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Vimeoで公開された8分の短編CGアニメをFOXが長編映画化へ。

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ハリウッド・リポーターの記事ですが、FOXが動画共有サイトVimeoに投稿された8分の短編CGアニメーションの長編映画化権取得のために交渉中と報じています。

その作品はRuinという短編映画で、荒廃した近未来のアメリカのどこかの都市が舞台となったSF作品。文明の成長が止まっているのか、緑が高層ビルや高速道路を覆っており、人間の気配が一切ない世界となっています。登場人物は外見は成人男性ですが、人間ではないようで、おそらくロボットのような存在と思われます。

この短編アニメは無料でVimeoで公開されています。7/25日時点で140万回以上再生されています。非常に質の高いCGアニメとなっています。主人公の乗ったバイクと戦闘機のような飛行物体とのチェイスは迫力のある作りになっていますし、トンネル内のシーンの光の使い方も上手いですね。冒頭の水のシーンもすごくリアルに出来ています。
きっこさんに見せたら間違いなく実写と勘違いするレベル。


こちらはバイクでのチェイスシーンのキャプチャ。

是非フルスクリーンにしてご覧下さい。台詞がないので字幕もありません。

監督はWes BallというCGクリエイターで、監督経験は学生時代の短編作品のみのようですが、ヴィジュアルエフェクトのスタッフとして多くのテレビ作品に関わっている方です。スタートレックのメイキングの制作等にも関わっているようです。
imdbのプロフィールで見ても、ほとんど無名の存在に近いですね。監督として長編映画を作ったこともないし、テレビ作品のスタッフ経験のみ。そうした仕事に携わるかたわらでコツコツ2年かけてこの短編アニメーションを制作したそうです。

この短編を見いだしたのは、McGというFOXテレビのプロデューサー。最近ではリュック・ベッソンのニキータのテレビ版のプロデューサーとして知られています。さらに制作陣にはスターウォーズ エピソード2 クローンの逆襲にシナリオに関わったメンバーも加わる予定とのこと。

業界内でのポジション争いにあくせくするのではなく、インターネットを使って自身の作品をこうして発表した一本釣りを狙うというのもこれからのクリエイターの生き方として良い参考になりますね。

VimeoもYouTubeも日本のニコニコ動画そうですが、こうして動画プラットフォームは新しい才能を見つける場になりつつありますね。実力さえあれば、作品を発表するチャンスはいくらでもできる、良い時代になったものです。

他にも彼の手がけたCG作品を以下のサイトで見れます。
http://www.oddballanimation.com/our-work

Vimeoのページでも多数の動画を公開しています。
http://vimeo.com/oddballanimation

ソース:Fox Negotiating to Pick Up Animated Short Film ‘Ruin’ for McG-Produced Feature (Exclusive)

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