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「美女と野獣」4つの映画を比較する

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SPICEに「美女と野獣」の4つの映画作品の比較記事を書きました。

 『美女と野獣』は時代とともにどう変化してきたのか 4つの映画化における主人公・ベルの描き方から推察する | SPICE – エンタメ特化型情報メディア スパイス

「美女と野獣」は4つどころじゃなく、何回も映画化されていたりしますが、ここではエポックメイキングな4本、1946年版(ジャン・コクトー監督・仏)、1991年版(ディズニーアニメ版)、2014年版(クリストフ・ガンズ監督・仏)、そして2017年版(ビル・コンドン監督・米)を取りあげて、主人公のベルのキャラクターがどのように変化しているかを比較しています。

46年版とかですと、ベルは受動的でイジワルな姉に虐げられてたりもするんですが、女性の社会進出が盛んになった90年代には、ベルは自らすすんで行動するヒロインに変わっていってます。ディズニーのアニメ版が今日、一番有名ですが、「美女と野獣」の本家はフランス。そのフランスが「美女と野獣」を取り戻すといって作った2014年版でも、やはり時代を反映してか、ベルは強い女性として描かれています。

そして2017年版では、より広く見た人をエンパワーメントするような描写がたくさん入っています。同性愛描写しかり、ベルの発明家気質しかり。

 
時代の変化に合わせて、中味が変わっていってるのを見比べるとみると、いろいろ見えてくるものがありますね。もちろん4つとも、映画として非常に面白いですよ。
 

美女と野獣 (字幕版)
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