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スパイダーマン2の海賊版防止の予告編のポジティブなメッセージの出し方が映画泥棒と真逆でいい感じ

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こういうコンテンツ連動でメッセージを発した方が効果高いんだろうなあ、と思うんですよね。しかもポジティブなメッセージを伝えてるし。

日本では映画の海賊版防止のために、上映前に映画泥棒のCMが流れるようになって、物議をかもし続けてはや数年で、ついにはキャラクターグッズが発売されるに至り、なぜか変な感じで人気者になっておりますが、イギリスでも海賊版防止のために特別映像を制作しているようです。

でも日本とはメッセージのポイントも伝え方も全く違いますね。
イギリスではスパイダーマン2と提携して、海賊版防止を訴える予告編を公開しています。「MOMENTS WORTH PAYING FOR(支払う価値ある瞬間)」と題したキャンペーンの一環でこんな予告編を作っています。

スパイダーマン2の各シーンとそれを映画館で見て感動するお客さんの顔をインサートして、最後にFind Any Filmという合法的に視聴可能な映画を検索できるサイトを紹介して、ネットで映画を見る時はここで探してね、と合法にネットで視聴できる方法に誘導しています。

盗撮すると捕まるよ、というネガティブメッセージを発するのではなく、お金を払って見るほど素晴らしいものがあるよ、というポジティブなメッセージにしています。日本のあれはキャラが立ってると言えばキャラが立っていますが、お金を払って見に来てくれたお客さんに対して脅迫をしているようなものですね。ただ犯罪ですって言うだけですし。どうやったら便利に見れるのか教えてくれてもいいじゃない。

他にも映画館のマナーを伝える映像も映画館では流れますが、ああいう映像を不快に思ってるお客さんもけっこういたりするんですよね。各社それぞれ工夫してますが、
劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語では、物語シリーズのキャラクターが映画館の上映マナーを伝える特別動画を併映していましたが(しかも週代わりで違う映像でしたね。よく作ったなあ、と思いました)、何かを伝える際にもコンテンツと連動させてなるべくお客さんに気持ちよくなってもらう手段をもうちょっと考えてほしいなと思いますね。

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