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BLOGOSにコロナ禍の映画館のあり方について書きました

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 BLOGOSさんに書き下ろしで映画館の今とこれからについて書きました。

 新型コロナの時代の映画館はどう変わる?文化を守りニューノーマルを作るために必要なこと – 杉本穂高

リアルサウンド映画部にも同様のテーマで書いたことがありますが、BLOGOSさんは映画の専門媒体ではなく、読者層もRS映画部とは異なるという想定で、映画館の感染症対策など基本的な部分をよりわかりやすく、映画館で映画を見ることの意義がより広くイメージしやすいような内容を心がけました。

 映画館の換気の話などは重複する点ですが、こういう媒体でこのことを書くことは、専門媒体で書くこと以上に大切なことかなと思っています。映画ファンならある程度は知っていることでもあるので、本来は一般層に向けてアピールしないといけないことですから。

 RS映画部では、映画館に見に行くことの意義を「有限性」をキーワードにデジタル・デトックス的なことを書いていますが、今回はもっと一般的にイメージしやすいようにと、飲食店に例えています。レストランでわざわざ外食するのはどうしてか、同じ食材の同じ料理でもテイクアウトとはやっぱり違うよね、ということで同じ映画でも、自宅視聴と映画館はやっぱり違うよね。それが豊かさだよね、みたいな。日本人は食べるの好きなので、食に例えるとわかりやすいかなと思ったというのもあります。

 ちなみにこの原稿は7月上旬に締切だったので、構成など考えていたのは主に6月下旬くらいです。その時の情報と感性で書いています。舞台クラスターなどが出る前、『今日から俺は』が大ヒットする前の感性で書いているということです。今書いたらまた少し違った内容になると思います。コロナの話は一週間単位で感覚が変わっていく気がするので、いつ書くかによって内容がかなり変わるだろうなと思いますね。

以下構成とメモです。わりと雑多にネタを広げて、そこから取捨選択していったことが伺えます。最初は映画館だけでなく、製作現場や配給の話も盛り込もうと思っていたっぽいですね。映画の専門媒体でないので、どこを一番に伝えるべきなのか、逡巡している感じあるな。
 
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映画館の今後について

注意点
映画専門メディアではないBLOGOSへの掲載であることを意識する。
読者層は玉石混交だろう。だからこそ、専門媒体に書く以上に重要度が高いかも。

誰もが利用経験のある飲食店で例えるとわかりやすいかも

リスクの分散を映画館は考えていたか

林伸次 居酒屋やバーは消えてゆく|特別寄稿「 #コロナと日本人 」|文藝春秋digital https://bungeishunju.com/n/n51cf1a672b2b
それに加えて、ビジネス慣れしていない事業者たちは、飲食以外のサイドビジネスを考えていませんでした。インターネットの活用も考えていなかった。それも大きなダメージになりました。
普通の会社であれば、ビジネスが大きくなり始めると、いざという時に総倒れしないように、リスクを分散しますよね。例えば、インターネットで地方に料理セットを売ったり、シェフや料理人が料理教室や講演の配信を始めたり。コロナは、そういう準備をしていた飲食店がほとんどなかった事実を浮き彫りにしてしまいました。

 

映画館の感染予防ガイドライン
https://www.zenkoren.or.jp/news-pdf/0514_COVID-19_guideline.pdf

興行場の構造設備及び衛生措置の基準等に関する条例 http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g101RG00000874.html

興行場法 https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC0000000137#1


この辺の話を深くしても難しすぎるか。

 
小冊子『熱風』 – スタジオジブリ出版部 http://www.ghibli.jp/shuppan/np/
特集/コロナと映画
【座談会】
市川南×藤巻直哉×依田謙一×石井朋彦×鈴木敏夫
映画館で見るという行為がいつも中心にあって、
そここそが映画の魅力なんだと思います

 

「ロケ撮影支援における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を策定 – ジャパン・フィルムコミッション|Japan Film Commission https://www.japanfc.org/news/20200625_1.html

ワンデーフリーパスポート:イオンシネマ https://www.aeoncinema.com/cinema/info/l3/Vcms3_00016549.html
 

東京一極集中の分散はあるか。
製作、配給はほとんどが東京にある。東京で封切った作品を遅れて全国に、という慣習を柔軟にしていく必要
 
 

必要な情報
・全興連のガイドライン
・映画館は感染症をそもそも厳密に行っている
・実際に今の映画館で行われていること
・TOHOシネマズの支配人の言葉、「対策していることを見せることが大事」自分の記事から引用
・そもそも、まだ映画館が再開したことを知らない人も多い、GEMスタンダードから 
換気が良いことを知らない人も多い。ゆえに周知の姿勢をもっと打ち出す必要がある GEMから https://gem-standard.com/columns/316
・ミニシアター・エイドを始めとする民間からの支援は多くの関係者を勇気付けた。だが美談で終わっていはいけない。より基盤の安定した財務状況をしっかりと作り、文化を守る体制を、行政支援含め確立する必要がある。

行政支援を求めることについて、それが利権誘導だと思われないために、どんな風に工夫すればいいのか。(これは別の記事で深く掘り下げないといけないのかも。今回はややトピック外か)

今後の課題
・ビジネス的なリスク分散をどう考えていくか
・今回行われた取り組みをさらに発展させ、映画館の副収入を生み出すやり方を考えること
・配信との共存をしっかり意識すること
・いつも東京ファーストでいいのか。柔軟な配給戦略を立てる必要。。。専門業界が考えるべきことかも。

 
配給会社、製作現場はどうなっているのか。
・配給:大作を出しあぐねている。そんな中東宝がジブリを出してきた、熱風から引用
・製作:再開し始めたが内容の見直しも迫られているか。

海外では
・ユニバーサルとAMCの対立

 
映画館のようなビジネスは終焉を迎えるか。
・迎えないのではないか。スペイン風邪の後の劇場例(ジブリの熱風から引用)
人間は群れて生きるもの
・映画館がなくなるというのは早計。しかし、魅力が何なのかを言葉にして伝える努力はこれまで以上に必要になる
・オンラインにこれまで以上に接続してみて、オンラインでできること、できないことがこれまで以上にはっきりしてきたのではないか。オンラインでできないことを映画館などの場所ビジネスはどう意識するのか、その魅力を高めるためにどうするのかを議論していくことが必要だ
  

構成案
Point3つ
・今の映画館で行われている対策
・今後の課題
・映画館ビジネスは終わらない。しかし、価値を伝える努力は今以上に必要だ。

※専門媒体ではないので、基本的なことをわかりやすく伝えることを心がける

 
Intro
コロナウイルスの影響で映画館は大きな打撃を被った。
興行のダメージを簡単に数字で説明。客観的な指標で表す。
5月の映画興行収入 コロナ影響で98.9%減 過去最低更新 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200617/k10012472951000.html

昨年は過去最高を記録してからの急転直下だ。
2019年の映画興行収入 過去最高の2611億円に | nippon.com https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00660/#:~:text=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%8C%E6%B4%BB%E6%B3%81,2611%E6%86%B68000%E4%B8%87%E5%86%86%E3%80%82
 

戦争中も映画は上映された。これは日本映画始まって以来の出来事だった。

 
Body1 今の映画館で行われている対策
三密回避の徹底、
「以前と変わらぬ安心感を」 TOHOシネマズが首都圏でも営業再開! 徹底した感染予防対策を取材して – ぴあ https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_0ca29961-4445-4b87-bfd2-9ad916bee877.html
全興連のガイドライン策定 https://www.zenkoren.or.jp/news-pdf/0522_COVID-19_guideline.pdf
映画館が一部再開へ 業界団体がメッセージ「映画館は文化的生活に必要な場所」 – ぴあ https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_e7be532e-4e3e-4b9f-975a-43ce9df85051.html

換気について。。。元々密閉空間ではないことをしっかり伝える。
しかし、それらの対策が知られていない。
そもそも、まだ映画館が再開したことを知らない人も多い、GEMスタンダードから https://gem-standard.com/columns/317
換気が良いことを知らない人も多い。ゆえに周知の姿勢をもっと打ち出す必要がある GEMから https://gem-standard.com/columns/316

これに対して業界全体で周知のキャンペーンが始まった。
「映画館に行こう!」キャンペーン2020 https://gotoeigakan.jp/
(162) 新型コロナウィルス感染予防対策 – YouTube https://www.youtube.com/watch?v=6gCLvQySv1U&feature=emb_title
劇場に観客呼び戻すためのキャンペーン開始、アンバサダー役所広司が会見出席 – 映画ナタリー https://natalie.mu/eiga/news/385505

東宝の支配人の言葉、対策していることをきちんとアピールすることの大切さ

 

Body2 配給と製作の動き
配給会社も動き出した。
東宝はスタジオ・ジブリの作品を投入
独立系配給会社はオンライン配信に相次いで乗り出している。

 

Body3 今後の課題
映画館はリアル店舗のビジネスだが、リスクの分散をいかにするかを検討する必要があるだろ。
仮設の映画館、名古屋シネマテークなどは独自のコンテンツをオンライン販売。
その他多くの劇場がオリジナルグッズを作成し、オンライン販売を行った。
今後は「顔の見える」営業を心がけ、固定ファンを作り、オンラインにもコミュニティを創出するなどの方法で経営をできるだけ多角化できると良いだろう

ミニシアターエイドが大きな成果を出したが、これが美談に終わらず恒常的に映画館の運営を支えられる制度作りが必要だ。行政への働きかけを含めて。
日本の文化芸術の復興・継続のための「文化芸術復興基金」設立に向け、《演劇・音楽・映画》の三者による共同キャンペーンがスタートします。https://twitter.com/We_Need_Culture
そのために、国民全体の文化への理解度、重要度を高める必要。それには草の根の活動は欠かせないのではないか。教育レベルからの見直しが求められるかもしれない。

 

Body4 映画館ビジネスは終わらない。しかし、価値を伝える努力は今以上に必要だ。
ユニバーサルとAMCの喧嘩。配信ビジネスの急速は転換が起きるかもと言われている。
日本でも『劇場』と『泣きたい私は猫をかぶる』が配信で封切り

映画館はどうなるのか。

スペイン風邪の後、アメリカの映画館は大変盛況だった。熱風より引用(P12)

映画館はテレビの登場、レンタルビデオの普及、そして配信と様々な媒体が登場しても残り続けてきた。それは映画館が日常のいち場面ではなく、特別な時間を提供する場所だからだ。

家庭で料理をして食べること、有名レストランのテイクアウトを家で食べることと、レストランで食事をするのとは明らかに違う。人はそれでもレストランにもカフェにも行く。

エンタメにも家庭内エンタメと外出エンタメが必要だ。どっちも大切な文化。

文化は空気のように当たり前にあるものなので、その大切は言葉にしないと伝わらない。積極的にその価値を発信していくことを日本はやらなさすぎたことの帰結が今の苦境につながっている。

アフターコロナ、ニューノーマル。好きな言葉ではないが、文化の世界のニューノーマルとはなんだろうか。コロナ禍で文化への意識の変化はあったのか。あったとすればそれは何か。

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メモ終わり。

最初は具体的な映画館事業のリスク分散の意識とか、そういうことも書こうとしていたみたいですね。でも、それは映画館事業主への提言としては面白いが、一般の人に向けて言っても仕方ないかもしれないと思ったので割愛しました。そもそも、生き残ることが最優先の今、新規投資できるかというと難しいですし。映画館も今やれることはほとんどやっておられるでしょうし。

 制作現場と配給についても、一般のお客さんに直接関係しそうな点のみピックアップしています。具体的には配信とジブリの話あたりですね。

 レストランの例えが伝わるといいなあと思います。

 
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