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ソフトバンクが中国の投資グループとともにデジタル・ドメインの株を取得。狙いはVR開発か

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ソフトバンクが、中国の投資グループCITICとともに、VFX会社の大手デジタル・ドメインの株を取得した。

SoftBank, China’s CITIC Invest in Digital Domain | Variety

今回の株取得率は3%程度だが、デジタル・ドメインは「戦略的な投資家たち」と評している。ソフトバンクの投資は、ソフトバンク中国ベンチャーキャピタルを通じてなされるとのこと。
デジタル・ドメイン側は、今回得た投資額を一般的な運営資金とメディア・エンターテインメントのセグメントに充てるとしているが、ソフトバンクやCITIC側の主な興味はVR側にあるのでは、とのこと。
CITICのエグゼクティブ・ディレクター、Pu Jian氏は、グローバル史上、とりわけ中国の巨大市場において、今後VRは大きなポテンシャルを秘めている、VRテクノロジーの開発をデジタル・ドメインとともに発展させることができて光栄だ、と語っている。

デジタル・ドメインは、ドリームワークスと提携し、シュレックやカンフーパンダのVRの製作を発表している。自社で、毎秒75フレーム、8KのVRカメラ「Zeus」を開発したりもしていて、VRはかなり力を入れている分野でもある。

現在は香港の会社の傘下でもあり、カンフー・パンダという中国市場で強いIPのVRを製作するデジタル・ドメインは今回の投資でますます中国との関わりを強くすることになりそうだ。

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