テレビ局が、マジで動きはじめた!〜スマートTVサミットでの日本テレビ・デジタル連携宣言〜
上の記事によると、スマートTVサミット2012で日テレがフェイスブック連携を売りにしたJoinTVを「局として本気で取り組む」という話をしてるらしく、へえ、そうなのかと思い、突如、アメリカでもテレビとフェイスブックの連携の話は去年くらいからいろいろ話があったなあ、と思い。Instapaperで過去記事をあさってみました。
(ネットのこうして過去のアーカイブスを手軽に参照できるところってやっぱり便利ですね。テレビのコンテンツってそうはいかないのが難点)
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Monthly Archives: 5月 2012
ONE VOICE サミットに行ってきました

たまには映像メディア関係とは別の話題を書いてみます。
インターネット選挙運動の解禁を目指す「One Voice Campaign」の第一回のイベント、「One Voiceサミット」に行ってきました。
「One Voice Campaign」に関して前提というか、押さえておくべき点は、ネット選挙運動の解禁を目指すのであり、ネット投票を目指すものではない、ということですね。
(とOne Voice Campaignとはを読んで理解してるけど、あってるよな)
ネット投票はセキュリティや認証の問題もあって、なかなか導入にはコストも手間もかかるものですが、選挙運動にネットを解禁するのは、技術的問題ではなく制度の問題なので、合意があればすぐに実現可能なはずです。
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企業と映像クリエイターの新しいマッチングサービス、Poptent

ポップテントとは、アメリカの映像クリエイター専門のソーシャルネットワークサイトで、映画監督やライター、カメラマンや俳優など、約5万人が登録している、オンラインコミュニティです。
LAタイムスでは、このポップテントをクラウドソーシングの映像プロダクションと紹介していて、このサイトが登録者に提供するサービスは、単なるソーシャルネットワークによるユーザー同士の交流だけではありません。
このサイトでは企業が自社製品のCMの製作を応募することができます。そしてこのサイトの登録者は自分で応募のあった企業CM募集の中から好きな企画をピックアップしてCMを製作します。
企業は多数の応募の中から最も良いものを選び、その制作者に報酬を支払う、というマッチングシステムを提供しています。
クラウドソーシングのような機能も備えているわけですね。
簡単にまとめるとこんなことができるサイトです。
・5万人の映像クリエイター、コミュニティでネットワーク作りができる
・企業はそのコミュニティ上で自社製品のCMの応募ができる。
・ユーザーは、自由にその応募に対して作品を作ってエントリーできる
・自分の作品をアップロードしたり、レジュメを公開したりしてネット上のポートフォリオを作成できる。
さて、クリエイターと企業にとってどんなメリットがあるサービスでしょうか。
具体例を参照しつつ見てみましょう。
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地域活性化は映画の新しい製作意義になり得るか。「まちづくりx映画づくり」のコラボ、ふるさとがえりの試みとは。

公式ポスター
映画製作というのは一般的に大金のかかる、ハイリスク・ハイリターンなビジネスであります。
近年はデジタル化の恩恵を受けて、制作費のコストは多少なりとも抑えられ、自主映画も活発に作られています。
映像作品を発表する場に関していえば、デジタル・オンライン革命の恩恵を受けて(マネタイズできるかどうかを別にすれば)作品発表にかかるコストは劇的に下がっています。
製作に関しては、人的コストやロケーションの問題などまだまだ色々大変な面はありますが、映像作りというのが、かつてと比べて格段に身近に感じられるようになりました。
大げさに云えば映像制作の民主化とでも云えますかね。
映画製作は集団作業であって、多くの人間を巻き込みます。良い映画を作る時には、卓越した才能を持つ監督や、俳優、脚本家などがその感性を多いに発揮できることも重要ですが、それと同じくらい集団を一つの目標に向かっていかにまとめ上げるかも大変重要です。
言い換えると、期間限定のコミュニティ作りのようなものです。
こうした映画製作を地域活性化に役立てようとする動きがあります。
ものがたり法人「FireWorks」は、映画製作を通じた「地域のブランディング」を提唱し、単なる映画のロケ地に留まらない、まち作りと映画作りのコラボレーションを、地域住民を巻き込んだ活動を行っています。
そのFireWorksの最新作である「ふるさとがえり」もまた、阜県恵那市を舞台に、地域の人々が実際に映画作りに参加し製作された作品です。
この映画は「えな”心の合併”プロジェクト」というプロジェクトが母体となり、市町村合併後に、なかなか各ローカルコミュニティの交流が進まない現状を映画製作を通じて打破しよう、ということで企画がスタートしました。
この映画の製作意義として公式サイトにはこうあります。
地域の全面的協力で創るのではなく、地域自身が発信する物語である
従来の映画作りのように、制作会社が、既に決まっている物語を地域フィルムコミッションの協力で制作するのではなく、地域の人々自体が主体となり物語自体の作りこみにも参加をし、メインのスタッフとして、ただの協力ではなく、自分たちの映画として制作に携わることで、本当の意味での地域から発信する映画とする。
地域側からの自立的な映画製作の意義について、この映画の上映会展開のプロジェクトリーダー、五井渕利明さんにインタビューを行いました。
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Twitterとfacebookはいかにテレビ・映画産業にインパクトを与えたか。そしてソーシャルメディアは新しい娯楽の形か。
アメリカのエンターテイメントニュースサイトのハリウッドリポーターがPenn Schoen Berlandというリサーチ会社と協力して、ソーシャルメディアが既存の娯楽産業に与える影響の調査結果を発表しています。
THR’s Social Media Poll: How Facebook and Twitter Impact the Entertainment Industry
リサーチ対象は、13歳から49歳のソーシャルメディアを普段から利用しているユーザー750人。男女比には言及がありません。
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なぜ津田大介は東北にコミットし続けるのか。映画レビュー「おくの細道2012」

Via http://okuno-hosomichi.tumblr.com/
震災から一年が経過して、被災地以外の地域では平穏な暮らしがもどりつつあります。原発稼働がゼロになったり、夏の電力がどうなるとか、問題が山積していますが、とりあえず人々の生活から震災は消えつつある。
それはそれで喜ばしいことかもしれません。平和が一番に決まってますからね。
しかし、被災3県ではまだまだ復興の途上であり、多くの支援が必要としています。地元の人々だけではなく、より多くの人のコミットがなければ復興は終わらないでしょう。
このドキュメンタリー映画は、津田大介率いるネオローグの一向が、震災から間もなく一年になろうとしている東北地方を取材した際の記録です。元々はインターネットや音楽著作権を専門としていたジャーナリストである彼は、一時の盛り上がりに終わらず一年経った今でも東北取材を続けコミットを続けています。
震災前、あるいは震災後に津田氏がそこまで震災問題と原発問題に深くコミットすると思っていた人はいるんdしょうか。震災問題は彼の経歴からするとあまりイメージできないし、「ブーム」が過ぎたらまた元のソーシャルメディアのコメンテーターなどの仕事に戻るだろうとみんな思っていたんじゃないでしょうか。無論そういう仕事もしていますが、東北取材と原発問題は現在の彼にとってかなり大きなウエイトを占めているように見えます。
この映画は一見多くを語らないのですが、そうした津田氏の「変化」を念頭に置いておくとより情報量の多い作品として楽しめるかと思います。
なぜ彼は変化したのか、そしてコミットを続けるのかのヒントがこの映画には隠されています。
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アメリカのリアリティ番組における番組とソーシャルメディアを繋げる試みと、新たな広告効果指標。
前回のエントリーで、イギリスのリアリティ番組におけるソーシャルメディアの活用例を紹介しましたが、今回はアメリカの例を見てみたいと思います。
プロダクトプレイスメントを用いた番組は日本でも増えていますが、アメリカでもそれは同様。特に最近のテレビのリアリティ番組にはプロダクトプレイスメントが多すぎると感じている人も多いかもしれません。視聴率をベースにしたCM料はやはりアメリカでも日本と同様、現象傾向にあり、新たな収入源探しに放送局もやっきになっているわけでそんなことになっているわけですが。
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スコセッシによる映画を楽しむお祭り。「ヒューゴの不思議な発明」

Via http://www.hugo-movie.jp/
巨匠マーティン・スコセッシによる映画トリックの創始者、ジョルジュ・メリエスへのオマージュ映画ですね。
巨匠が3Dに挑んだ、という点でも話題を集めていましたが、この映画が3Dを使って作られたのは映像技術もここまで進化した、ということを示す心意気のような感じで、
それはメリエスへのオマージュであるこの映画には、ある種必要なことだったんだろうと思います。
しかし、ヴェンダースのPinaほどには3Dによる表現の可能性を追求しているというわけではない。
この映画が3Dである必然性は、半分あって半分ない。
別に必然性がないと、3Dで作ってはいけないわけでは全然ありませんけど。
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イギリスのテレビのセカンドスクリーン活用の試み。3つのリアリティ番組に見るソーシャルメディアとの連携例
いつもアメリカのテレビや映画の事情を調べることばかりなので、たまにはヨーロッパの事情も見てみようと思います。イギリスでのタブレットやスマートフォンを利用したテレビとソーシャルメディアの連携例を紹介してみます。
タブレットやスマートフォンの普及によって、それらをセカンドスクリーンとして活用しようという動きが広がっている。放送業者たちはここのところ少しずつセカンドスクリーンをどう活用してくべきかの試みをし始めていたが、今期、いくつかの番組が一歩進んだトライをしている。
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映画レビュー「オレンジと太陽」

公式サイト
かつてのイギリスは、高福祉国家として名高く、「ゆりかごから墓場まで」という有名なスローガンが示す通り、国が生まれた時から死ぬまでの安全を守る、というのが国としての政策だったわけです。
しかし、当然高福祉社会は支出がハンパないので、国家財政の破綻の危機に見舞われたイギリスは「鉄の女」サッチャーによって、新自由主義経済の緊縮財政・自己責任奨励の国へと姿を変えました。
ゆりかご、というからには生まれて来る赤ん坊のころから幸福の自由を保証するための制度がイギリスにはあったわけですが、かつてイギリスの名匠ケン・ローチは、このイギリスの児童福祉政策の闇を「レディバード・レディバード」という、実話を基にした映画で描いています。
情緒不安定な母親マギーは、そのせいで母親不適格とみなされ生まれたばかりの赤ん坊を強制的に取り上げられてしまうのですが、一度不適格と行政に見なされれば、何度も同じ目にあい、最終的には6人もの子供を強制的に取り上げられてしまい、面会すれ許されない。虐待の可能性のある親から人道的見地から子供を守るという名目で行われた非人道的な政策の矛盾を見事に描いた作品でした。
このケン・ローチの息子であるジム・ローチの長編映画デビュー作である「オレンジと太陽」もそうしたイギリスの福祉政策の黒い歴史を描く作品です。ケン・ローチという名前は現在の世界の映画界でも特別な名前の一つで、同じ姓を持って映画を作るのは相当なプレッシャーもあるとは思うのですが、全く名前負けしていない素晴らしい作品です。
これだけの仕事の出来る人間を、名匠の息子、という風に紹介するのも失礼かもしれません。
とはいえ、父親の作品の影響を受けていないということもなく、このような社会の矛盾に晒され苦しんだ人に焦点をあてる姿勢は父親譲りでもあるでしょう。デビュー作なので、こうした枕詞がついてしまうのは宣伝の都合上しかたがないでしょうが、次回作から「オレンジの太陽のジム・ローチ」と堂々と書けるでしょう。素晴らしい作品でした。
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