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Netflixが広告つきプランを導入した背景について書きました

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 シネマズPLUSにて、Netflixが広告つきの有料プランを始めた背景について解説してみました。

 <解説>Netflix広告付きプラン導入の背景とは?使い勝手やメリットを検証 | CINEMAS+

 わりと急転直下で始めた感のあるこの広告つきプランですが、これで動画配信の市場がどうなるのか、なぜ始めるのか、アメリカでの状況などについて書いています。

 アメリカでは、わりとすでにあるんですね、有料で広告ありのプランというのが。Netflixは初めて導入しますけど、アメリカ市場においてはこれは初めてのものではありません。

 そういうアメリカの状況にも触れています。セカンドチョイスのサービスとして、メインに使ってる配信サイトの他、一応たまに観るから契約だけしておこうという、そういうニーズを満たすのに、低価格で広告ありのモデルはありかなと思います。

 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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<概要>
Netflixで11月4日から始まる、広告付きの低価格プランについて
<想定している内容>
低価格プランのメリット&デメリット
そもそも流行るのか?→もし流行るなら、日本発の動画配信サブスクでもあり?
 
 
参考
Stream TV and Movies Live and Online | Hulu
広告型Netflixがテレビ広告市場を丸々奪うのはちょっと無理(それよりCTV市場の顕在化に意義がある) / テレビとネットの横断業界誌 Media Border
Netflixが11月開始する「月額790円の広告付き料金」はパンドラの箱か? ユーザーへのメリット・デメリット | Business Insider Japan
存在感増す「広告型動画配信」サービス。広告費のテレビ離れを促進:eMarketerレポート | Business Insider Japan
Netflixが起死回生図る「広告つきプラン」を支えるテクノロジーと戦略 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
ネトフリがNHKと民放をぶっ壊す…突然導入される「広告つき割引プラン」の深刻すぎる代償 これを許せば業界全体が沈没してしまう | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
Netflixが新プラン「広告つきベーシック」を導入する背景 成長は加速するのか – ITmedia Mobile

実際の利用者8,738人が評価した満足度の高い『定額制動画配信』サービスランキング(オリコン顧客満足度®調査)|オリコン株式会社のプレスリリース
2022年の回答者3,071人(調査期間6月17~24日)を対象に、「現在利用している定額制動画配信サービスが『広告付き低料金プラン(視聴動画に広告が表示される代わりに定価を抑えた料金プラン)』をスタートした場合の利用意向」を聴取したところ、「とても利用したい」(16%)、「まあ利用したい」(37%)の合計が53%と過半数に達しました。
4~6割(半額)程度安くなったら利用したい」が最多60%

Netflix、2四半期連続で会員減──“Z世代女性”の離脱が目立つと米調査 | DIAMOND SIGNAL
米ストリーミング大手・Netflixの会員数減少が続いている。米国時間7月19日に発表した2022年第2四半期(4〜6月)決算によると、会員数は前四半期から約97万人減となる約2億2067万人で、2四半期連続での減少となった。会員数が2四半期連続で減少するのは上場以来初となる。

Point
なぜ広告付きの低価格プランをやるのか
メリットとデメリット
このところのサブスクの潮流
消費者にどんな影響があるか
コンテンツ制作側に影響はあるか
広告主的にどんな利点が?

Intro
Netflixが広告付きプランを始める

料金が発表された

その背景とかをこれから起きるかもしれない変化を考える
それとさっそく利用してみたので使用感も書いてみる。

Body1 背景
ユーザー減、変化を迫られるNetflix

新たな収益源としての広告。。。マイクロソフトと提携
細かいターゲティングが可能になる(最初は無理かも)ことに広告主側は期待できる
なぜ、Netflixはデータサイエンス重視の会社でレコメンドも精緻なパーソナライゼーションをしている。それに合わせて広告も打ってくることになるのでは。

広告は基本的に、「コンテンツのジャンル」と「人気トップ10に入っているか」といった、コンテンツ種別に応じて広告主が出稿先を選ぶ形式だという。
当初は種別などに応じた「固定額」となるが、「将来的にはオークション形式を導入したい」(ピーターズCOO)とする。ただし、移行時期などは未定だ。
言い換えれば、初期にはターゲティング広告は使われないが、その後に年齢・性別にコンテンツ種別を掛け合わせた比較的シンプルなターゲティングが行われる……ということだろう。
 Netflixが11月開始する「月額790円の広告付き料金」はパンドラの箱か? ユーザーへのメリット・デメリット | Business Insider Japan

Body2 背景2 アメリカサブスクの潮流
ディズニープラスも検討している。。。。そもそもHuluがやってて、統合を目指している。
HBO Maxもサービス開始当初から広告付きプランを導入している。
ピーコック、無料で広告、有料で広告、有料で広告なしがある。
パラマウント+も広告つき有料と広告なしプランを提供

全て要確認

ライバルはだいたいどこもやってて、それなりにユーザーを獲得している。だから、アメリカ人は広告が途中入ることをそれなりに受け入れている素地がすでにある。
なので、Netflixもそれにならうという恰好

Body3 消費者にどんなメリット
1作品で5分くらいの広告が入るとのこと
選択肢が増えるのは、基本的に嬉しい。
配信サービスが増えて、どこもオリジナルコンテンツが増えている。メインのサービス以外は安い広告プランで契約しておくという選択肢もできるようになる。
セカンドサブスクの契約に便利

みんな高いなとは感じてるのでしょう。オリコン調査では過半数の人が低価格プランに興味を示して乗り換えてもいいかもと言っている。

実際にやってみた。
使い勝手、うざさはどうか。
テレビアニメ作品と韓国ドラマ、長編を試すか

Body4これが主流になるとコンテンツの傾向は変わる?
広告で安いプランが主流になるか、ならないかはわからない。
ただ、テレビの形態に一層近づくことになる、それで視聴者層の全体的な傾向が変化していくことは考えられる。そうすると、求められるコンテンツも変化していくのでは。

すでに、バラエティなどいろんなタイプのコンテンツを配信しているが、主力はドラマや映画。ローマとかパワー・オブ・ザ・ドッグを広告つきで観たい人は比較的少なそう。
ただでさえ、自宅で鑑賞するのは映画館より注意散漫になるもの。広告がつけばもっとそうなっていく。
広告あってもいいかなというコンテンツと、あってほしくないコンテンツが誰にでもあると思う。

今すぐ何かが変わるということではないが、徐々にサブスク全体に浸透して、いろんな変化を起こしていくかもしれない。

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 メモ終わり。

 アメリカのNetflixの競合サービスについても調べてみました。

 このプラン導入の意図は低価格でユーザーをつなぎとめるだけじゃなくて、そのプランの利用者が増えれば、広告費で利益を出せるという点にあります。広告主側からすると、無料のユーザーに広告見せるよりも、有料でお金払える人に広告見せた方が効果的という面もあるんですよね。

 無料でコンテンツ観る人ってお金持ってないかもしれないわけです。小学生はYouTubeをよく見ていると思いますけど、正直、小学生に広告見せても購買にあんまり結びつかないんですよね。多少なりとも課金してるユーザーの方がお金払ってくれるかも知れない、そういう人に見せた方が広告も効果的だと思うんですよね。

 まあ、広告つきプランのユーザーがどれくらい増えるのかわかりませんが、この新展開が上手くいくのなら、提供されるコンテンツのタイプにも変化があるかもしれないですね。CMが入る前提のオリジナル作品の作り方とか研究されるようになるのかも。
 
 
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