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2012年アメリカとドイツでは映画興行収入が過去最高を記録したらしい。一方日本は。。

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large__4565733952日本では映画館の客離れの話題が少なからずありましたが、アメリカとドイツでは2012年は過去最高の興行収入を記録したそうです。

2012年、米国の映画興行収入は史上最高記録に・・・ : ニューヨークの遊び方

German Box Office 2012: Record Set – The Hollywood Reporter


アメリカではまずアベンジャーズが歴代の興行収入でアバター、タイタニックの次ぐ成績を収めるほどのヒット。これがチケット料金の高い3Dであったことも大きく影響したでしょう。ちなみにもう1つのアメコミ・ブロックバスターだったダークナイト・ライジングも歴代興行収入で7位という成績。前作のダークナイトは4位だったのですが、シリーズ3作中、2作品が歴代興行収入ランクに2つもランクインという快挙です。スターウォーズ以来ですね。

そのアメコミ2作に続いたのがハンガーゲーム。日本では全くあたりませんでしたが、原作小説人気と衝撃的な設定が受けましたね。ダークナイトもそうですが、この手のダークファンタジー系の作品がアメリカでは近年人気ですね。

ダークナイト・ライジングもハンガーゲームも大変素晴らしい作品でした。どちらも社会の深層を抉るような作品でした。

さて、ドイツの方では、ホビットやスカイフォール、そしてフランス映画「最強のふたり」のヒットが興行収入好調の要因となったようです。
ホビットは3D作品ですので、チケットも割高ですが、スカイフォールや最強のふたりは2D作品。2D作品がむしろ牽引したということは延べで鑑賞した人数自体が多かったということでしょうね。

ちなみみスカイフォールが8300万ドル、最強のふたりは8200万ドルの成績をあげる大ヒットです。ああいう人間ドラマがここまで支持されるのはすごいですね。しかもフランス映画。最強のふたりは日本でも15億円を超えるヒットを飛ばしましたが、ドイツではもっと全然稼いだんですね。

日本の2012年の興行収入の発表はまだありませんが、大きく落ち込んだ2011年とベスト50の成績を比較すると、2012年もかなり厳しそうな感じですね。。。

2011年の興行収入ランキング

2012年の興行収入ランキング

今年は映画館の閉館のニュースも多く。シネコンの増加にも頭打ちの傾向が見られます。映画館でコンテンツを消費する体験の価値をきちんと伝えることができないとますますじり貧になってしまいますな。。。

【photo credit: Grant MacDonald via photopin cc

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