自由度でテレビを視聴可能にするガラポンTVが素晴らしい件
ガラポンTVは素晴らしい。名前はダサいが素晴らしい。
ガラポンは、テレビのコンテンツが面白いことを思い出されせてくれた素晴らしいガジェットです。

via 公式サイト
ガラポンTVとは
ガラポンTVは、テレビ番組8チャンネル分を3か月分まるごと自動録画して(外付けHDD増設時。内臓HDだけなら2週間)、PC、スマートフォン、タブレットからいつでもネット環境のある場所からならどこからでも視聴可能にしてくれる端末です。自宅のアンテナケーブルに接続して、わずかな設定をするだけで、全番組を自動録画してくれる。テレビ側で何か設定するものはない。設定は全てPCやタブレット、スマホから行う。テレビ番組を全部録画するといってもフルセグの録画ではなく、ワンセグデータの録画なのが特徴でも欠点でもあるかもしれないですが、その分他の全録にはない特徴として、モバイルからでも対応可能にしており、3Gの回線でもテレビ番組を視聴可能になっています。
ユーザーによるレビュー投稿機能もそなえており、独自のLikeボタンも備えているので、そうしたユーザーの声を参考に面白そうな番組を見つけることもできるようになっています。
ストックされた番組を検索して視聴することもできますし、現在放送中の番組も見ることができます。スマートフォンにはワンセグアンテナ非搭載の機種もありますが、ガラポンがあればいらないですね。iPhoneの専用アプリを入れておけば、オフラインでの視聴も可能。
検索機能も番組名検索だけでなく、字幕データ検索もできるので、こんな単語を入力してもヒットしたりします。

これのおかげでテレビコンテンツへのアクセスの自由度がインターネット並になりました。その結果テレビの面白さが倍増しました。ああ、テレビってやっぱ面白かったんだな、と再確認できましたね。
インターネット感覚でテレビを楽しめる
ガラポンは、現代人にとってテレビを楽しむために一番の障壁となっている2点を解決してくれています。時間と場所の制約ですね。
2か月限定とはいえ、全ての番組をストックしてくれているので、検索すればいつでも見れます。スマートフォンでもタブレットでも見れますのでどこにいてもテレビ番組を視聴可能です。
長らくNHK朝の連ドラを見れていなかったんですが、ガラポンのおかげでようやく見れるようになりました。15分という短さもモバイルで見るにのちょうどいいですし。「あまちゃん」いいですね。クドカンらしいユーモアにあふれた作品です。
ネットと言えば検索ですが、ガラポンにも当然検索機能があります。番組名での検索はもちろんありますが、それより素晴らしいのが番組テキスト検索。
番組テキスト検索は、入力した検索単語でガラポンTVの番組内テキスト情報を検索し、場面再生URL付きの結果を出力するもので、上述の「シュロロロ」にもタイムと一緒に2つのリンクがありますね。クリックすると「シュロロロ」のセリフの部分から再生できます。再生位置の頭出しのURLをシェアすることも可能(URLもらってもガラポンユーザーじゃないと見ることはできませんが)。
ブックマーク機能もあります。気になるけど、今見る時間ないなと思ったら各番組に「お気に入りに登録する」ボタンがついているので、入れておけばあとで見れます。もちろんデバイス関係なしに。スマホでお気に入りに入れて、PCから見ることもできます。
あとワンセグだから微妙なんですけど、AirPlayにも対応しているので、Apple TV持ってる人はテレビでガラポン見ることもできます。
テレビ番組を見ながらツイートしたりするソーシャル視聴のスタイルもある程度普及してきているのですが、ガラポンはこれとも非常に相性がいいです。ツイッターで話題になっていた番組をスマホで発見したとして、自宅のリビングにいなければ見れません。多分録画予約もしていないでしょう。でもガラポンなら後で見ればいい。
今日(4/15)なんかは、とくダネに岡田育( @okadaic)さんが出演されていたとツイッターでしりましたが、当然朝の情報番組を予約録画してないんですよ。でもガラポンがあったら後で見れるんです。
よくネットでもテレビニュースでこんな話題が、とかこんなひどい報道が、という情報が流れてきますが、ガラポンがあればその一次情報となる番組にすぐにあたって確認できます。テレビ放送は有用な情報源であるのですが、リアルタイムで流れてしまった時にあとから検証するのが難しかったのですが、ガラポンはこの問題をも解決してくれますね。ネットでテレビ報道に関するデマを是正するのにも役立つし、テレビが偏光していた場合、それを検証するのにも役立つ。両方向から役立ちますね。
個人的にはこれは、日テレのWizTVとセットで使うといいですね。Wiz TVは各局のツイッターでの盛り上がり度を時間ごとに表示できて、過去にさかのぼることも可能なので、これ使ってツイッターで話題になっていた番組を探してガラポンで検索して観たりしています。
このガラポンのおかげでテレビをインターネットと同じように自由に視聴することができるようになりました。場所と時間の制約が外れるとこんなにも解放的になるのか、とあらためて驚いています。そして、その自由を獲得した結果、テレビの面白さを再認識することができました。
総合的なユーザー体験にかかるコンテンツ消費
あらゆるサービス、コンテンツの提供について語るときに「ユーザー体験(UX)」がなにより大事ということがしょっちゅう言われるわけですが、このユーザー体験にはアクセスのしやすさや整理されたインターフェイスなどの使い勝手の部分が占める部分が大きいです。ガラポンTVが解決したのはつまりこの部分なんですよね。リアルタイム放送を逃したらもうアクセスできず、視聴場所も限定されるテレビの不便さを解消してくれています。その2つの制約によってどれくらい機会損失しているのだろうなあ。ネットコンテンツでも見やすくインターフェイスを改造したり、表示速度を上げたりとコンテンツの中身以外の改良だけでも、ずいぶんとコンテンツ消費の際の体験の感動ってちがってくるのですが、コンテンツというものはそういう総合的な「ユーザー体験」として消費されているのですね。人はアクセスしにくいだけでもコンテンツを楽しめなくなるんじゃないでしょうか。利便性が向上するだけでもコンテンツの印象も大きく変わってきますね。
ていうか正直いって、インターネットコンテンツと同じ自由度でアクセスできる環境になった途端、テレビコンテンツの面白さが劇的に向上した気がしたんですね。テレビで見るより画質は劣化してるんですけど、ガラポンを手に入れる以前に比べてよっぽど今の方がテレビを楽しめています。
「あまちゃん」もみれるし、園子温の「みんな!エスパーだよ!」も逃さず見れますし、アニメ「翠星のガルガンティア」は不覚にもノーマークにしてしまっていたのですが、ガラポンのおかげで逃さずにすみました。
何より何か自分の知らない面白い番組はないかなあ、と探す喜びも得られました。RSSで大量のニュースをチェックして面白い記事を探すかの如く。
ガラポンを購入して、あきらかにテレビコンテンツへの接触機会が増大する結果になって思うのですが、やはりリアルタイム視聴だけでストックとしてコンテンツを提供できないことで大きな機会損失をしているのではないかなあ。このロスを減らすだけでもテレビの平均視聴時間はかなり改善しそうな気がします。
テレビをリアルタイムのフローでもストックでも両方楽しめるガラポン、素晴らしいですね。あとは視聴履歴からおススメの番組を提示してくれパーソナライゼーション機能などが搭載されたら素晴らしいのですけども。API公開されているから、だれか作ってくれませんかね。
ガラポンは公式サイトで販売しています。

こちらはガラポンの公式サイトで推奨している外付けHDD。これで2か月分の番組を丸ごと録画しておけます。
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※テレビをインターネットの感覚で利用できるように、というコンセプトの製品はガラポンTVの他にもSPIDERなどがあります。そういえばいつ家庭用SPIDERは発売されるんでしょうか。昨年こういう記事を書いたんですけど。。。。
SPIDERがやってくる。テレビのコンテンツがテレビのアーキテクチャから解放される日がやってくる。
イケダハヤトさんはSM(ソーシャルマゾヒスト)なのではないか
あの宣言を現場で聞いてしまったからには、最低一度はパンチしないと礼を失することになるだろうから書く。
昨日、【やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」】 を見に行ってきました。会場には顔見知りも何名か見られ、また有名ブロガーさんたちもけっこういらっしゃるし、#ブログ論争をのぞけば、ネット界の有名な方々も見てらっしゃって、そんなに注目すべきイベントなのかよこれは、と思っておりました。みんなヒマだよな、僕も含め。
とりあえずイベントの感想としては、すげえ面白かったですよ。途中の中だるみはありましたが、2時間特に仕込みもなくトークだけでもたせるって至難の技です。そもそも2時間ずっとテンションマックスだったらついてこれない人続出すると思いますよ。ずっとクライマックス状態のドラマなんて逆につらいです。
このイベント、タイトルにはブログ論争に意味はあるのかと入っていますが、いざ始まったらブログを書き続けて論争の果てに何か得られるのか、という話は特に無く(笑)、最終的にはイケダハヤトさんは何者なのかを徳力さんとやまもとさんのブログ界の大物2人が何とか解き明かそうとするという形で6割方進行していきました。
イケダハヤトさんの問題意識は、とにかくこれに尽きるようです。
「みんなもっと発信しよう」
そして彼のブログ活動はその実践であるということです。
ずっと平行線というか噛み合ない感じでやまもとさんのパフォーマンスで持たせ続けていたイベントでしたが、最後の最後のどんでん返しでイケダハヤトさんの以下の発言で僕的には全てが1つの線に繋がりましたよ、ええ。
イケダさんは、「多くの人に石を投げられ叩かれている僕の姿を見て、情報発信してもこの程度で済むんだから恐れずに発信しよう」というメッセージを身を持って体現しているらしい。
つまりサンドバッグである。彼はブロガー界の一大イベントで公式に「僕サンドバッグです」と宣言したのだった。
普通そんな姿を見たら、ビビって発信できなくなると考えるのが普通じゃないかと思うのだが、彼はそこが倒錯してしまっているようです。普通逆でしょう。叩かれたいたら痛いし、誰も痛い想いをしたくないよ、普通。
で、メモを取ろうと、iPadを広げて観戦していたのですが、結局僕のiPadに残されたメモはこの一言だけでした。何でしょう、これは。

僕自身は痛いの嫌いなので、マゾヒストの素質はないのですが、マゾ的感情に限らず「苦難に立ち向かう自分」というようなヒロイズムにもある種の被嗜虐性は含まれているものです。そんな困難避けた方が普通は楽なのですが、あえて茨の道を進もうとする人ってのはいますね。そこにはある種の陶酔感というのがあります。
自己犠牲にも他社のために自分を犠牲にする献身に、美徳を感じるという点でそれは被嗜虐性を含んでいるので、マゾヒズムの根底にはそんな感覚もあるんじゃないかと思うんですね。
自分をサンドバッグとして、みんなに情報発信してより良い社会を!というのはこういう事故犠牲のヒロイズムに通じる何かがあるように思います。そしてイケダハヤトさんの最近のエントリーの先鋭化を見る限り、叩かれれば叩かれるほどに「ハイ」になっているように見えます。これは一種のマゾヒズム的な興奮状態にあるんじゃないでしょうか。マゾの快楽の源泉は脳内物質の分泌が活発になることでのアッパー状態が作り出すわけですけど、ソーシャルメディアで大きなアテンションを得ることでもこうしたアッパー状態って感じられますよね。
昨日のイベント中の発言だけでもいくつかの矛盾があったのですが、それも全て叩かれるためだと思えば納得がいきます。彼は文字通り彼の主張の穴に突っ込まれるのを待っている。(発言はすることは罪深いが、誰かが自分の発言でどうにかなっても自分に責任はないとか、なぜ人を笑い者にするか、というやまもとさんに突っかかっているのに、自分も社畜を笑い者にするようなエントリーをしていたりetc)
今朝のこのツイートもなかなかスゴい。これも突っ込まれるために言ってるとしか思えん。ていうか読書のインプットとしての楽しみを捨ててないか、これ。
速読でザクザク読んでるからですかね…。言い換えると、ちゃんと読んでないのです。 RT @nyokinyokki: いつも参考にさせていただいてます。お忙しい中、どうやってこれだけの量の本を読んでおられるのかを知りたいのですが、なにか工夫されていることはありますか?
— イケダハヤトさん (@IHayato) 2013年4月13日
全部隠喩としてのSMであって、彼の性的嗜好を示すものではありません、と念のため申しておきますが、自己犠牲を実践していくうちに、叩かれること自体に快楽を見いだしている可能性はあるんじゃないでしょうか。それがブログやSNSサービスを通じたオープンな場でそれが行われ、四方八方から叩かれた結果、全身が性感帯のようになっているのでは。(あくまで隠喩ですよ)
今後1つ気になるのは、SMってのはハマるとエスカレートしやすいものですが、そのソーシャルマゾヒズムがどこまでエスカレートするかなんですよね。SMプレイの難しい点は、肉体的、精神的苦痛のレベルをどこまでコントロールするかの判断です。イケダさんはその辺どう考えているんだろう。サンドバッグ宣言をしたということはまだまだいけるよ、ってことだと僕は解釈しましたが。
徳力さんも「どこまで燃えるか見てみたい」とか言っていて、かなり嗜虐の心を煽られたようですが、みんなのリミッターが外れれば、どこまでいくんだよ、と。
今年はブログが盛り返す、という意見もチラホラと出てきているタイミングで開催されたこのブログ論争ですが、ブログが盛り上がるきっかけになるんでしょうかね。とりあえず楽しいフライデーナイトでした。
※サンドバッグ発言をどこまで真に受けるのかは難しいところです。本心なのか、追いつめられてポロッと言ってしまったのか、判断しかねる部分もある。けど曲がりなりにもライターとしてメシを食べている以上、その発言から評価するしかないのですが。
あとイケダさんがたまにいう、「やろうと思えばできるけど、やらない」なんてのは「やりたくてもやれない」のと等しく無価値です。書いて初めて何かを問えるんだから。なのであの場でああいう発言をした以上はいろいろ言われるであろうけど、叩かれても平気だ、ということを示して世の中をもっと発言しやすくするという信念を貫くなら受け止め続けてみせてほしいですね。
あとイケダハヤトさんが未熟にも関わらずこれほど注目集めるのがおかしい、と憤慨する方をたくさん見かけますが、アテンションを曲がりなりにも維持し続けること自体、すごいことですし、俳優の世界でもそうですが「スター性」というのは必ずしも実力に裏打ちされたものとは限りません。自覚的だろうと天然だろうとソーシャルメディアのマゾヒストっていう独自のポジション見つけたのなら、それは十分にスターになる資格あると思うんですよ、僕は。
だってそんなん誰にもマネできないでしょ。(したがってこのメソッドで発言者が増えることはあり得ないと思ってる。この矛盾もまた突っ込まれるためか・・・)
最後に。
司会の徳力基彦さん、やまもといちろうさん、イケダハヤトさん、お疲れさまでした。楽しいイベントをありがとうございました。第2ラウンドも是非お願いします。
講談社
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【告知】渋谷真夜中の映画祭のチケット販売開始しました
以前、こちらのエントリーで「 渋谷真夜中の映画祭の中の人やるよ、あ~だり~ (‘Д`)」、と書きましたが、情報が解禁できる状態になってきましたのでお知らせします。
こちらが公式サイト。
渋谷真夜中の映画祭

こちらのムビチケのサイトで前売り券を発売しています。
映画2本見れて、1ドリンクついて2000円だから安いでしょ?カプセルホテルで一泊するより安いですよ。
終電無くなって泊まるとこなくなったら来てくれてもいいですよ。
渋谷真夜中の映画祭 第一夜 -ムビチケ
『渋谷真夜中の映画祭』とは、一言で言うと、ヒカリエでオールナイトで映画見たり、おしゃべりして楽しもうよという企画です。
今回は第一夜ですが、第零夜が1回目でしたので、今回が2回目の開催です。
渋谷ヒカリエが建っている場所には、かつて渋谷パンテオンという1250席もある渋谷最大の巨大な映画館があったのですが、ここが再開発で無くなった時には映画ファンが悲しんだものです。そこの跡地にできた渋谷の新カルチャースポットでも映画のイベントをやって発信していきたいのですよ。渋谷でまだ映画は生きているよ、と。
前回の告知でも書いたことですが、メディア環境が激変していく中でオールドメディアである映画、それも映画館という場所で映画を観る人口は減少傾向にあります。アスキーの遠藤諭さんなどは、戦後最大のメディアの椅子取りゲームだ、と今のメディア環境を説明しておられていますが、娯楽消費の選択肢が異様な勢いで増大していく中、場所も時間も指定される映画鑑賞というのは、それだけで大きなハンデを背負っています。
とはいえ、ならば映画も細切れのマイクロコンテンツ化すればいいのだろうかというと、それは映画の最大の武器である何かを捨てているようにも思うわけです。長時間どっぷりと作品世界に浸れる「体験」が映画の一番の魅力ですから、それ捨ててニコ動やYouTubeに勝てるのか、という話になると思うんですね。いえ、マイクロコンテンツの市場でも積極的に戦った方がいいとは一方で思ってますけど。短編映画の市場とかもっと拡大しねえかあ、とか思ってるわけですが。
真夜中の映画祭ではむしろ逆に振りきってオールナイトのイベントを、映画上映中心として体験を提供します。2時間、3時間の鑑賞体験もいいのですが、むしろもっと長い拘束時間のなかでの映画を中心としたイベントとして仕立てて、より濃密な体験を提供するって形の方がむしろ映画の武器を生かせるかもと考えていたりします。
さて、渋谷真夜中の映画祭、通称「渋マヨ」では2本の映画を上映します。
1つはオリジナル映画『ヒカリエイガ』。これはヒカリエを舞台にしたオムニバス映画でヒカリエの各フロアを舞台にした1エピソードずつの短編映画をまとめたものになります。
こちらの企画に参加していただいた監督は以下の9人になります。
本田孝義(プロローグ&エピローグ)
加藤綾佳(エピソード1:フード)
完山京洪(同2:ビューティ)
堀井彩(同3:ファッション)
加納隼(同4:ライフスタイル)
元気屋エイジ(同5:カフェ・レストラン)
井口奈己(同6:クリエイティブ)
七里圭(同7:ヒカリエ・ホール)
澤田サンダー(同8:シアターオーブ)
ヒカリエイガは、前回映画祭の打ち上げの折に本田孝義監督からの発案から始まり、ヒカリエの1周年記念ということもあり製作が決まりました。
ヒカリエ1周年記念のコンセプトである「ハッピーハプニング」のテーマに沿って各監督が撮っております。
インディーズシーンで活躍する監督から多くセレクトされていますが、東急のような企業によって若手作家にチャンスを与えてもらえるというのは、貴重な機会であると思います。ヒカリエのような施設を撮影に使わせてくれるのも大変ありがたいことでございます。日本、特に都内には撮影させてくれる施設が少ないのです。渋谷のセンター街って撮影許可おりないですからね。スクランブル交差点なんかも海外から来る観光客には大人気のスポットなんですが、映画というコンテンツでそれを利用することも叶わないのです。ロスト・イン・トランスレーションすらゲリラ撮影だったと聞くが、もし本当ならヒドい話だと思います。あの映画のおかげであの交差点の魅力に気づいた海外の人は何人いたのかと。
ですので、渋谷の駅前の大型施設であるヒカリエが、こうして映画製作への理解を示してくれたことはすごく意義のあることだと思っています。
1つはフランス映画『アメリ』。2001年の大ヒットインディーズ映画ですね。これもハッピーハプニングというテーマで公募して、決定いたしました。この映画祭ならではの楽しみ方を用意しようと思っていますのでお楽しみに。
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チケットは以下のサイトで販売しています。
渋谷真夜中の映画祭 第一夜 -ムビチケ
開催日時:4月27日(土)22:00会場、22:30開演
場所:渋谷ヒカリエ8F 「8/」COURT
チケットは2000円。オールナイトイベントとなるため、18歳以下の方は入場できませんのでご了承くださいませ。(_ _)
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