小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評を書きました

hotaka-sugimoto 2019年9月10日

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　リアルサウンド映画部に『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の小説レビューを書きました。

　唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”｜Real Sound｜リアルサウンド映画部

　原作小説は、全部で3巻刊行（上巻・下巻・外伝）されていて、現在、公開中の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝－永遠と自動手記人形－』の元となるエピソードは「外伝」に収録されています。この記事では特定のエピソードについてではなく、小説全体の魅力について書いています。

　映画の「外伝」つながりで言うと、雪が手に舞い落ちて溶ける描写は、小説のエピソードの一つ「囚人と自動手記人形」からの援用ではないかと思います。似たようなシーンがあるのです。その他、印象的な描写をいくつか引用しながら本書の素晴らしさについて語っています。玲瓏（れいろう）という言葉はまさに主人公を表すのにぴったりな言葉だなと思いました。

　原作もアニメに負けず劣らず美しい作品です。現在、入手困難な作品でもあるのですが、手にする機会があったら是非読んでください。