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映画レビュー『地獄でなぜ悪い』血生臭い極上ポップコーン映画。

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ブルース・リーが出てきているので、この映画は「考えるな、感じるんだ」の精神で挑まないといけません。難しいこと、真面目なこと考えるのダメ、絶対。

園子温監督の最新作『地獄でなぜ悪い』は、自分を狙うヒットマンたちを殺した罪で10年間服役した妻の夢を叶えるために、娘主演の映画を制作しようとするヤクザの親分の物語。そこに映画バカと気弱な青年が巻き込まれる。映画の内容はなんと敵対する組の殴り込みをそのまま撮影してしおうというとんでも企画。でも映画バカはバカなので大興奮。最高の映像が撮れると映画の神様に大感謝。かくして本物の殺し合いのなか映画の撮影が始まり、日本刀振り回した流血祭り。

監督もご自身で仰っている通り、「ビールかコーラとポップコーンと一緒に何も考えずに楽しんでください」とのことなので、まあおもしれえから見ようぜ!としか言えませんよ、ええ。

Body
いつかすごい映画を撮ることを夢見る若者達のグループ「ファックボンバーズ」30近くになってなんの成果も挙げれず、チームは分裂の危機に瀕していた。
一方、ヤクザの組長・武藤は10年前自分を狙ったヒットマンたちを次々に惨殺し、自分を救ってくれた妻・静江の出所を間近に控えていた。2人の間には1人娘のミツコがおり、子役としてCMで活躍していたところを自分らの不祥事で降板となったことを悔いていた。静江の夢はミツコが芸能界で成功すること。そんな妻の願いを叶えたいために武藤はミツコ主演の映画を画策する。
しかし、肝心のミツコは役が気に入らないと、男と逃亡。その男もミツコの家系にびびってミツコから逃亡。ミツコはその男に復讐を果たすが、途中で強引に巻き込んだひ弱系男子・公次と一緒に父親の部下に連れ戻される。このままいくと公次は殺されてしまうため、見かねたミツコが機転をきかせて「この人は映画監督なの」と嘘をつく。しかしその嘘を想いっきり信じた武藤は早速映画撮影の準備を初めてしまう。映画制作の知識など何もない公次は逃亡するが、逃げ切れるわけもない。そんな公次の救いの神として出会うことになるがファックボンバーズの面々だった。
ファックボンバーズのリーダー、平田は遂に映画の神がオレに微笑みかけた、と大喜び。相手がヤクザでもおかまいなしに自分のビジョンを映像化しようとやっきになる。しかし、脚本はないし、スタッフはヤクザで素人。組長の武藤は敵対する組への殴り込みをそのまま映画にしようという提案する。それに対し平田はならば相手にも撮影協力要請しようとわざわざ相手の組へ乗り込み、ボスの池上に会いに行く。このすっとんきょうな要請に池上は軽く応じてくれる。実は池上はミツコは過去静江に殺されかけたときにミツコに生きる勇気をもらい、以来大ファンなのだった。愛情たっぷりの顔芸を披露する池上の快諾も得られ、ついに本物の殺し合いの映画撮影が幕を開ける。。。。

登場人物ほとんどがバカである。でも何かに超一生懸命なんだよ。もうね、好きな奥さんのために命がけで映画作るとかね、すごいですよ。
本物の殺し合いと知っていてもなお映画撮りたいとかヤバいですよ、それもう。胸が熱くなるにきまってるじゃないですか。
バカなことに命かけたり、人生かけたりするバカってホントに輝いてますね。

一面血の海の床を華麗にスライディングを決める幼女かっこいいし(俺もアレやりたい)、二階堂ふみの恋人役なんてうらやましい(殺されてもいいから俺もやりたい)、カメラをレールに乗っけて移動撮影しながらマシンガンぶっ放すとか最高すぎる(アレもやりたい)。

そして最後は「お前すげえな。死んでもフィックスかよ」とか言われながら死んでいきたい。

堤真一はめちゃくちゃ面白いし、二階堂ふみが超絶可愛いし、長谷川博巳は鬱陶しくも愛らしいし、キャストみんな輝いてました。シネスコのワイド画いっぱいに飛び散る流血まぶしかった。。。。めちゃくちゃ面白かった。。。。

※この映画、BD特典にはぜひファックボンバーズの作品を収録してほしい。そしたら絶対円盤買いますよ!

公式サイトはこちら。
映画『地獄でなぜ悪い』公式サイト

予告編はこちら。

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