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細田守監督がネットをどう描いてきたのかについて書きました

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 リアルサウンドテックに、『竜とそばかすの姫』の細田守監督が、これまでどうネットを描いてきのかについて書きました。

 細田守監督が照らし返すインターネット20年史 『ウォーゲーム』『サマーウォーズ』『竜そば』から読み解く|Real Sound|リアルサウンド テック

『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』、『サマーウォーズ』、そして『竜とそばかすの姫』とだいたい10年ごとに、ネットを題材にした作品を発表してきた細田監督が、それぞれの時代でどんな風にネットを描き、変化してきたのか、それらの時代の変化とともに考えてみる、という趣旨の記事です。

『ウォーゲーム』の公開年は、googleやAmazonが日本語でのサービスを開始した年。ITバブル真っ最中の時期でした。世間的には、これからはネットの時代、ネットで世の中がよくなるという機運も多かったかなと思います。ネットに希望が感じられた時代です。

『サマーウォーズ』が公開された2009年は、前年にTwitterとfacebookの日本語版が始まったころで、SNS時代がこれからやってくるぞというタイミングでした。セカンドライフなんかも期待されていました。

 そして、2021年は、SNSが世の中に定着し、いろいろな問題が噴出しているという状態です。それぞれの時代で細田監督がネット社会をどう見つめていたのかを振り返っています。

 なかなか楽観的な期待はネットに対して持てないなと思いますが、それでもそれを現実として生きていくしかないという感覚が『竜とそばかすの姫』には強く出ていたように思います。前2作は、もっと前向きだったと思いますが。

 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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Thesis
3本の作品が公開された年を基点に、ネット世界がどう変化したか。。。。現実の20年と細田監督の20年を概観する
 

というかそれぞれの時代でどうだったか、とその時細田監督がどう描いたかでいいか
 
 

Point3
ウォーゲーム公開2000年
サマーウォーズ公開2009年
竜とそばかすの姫2021
 ネットと言えば誹謗中傷やフェイクニュース。。。絶対数が大きく膨れ上がっている
 ただネガティブ側面だけどを描くわけではない。それは結局人間そのものだという認識
 変革への希望は捨ててない
 ネットと歌。。。親和性が高い。。。ティックトックとか?

 
 

Intro
定期的にネットを描いてきた細田監督

どんな風に細田監督のネット観が代わり、時代はどのように変わったかを見てみよう。
 
 
Body1
2000年代のインターネット
現実、総じて楽観的で牧歌的な黎明期といえる
 ITバブル崩壊前。。。。空前のドットコムバブルで関連株価が最高に達した時。90年代から始まったブームの頂点だった。。。
 普及率16%の壁を突破する。。。アーリーマジョリティに達する数字 2000年・インターネットブレークの年googleが日本語版を開始[急成長中のGoogleが日本語版サービス開始(https://www.atmarkit.co.jp/news/200009/15/google.html)
 Amazonがサービスを日本で開始
 IT革命が流行語に選ばれる[2000~02 おしごと多様性|Adecco Group
 ブロードバンド元年が2001年 ブロードバンドインターネットの普及 : 平成23年版 情報通信白書
 
ウォーゲームの中
 現実の核が最後の恐怖として用いられた。
 ブラクラ的な表現
 メールが主なコミュニケ―ション手段
 ワクワクする要素がいっぱいだったはず。これは子ども向けのアドベンチャー作品の枠組みとして作られているので。
 
 

Body2
2009年
 SNSの普及時期
 2008年にフェイスブックの日本語版が開始
 2008年:日本語版Twitterリリース、、、2009年には有名人アカウントが増加し始めた時期だった
 Ustreamやニコ生などの生配信がオンラインで可能となり、メディアの新しい形が注目されることになった時期
 Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流が出版された年、リアルタイムウェブが花開いた時代
 セカンドライフも2009年ごろにはまだ可能性を取りざたされていた
 SNSについては、可能性の方が大きく取り上げられていた
 バラック・オバマもSNSを駆使して大統領になったという分析が盛んになされた。新しい時代を作れるという前向きなエネルギーが多かった
 

サマーウォーズの中
AIの暴走。。。AIを撒いたのはペンタゴンだった。
集合知的なものへの信頼。。。最後にAIの暴走を止めるのはネットの集合の力だった

Body3
2021年
 SNSを中心にフェイクニュースや誹謗中傷、社会のかつてない分断化が問題になってきた。
 スマホネイティブ世代の台頭
 #加工100から0 加工が当たり前のtiktok,,,,加工100のベルから加工0のすずへのチェンジに驚く人

 

竜とそばかすの姫
Uの緊密な世界観。。。どこにも隙間がない空間
固有のアバター一個しか持てない。。。現実のパーソナリティを極めてリンクする存在。
一夜にして誰かがスターになる世界
一人と一人がつながることを称揚してる
大勢が集まるとろくなことがない。

 
 
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 メモ終わり。

 10年でインターネットの世界はずいぶん様変わりしてるんだなと、3本とおして見てみると実感します。あまり良い方向に進んでいるとは思えませんが(少なくとも2021年現在は)、それでもネットはもう社会のインフラなので、ネットと一緒に生きていくしかありません。少しでも良い方向に行くといいなと思いますし、よくできるように努めたいです。
 
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