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中国のソーシャルTV事情

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昨日、中国の映画事情について書いていたら、中国のテレビ事情も知りたくなったので、半分メモ気分で書き留めようと思います。

目に留まった順でいろいろ書き留めているうえに、中国語は読めないのでソースは英語のみ。ですのでこれでもって中国のテレビ事情を俯瞰できるということでもないですが、一端でも雰囲気がつかめれば。

Sina Offers Web TV Service to Win China Social Networkers – Bloomberg(2012/7/13付け)

SinaはウェブTBサービスの提供を計画中
昨年の記事ですが、拾っておく。
中国最大級のポータルサイトを運営するSinaは、テレビとソーシャルメディアを連動させたサービスBestTC New Media Co.との提携で開始することを、上海のイベントで発表。
新サービスはテレビ産業のパートナーたちとアプリケーション開発者にとって魅力的なものになるだろうとのこと。

中国版ツイッター、Weiboを用いたサービスのようです。ツイッターと同じくリアルタイム性がつよく、やはりリアルタイムメディアであるテレビとの相性がいいので、新たな広告サービス創出のために米国のツイッターと同じくテレビ向けにサービスを始めているようです。

China’s Social Media Landscape 2013 – CIC CEO on Social TV, WeChat, and More | ClickZ

2013中国のソーシャルメディアの概況。ソーシャルTVについても触れられているいます。

CSMレポートによると、ソーシャルメディア上のバズとテレビの視聴率には重要な相関関係が見られるとのこと。
特に中国ではドラマとバラエティ番組に関す言及が特に多いとのこと。多くの番組がWeiboに公式アカウントを作り視聴者と積極的に交流したりもしているようです。Weibo上でマイクロインタビューなどを実施してその結果を番組内容に反映したり、マイクロライブショーなどをWeiboユーザー向けに提供したりしているとのこと。

日本やアメリカでも似たようなことはやっていますね。ドラマが最も上位にくるのは結構以外かも、ドラマ作品はリアルタイムに見る必要性は、スポーツ中継などと比べて低いので、よほど人気がないとバズりにくかったりしますが。

そのほか、Netease/163.comというモバイルアプリのついても紹介しています。これはテレビ番組についての議論のプラットフォームのようですね。Weiboやこうしたアプリがソーシャル上でテレビについてのバスを促進しているとのこと。
しかし、全体のボリュームとしてはまだまだ少なく、ソーシャルTVは中国においてはこれからだろうと結論づけてます。

The way we consume media has shifted from being family-oriented to personality driven. And China is no different.

こちらでは上海に拠点を置くDragonTVというチャンネルで放送された番組のソーシャルメディアでの言及のボリュームをグラフ化しています。北京五輪が当然一番多くなりますね。やはり国中を巻き込むリアルタイムイベントですし。

こちらの記事では、中国もアメリカなどと同様、視聴者はただ座ってコンテンツを享受するだけでは満足せずに、積極的に参加したり、意見を言い合い、双方向性のやり取りを志向するようになってきているよ、と結論づけています。

まあ、中国でもテレビはソーシャルメディアとの相性がいいという認識は広がりつつあって、いろんな連携を模索している状態でしょうか。

また何か見つけたら追記します。

その他参照ページ
China Dragon TV leveraging social media – Kantar
CIC – Internet Word of Mouth – 中国领先的专业从事互联网、社会化媒体以及网络口碑(IWOM)研究的咨询公司

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