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映画パンフレビュー「とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟」

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パンフレビューの第2弾は、禁書目録の劇場版のパンフレットです。アニメ作品のパンフレットは、割と内容が豪華なケースが多いですね。アニメ作品は、パンフレットに限らず関連グッズが豊富ですが、パンフレットもグッズの1つとしてたくさん売れる傾向があります。

実際、川崎のチネチッタでこの作品を見た際も、パンフを購入するために列に並ぶことになりました。普通にパンフレット買うだけで列作ったりはあまりないですけどね。
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さて、パンフレットの構成は以下の通り。

  • イントロダクション
  • 作品の舞台の背景解説
  • キャラクター紹介
  • 原作者、キャラクターデザイン、漫画家のコメント
  • 映画版スタッフのコメント
  • ストーリー
  • コスチュームデザイン
  • 用語集
  • 前売り券カタログ
  • とある魔術の禁書目録シリーズの歩み年鑑
  • 禁書目録関連の広告

<作品の舞台の背景解説>
ここでは学園都市、能力開発、常盤台や警備員、風紀委員や魔術、イギリス清教などに関する基本情報を解説しています。科学サイドと魔術サイドの前提となる知識をここで見直しておくと、映画を見る上でいいかもしれません。魔術と科学の違いや、警備員と風紀委員の管轄の違いなどがわかりやすく解説されています。

<キャラクター紹介>
主要キャラのほか、ちょい見せ程度の出番だったキャラも紹介されています。湾内さんや泡浮さんまでいます。それぞれのキャラがイラストと概要、声優の代表作を含めた短い紹介ともに掲載されています。上条当麻インデックスなどの主要キャラ紹介には、声優さんの直筆のサインも掲載されています。井口裕香さんのサイン、可愛いですね。

<原作者、キャラクターデザイン、漫画家のコメント>
「映画化に寄せて」ということで、原作者の鎌池さん始め、はいむらきよたかさん(キャラクターデザイン)、近木野中哉さん(とある魔術の禁書目録マンガ版作者)、冬川基さん(とある科学の超電磁砲作者)、朝倉亮介さん(エンデュミオンの奇蹟コミカライズ担当)のコメントが紹介されてます。
はいむらさんのコメント、上条さんのスケジュール、きつきつだし時系列的にどこになるんだろう、は僕も思いましたね。上条さん急がしすぎ。残骸編と大覇星祭の間にこんな大事件に巻き込まれ宇宙に行っていたなんて。。。

<映画版スタッフのコメント>
錦織博監督をはじめとする映画版のスタッフコメントです。劇場版ならではの魅力がどこにあるのか、撮影監や美術監督など専門のスタッフが、それぞれのパートの魅力について語っています。映画らしいスケール感を出そうと心がけているのがよく伝わってきます。

<ストーリー>
たくさんの挿絵とともにストーリーを詳細に追っています。ほぼ完全にネタバレしていますので、ここは映画を観終わってからチェックする方がいいでしょう。多くのビジュアルを用いていますので、それぞれのシーンを思い出しならら映画の内容を思い出させる作りになっています。

<コスチュームデザイン>
アリサのステージ衣装のデザインは4人の電撃文庫のイラストレーターが担当しています。はいむらきよたかさん、凧良さん、いとういのぢさん、ゆーげんさんの4人です。それぞれの絵師さんの描いたラフ画と解説が加えられています。
メインビジュアルに使用されているアリサの衣装はいとういのぢさんの手がけたものなんですね。

<用語集>
映画を理解する上で欠かせないキーワードを集めた解説集。「ラッキースケベ」など、わざわざ解説せんでもわかるようなものまで網羅しています。
アリサが上条さんのことを「当麻くん」とファーストネームで呼ぶのですが、実はインデックス以外で彼をファーストネームで呼ぶ初めてのキャラなんですね、アリサは。その辺に彼女と上条さんの距離感が表現されている、という解説はグッド。そういう細かい演出にきづかせてくれるのがいいですね。

<前売り券カタログ>
今回の映画の前売り券全種類のデザインを載せたカタログです。前売りのデザインがこんなにたくさんあったのか。。。ビックリ。。

<とある魔術の禁書目録シリーズの歩み年鑑>
禁書シリーズは、小説、マンガ、TVアニメ、スピンオフと多様な展開をしていますが、その全ての作品の発売日を記した年表です、いやあ、こんなに出てるんですねえ。ならべて見るとすごいな。あらためて鎌池先生、仕事しすぎなんじゃないかと思わせられます。
特典がついてる限定版の表紙も見れたりして貴重なコーナーです。

<禁書目録関連の広告>
直近で発売になるゲームなどの関連グッズや放送予定の作品の広告です。劇場で販売している劇場版グッズもここに掲載されています。

以上です。
あとこのパンフレットは映画のポスターやチラシ、雑誌に掲載されたイラストがたくさん随所に掲載されています。これ1冊で劇場版に関わる情報はかなり手に入りますし、貴重な絵もや設定集も見れるので、グッズとしての価値はかなり高いと思います。装丁もかなり豪華ですし、これで800円ならお買い得。

そして60P超あります!映画のパンフレットではけっこうボリュームある方ですね。
厚みもこれだけ。
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この映画見に行くと、先着10万3000名で222ページのオリジナルの小説がもらえるんですが、パンフレットも厚いしいろいろと太っ腹ですね。この映画。

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