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池袋暴走事故遺族侮辱事件裁判の記者会見レポートを書きました

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 弁護士.JPに池袋で発生した暴走事故によって家族を亡くされた松永拓也さんをSNSで誹謗中傷した男性に対する裁判の公判の記者会見が開かれました。その会見内容をレポートしました。

 池袋暴走事故遺族侮辱事件裁判「金や反響目当て」返信に「とても悲しくなった」 | 弁護士JPニュース

 侮辱罪と偽計業務妨害罪に問われた裁判ですが、松永さんに対し、SNSで「金目当て」などと直接のリプライを送った男性に対して在宅起訴された事件の公判です。侮辱罪は、通常だと略式起訴して科料を求めるケースも多く、正規の裁判の手続きまでいくことは珍しいとのこと。

 松永さんも公判で意見陳述に立っていますが、その動機を会見で説明してくださいました。「一つは被告自身に更生をしてほしいということ。そしてもう一つは社会の中で今回の件が誹謗中傷の抑止になってほしい」との理由だそうです。

 SNSの誹謗中傷問題は年々深刻さを増しています。これを止めるための決定的な解決策は見出せない状態がずっと続いていますが、こうした事例が司法の手で決着がなされるということにも、大きな社会的な意義があるでしょう。判決は2023年1月13日に言い渡される予定ですが、松永さんの努力が報われる結果になってほしいと思います。

 
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