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2021年のアニメーション作品ベスト10を選びました

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 リアルサウンド映画部で2021年のアニメーション作品ベスト10を選びました。

 杉本穂高の「2021年 年間ベストアニメTOP10」 アニメ作品に反映された“変化”の兆し|Real Sound|リアルサウンド 映画部

『平家物語』のテレビ放送は2022年1月からですが、配信ではすでにはじまっているので2021年の作品としました。テレビが優位であるという時代じゃないですし。

 今までは映画が1番にくることが多かったですけど、シリーズものが1番と2番に来ています。実写の世界ではシリーズものの存在感がどんどん高くなってきていますが、アニメーションはむしろ映画が多くなってきてもいるので、これからどうなるのかなと思います。今年はたまたまこの2本が上に来たという感じです。

 変化をキーワードに上げています。変化というのはテーマとしては凡庸ですが、やっぱりいろんな側面で変化の流れが激しくなっています。『平家物語』は物語として変化をどう捉えるかを扱った作品と言えます。諸行無常は移ろいゆく時を謂う言葉ですし。

 『映画大好きポンポさん』や『閃光のハサウェイ』なんかも入れたかったんですけど、選んでみたらはいりませんでした。毎年、素晴らしい作品がたくさんありますね。

 2022年はどんな作品に出会えるのか、今から楽しみです。
 

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