[PR]

ポーランドの巨匠、アンジェイ・ワイダ監督死去

[PR]

ポーランドを代表する映画監督、アンジェイ・ワイダ氏が亡くなられたそうだ。享年90歳。
アンジェイ・ワイダ監督死去=ポーランド:時事ドットコム

アンジェイ・ワイダ監督は、1950年代から一線で活躍し続けたポーランドの巨匠。第2次大戦中やその後の共産主義下におけるポーランドの悲劇を一貫して描き続けてきた。1955年「世代」、1957年「地下水路」、1958「灰とダイヤモンド」の抵抗三部作で世界的に知られるようになり、ポーランド派の代表的監督となる。1977年には「大理石の男」でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞、1981年「鉄の男」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した。
共産主義化で反体制的な内容の作品を作り続けたことで、国内で上映禁止処分を受け、一時フランスで活動していた時期もある。遺作は2013年の「ワレサ 連帯の男」。ポーランドの自由民主化のためにたたかった指導者レフ・ワレサを映画化したもの。

「灰とダイヤモンド」で、酒にライターで火をつけ仲間を弔うシーンは、映画史に残るカッコ良いシーンだった。ご冥福をお祈りいたします。

灰とダイヤモンド [DVD]
灰とダイヤモンド [DVD]

posted with amazlet at 16.10.09
紀伊國屋書店 (2012-08-25)
売り上げランキング: 82,096
[PR]