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アニメの世界配信サイト「クランチロール」について書きました

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 ハフポストにクランチロールの解説記事を書きました。

 「クランチロール」とは? 日本アニメ世界進出のカギ握る。配信だけでなく映画配給も | ハフポスト アートとカルチャー

 今年からクランチロール・アニメアワードを日本で開催し、華やかな授賞式が配信されました。それの影響で日本国内でも注目度が高くなっています。日本ではサービス展開していないので、実際にどんな会社なのかわからないという人もわりと思うので、基本的な紹介してみました。

 アニメのクリエイターが世界とつながっている実感をこの授賞式で感じてくれると嬉しいですね。国内開催はとても良い傾向だと思いますし、こういうアワードなどの積み重ねもアニメという表現の影響力や地位みたいなものを向上させることには不可欠です。現に、ハフポストのようなニュースサイトでもこれを取り上げるようになったわけで、国内での注目度が大きく変わりました。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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クランチロール・アニメアワードってなに?
授賞式のライブ配信は、「ワイルド・スピード」シリーズで知られる映画監督のジャスティン・リンや『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のマイケル・ウィーラー役で知られる俳優のフィン・ヴォルフハルトなど、豪華なゲストが出演した。授賞式はアーカイブが配信されているので、興味がある場合は観よう。

クランチロールは本日、第7回「クランチロール・アニメアワード 2023」の受賞作品を発表しました。クランチロール・アニメアワードは、世界中で愛されるアニメの原動力となっているクリエイターやミュージシャン、キャストの皆様、そして配信や劇場などで公開された数々のアニメ作品を讃える年次のアワードプログラムです。受賞作品等の一覧は[クランチロール・アニメアワードのホームページ](https://www.crunchyroll.com/ja/animeawards/index.html)、あるいは以下をご覧ください。

● ジャスティン・リン(Justin Lin):映画監督(ハリウッドで制作中の実写版『ワンパンマン』、『ワイルド・スピード』シリーズ)
● ロバート・ロドリゲス(Robert Rodriguez):映画監督、脚本家、プロデューサー、シネマトグラファー、エディター、ミュージシャン(『デスペラード』、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』、『シン・シティ』、『アリータ:バトル・エンジェル』)
● フィン・ウルフハード(Finn Wolfhard):俳優・ミュージシャン・監督(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
● ハンター・シェイファー(Hunter Schafer):女優、アーティスト(『『ユーフォリア/EUPHORIA』、『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes』)※オンライン出演
● ジェイコブ・バートランド(Jacob Bertrand):俳優(『コブラ会』)
● ジュジュ・スミス=シュスター(Juju Smith-Schuster):プロアメリカンフットボール選手。NFLのカンザスシティ・チーフスに所属
● エイダン・ハッチンソン(Aidan Hutchinson):プロアメリカンフットボール選手。NFLのデトロイト・ライオンズに所属
● ゼリーナ・ヴェガ(Zelina Vega):アメリカ合衆国のプロレス団体「WWE」のスーパースター
● ヴァルクレイ(Valkyrae):世界で人気の女性配信者(フォロワー1300万人以上)であり、eスポーツ企業「100 Thieves」の共同経営者
● サイクーノ(Sykkuno):YouTube Gamingで活躍する人気配信者(フォロワー980万人以上)
日本からも賀喜遥香(乃木坂46)、ケンドーコバヤシ、ROLAND、鈴木砂羽がプレゼンターとして参加し、人気声優の天城サリーとエンターテイナーとして定評のあるジョン・カビラが司会を務めました。

200を超える国と地域から約1800万の票がファンから投じられました。投票数が多かった国トップ10は、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、チリ、フランス、ドイツ、イギリス、インド、メキシコ、アメリカです。

クランチロールは、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・インクおよび株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下、株式会社アニプレックスによる合弁会社です。

 
 
Point
クランチロールとは
そのアニメアワードの概要
なぜ日本で開催、そしてその意義

 
 
Intro
3月4日、クランチロール・アワードの授賞式が、7回目にして初めて日本国内で開催された。

授賞式には、国内のアニメ関係者のみならず、プレゼンターとしてハリウッドの映画監督ジャスティン・リン(ワイルド・スピード)やロバート・ロドリゲス(デスペラード)、『ストレンジャー・シングス』のフィン役で知られる フィン・ウルフハード、『コブラ会』のジェイコブ・バートランド、NFLのジュジュ・スミス=シュスター選手にエイダン・ハッチンソン選手、WWEのスーパースター、ゼリーナ・ヴェガなどアメリカからも有名人がプレゼンターとして登場した。

このクランチロールという会社は、海外で日本アニメの配信を展開する企業だ。これまでは授賞式が主に米国で開催してきたが、なぜ日本国内で授賞式を開催することになったのか。
 
 

Body1 クランチロールとは
クランチロールは2006年にアメリカでスタート。当初はアニメ動画の投稿サイトで著作権侵害状態が続いていたが、現在ほど合法配信サイトが整備されていないため、海外のアニメファンには重宝されていた。

転機になったのは2008年。この年にテレ東京やアニメ制作会社ゴンゾなど、日本のコンテンツホルダーと正式に提携を交わし、コンテンツを合法的に提供できる体制を整えていった。その後、順調に成長を続け会員数、コンテンツ数ともに増加。2020年にはソニーが1222億円で買収した

現在では有料会員数が1000万人近く、無料会員は1億人以上を抱える巨大サービスに成長(https://gamebiz.jp/news/359257 )。ネット配信だけでなく、映画館での劇場アニメ配給やイベント開催、グッズ販売など多方面に事業を展開している。ソニーグループの一員となったことで、アメリカ大手映画会社、ソニー・ピクチャーズとも連携を深め、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』や、『ONE PIECE FILM RED』などの劇場公開を世界で成功させている。新海誠監督の『すずめの戸締まり』もクランチロールが中心となって世界199カ国への配給が決まっている。

近年、日本のアニメ映画が海外でも高い興行成績を上げているのは、クランチロールの配給力あってのこと。日本アニメの海外進出をカギを握る存在と言える。
 
 

Body2 そのアワードの概要。
クランチロール・アワードは、そんな同社が手掛けるファン投票による年次イベントだ。専門かによって絞り込まれたノミネート作品の中から世界中のファンが投票して各部門の受賞者が選ばれる。2023年には約1800万もの投票があったという。

日本開催の意図として同社CEOのプリーニ・ラフール氏は、「アニメ生誕の地、日本より他にこのアニメアワードを祝うにふさわしい場所はありません」と語る。授賞式が国内で開催されたことで、例年以上に国内のアニメ関係者が多く参加できたことで、世界のアニメファンに自分たちの仕事がどう評価されているのか、身近に感じられる、モチベーションにつながることが期待される

最優秀監督賞を受賞した『鬼滅の刃』の外崎春雄監督は受賞に際し、「クリエイターが表彰されるというのは本当に素晴らしいことだと思います。その一人一人のクリエイターの皆さんを始め、多くの方々がいてこそ作品が完成し、日本をはじめとして世界中に作品を届けられているのだと思います。そして、その作品が届く場所が世界に対してはクランチロールだと思います。監督たちが作られた作品が多くの人に支持される場を作っていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしている。

授賞式の模様はYouTubeなどで世界中に配信された。国内からもソニー公式のYouTubeチャンネルから市長できる。

各受賞者へのアワードの授与に加え、ノミネート作品紹介の合間にはスペシャルパフォーマンスとして、大人気アニメ「呪術廻戦」の主題歌を担当した多国籍バンド「ALI」の「LOST IN PARADISE feat. AKLO」や、作詞家・作曲家・編曲家として活躍されている 梶浦由記さんによる世界中で近年希にみる大ヒットを博した劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の主題歌「炎」特別バージョンの演奏、作編曲家であるKOHTA YAMAMOTOさんによる「進撃の巨人」ファイナルシーズンを代表する世界的人気のサウンドトラック「Ashes on The Fire」の演奏など、見る者すべてを虜にする圧巻のパフォーマンスが披露され会場はさらなる盛り上がりを見せました。
 
 
 
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 メモ終わり。

 さすがアメリカの企業といった感じで、ショーアップが上手いですよね。授賞式の配信は普通に配信番組として面白かったです。
 
 
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