[PR]

TV番組のキャプチャを手軽に共有できるアプリ、Quipsは視覚情報でセカンドスクリーン体験を豊かにする

[PR]

アメリカのアプリなので、日本のTV番組には対応していませんが、こういうTVの楽しみ方もありですね。

アメリカのソーシャルTVアプリを作ったMisoがリリースした新しいアプリ、QuipsはいうなればTV番組の瞬間をPinterstやTumblrのようにキャプチャとして共有できるアプリです。自分の好きなTV番組を登録しておき、エピソードを選択すると、その番組のあらかじめ用意されたキャプチャ写真を選択して、コメントをつけて投稿・共有できるというアプリですね。友人や趣味の会うユーザーをフォローして、その共有したキャプチャを楽しんだりいいねしたりコメントしたりできます。

Twitterとフェイスブックへの同時投稿機能も付いています。

あらかじめ共有可能な瞬間はすでにアプリ側で用意されているので、自分でTV番組を切り取って共有ということはできませんが、あらかじめ用意されているので、手軽に番組をキャプチャつきでオススメしたりするのに適していますね。

実際に使ってみました。日本からでは番組をリアルタイムに視聴はできませんが、各番組のエピソード毎にキャプチャ写真はずっと残っているので、アプリで楽しむだけなら日本からでも利用可能です。

アプリを立ち上げ。利用にはフェイスブックアカウントが必要です。


ホーム画面。フォローしているユーザーの共有した番組のキャプチャがコメントを一緒に並びます。

画面を右側にスライドさせるとメニューが出てきます。まずは好きなTV番組を見つけて「My Shows」に登録しましょう。

番組名で検索可能。下にスクロールするとトレンド一覧もありますのでそこから登録してもオーケー。
登録した番組は「My Shows」で以下のように閲覧・管理ができます。

検索してみるとかなりの多くの番組がすでに利用可能になっていて、現在放送中の番組だけでなく、フルハウスなどのかなり昔の番組もありますし、ドラマ作品も過去のシーズンも網羅していました。このデータはどこから生成してきたんでしょうかね。日本の番組ではこんなアーカイブスってどこかで利用可能なんでしょうか。

The Cosby Showなんて80年代の番組もありました。しかもシーズン1から8まで全て網羅してました。もちろん各シーズンの全てのエピソード揃ってます。

こういうアプリを企画したとして、こうしてデータをこんなにたくさん引っ張ってこれるってのがスゴいですね。日本で同じことやろうとしたらアーカイブスや権利の問題でものすごいハードルが高いのではないだろうか。。。。

さて、レビューを続けます。
各番組のエピソードを選択すると共有可能なキャプチャ一覧が表示されます。

サムネを選んでタップすると、コメントを入力する画面がこのように立ち上がります。日本語も打てました。

フェイスブックではこのように共有されます。デフォルトでの公開範囲は「友人まで」になってました。気が利いてますね。アメリカではフェイスブックの公開範囲は友人までか、その友人までが基本ですからね。

リンクをクリックすると、このように僕の投稿したキャプチャが見れます。
右下のうっすらと著作権を示す「C」のマークが入っていますね。
South Park, Obama Wins! | Quips

フォローしているユーザーのキャプチャにコメントしたり♡ボタンをつけれるようになっています。
さらに右上のボタンをタップすると、この番組の共有可能なキャプチャ一覧に飛んで、自分もお気に入りのキャプチャを投稿できるようになっています。

アプリは、非常にスムーズに動作し、ストレスを感じることなく使用できます。今のところ広告も一切入っていません。各テレビ局のスポンサーの広告かCMのキャプチャでもサムネの一覧に一緒に置いておけば、面白い写真なら手軽に共有してもらえそうな感じがするので、TV番組側もスポンサー側もメリットがありそうですが、今後どんな風にマネタイズしていくつもりなのか興味深いですね。
キャプチャがTwitterやFBで拡散して、番組の宣伝になるだけでも十分メリットにはなるでしょうが、そこから一歩踏み出した収益構造も作れそうな気がします。タイムラインに無理矢理広告を挟むよりも自発的にユーザーがシェアしたくなるようなキャプチャを用意してくれれば、広告効果をつくれそうな気がします。

TVと一緒に楽しむアプリとしてこれはなかなか面白いな、と思います。TwitterなどでTVと同時視聴を促す仕掛けやアプリはいろいろ出てきましたが、基本的には文字情報だけがソーシャルメディアで共有されます。これは視覚情報を一緒に共有できるので、より強い導線になり得るんじゃないでしょうか。

TV番組の瞬間をツイートボタンを押す程度の感覚で共有できるのはなかなかに楽しいですね。
ソーシャルTVなど、テレビ局側も新しい視聴体験を追求しようという動きが盛んですが、やはり映像メディアですから、視覚情報をもっと上手に活用できるともっと楽しくなりそうですね。

Quipsは以下のリンクからダウンロードできます。
Quips for iPhone, iPod touch and iPad on the iTunes App Store

[PR]