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2021年の映像産業の10大ニュースを振り返りました

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 シネマズPLUSで、2021年に起きた映像産業のニュースから、特に大事だと思った10個をピックアップしてみました。

<2021年総括>映像コンテンツ産業10大ニュースを今ここで振り返る | cinemas PLUS

2020年から続くコロナ禍で急激な変化を余儀なくされている映像産業ですが、今年はその変化が不可逆なものとして刻まれた1年だったような気がします。産業の柱はすでに配信となり、新たな価値観が台頭しつつあります。

 映画館にとって厳しい1年となりましたが、2022年も引き続き厳しい状況が続くと思われます。やはりハリウッド映画の凹み具合が尋常じゃないので、まだ穴が埋めきれていません。ディズニーが45日という新たなウィンドウを打ち出してきたので、これは恒久的な影響があるでしょうし、コンテンツがどんどん増えて可処分所得の奪い合いはますます加速していきます。

 コンテンツが増えすぎて消化しきれなくなってきたからなのか、時間重視のタイパの価値観を象徴するファスト映画も登場しました。Netflixを倍速再生する若者の話も話題になりました。Abemaでは倍速ニュースがわりと人気があるらしいとも聞きました。

 映画館での映画鑑賞は、コスパもタイパも悪いです。価値観に合わせるのでなく、より素晴らしい価値観を提示していかないといけません。労働問題の改善も急務です。ファンが素直に応援できない、という域に来ているし、メディアにも数字が稼げるネタとして狙われているような状態です。

 変化とは実際のところ、常に起きているものだから、変化は特別な状態ではなく、通常起きるもの。2021年は大きく変わったなと思っている矢先に、2022年にもどんどん変わっていくでしょう。来年の今頃この記事を観たら、すでに懐かしい気分になるかもしれないですね。

 
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