2014年はネットは動画の時代に突入するようで、広告市場もメディアも動画の話題が多くなっていますね。有名YouTuberなどもいろんなとこで活躍するようになってきました。
スマホのアプリの方でも昨年からVineやInstagramにビデオ機能が追加されるなど、動画で遊ぶアプリが増えて来ています。
Instagramは写真の世界で誰でも綺麗なカッコいい写真を作れるフィルター機能が受けたわけですが、動画は写真よりもいろんなことができる反面、扱いが難しくて面白いものを作る敷居は高くなっちゃいますね。
動画を作る時に楽しいのは撮影時もさることながら、撮影した後に編集する時の出来上がっていく時が一番楽しかったりします。それをスマホ上で簡単に実現できたら、なかなか楽しいだろうと思うんですが、そんな希望を叶えてくれそうなアプリを発見。
Glue-thというベンチャーからリリースされたこの動画アプリ「MECHIKA BOOLA(メチカブーラ)」は、そんな映像作りの楽しさをスマホで手軽に味あわせてくれます。簡単にユニークなショートムービーが作れちゃいます。
開発者の納家一寛氏曰く、MECHIKA BOOLAとは、
「シンデレラ・ストーリー(ビビデバビデブー)に由来しています。みすぼらしい少女を美しい姫へと変えてしまう、魔法の言葉に由来しています」
とのこと。
退屈な動画を可愛らしく彩ってくれるアプリということで、そこから取ったそう。使って見るとその意味がよくわかります。ステッブ・バイ。ステップで動画がどんどん変身していくんです。
MECHIKA BOOLAでできることは、主に以下の通り。撮る側の欲望をあらかた叶えてくれる感じ。これだけあればたくさん遊べるよね、というのを一通り揃えてあります。
1)撮影秒数とカット数の選択
2)撮影したカットの順番の入れ替え
3)スタンプを動画に挿入
4)フィルター
5)音楽の挿入
6)エンドクレジットの挿入
7)撮影途中の動画を保存
8)タイムラインでみんなと動画を共有
1)撮影秒数とカット数の選択
このアプリでは、撮影時の1カットごとの秒数とカットの数を指定できます。Vine以降、動画アプリはカットとカットを繋いで作る楽しさが定着してきましたが、MECHIKA BOOLAもそれを踏襲しています。
動画の長さは12秒か24秒、それぞれ1秒、2秒、1ショットでの撮影の3パターンから選択できます。基本は2秒x6カット(12秒)
3)撮影したカットの順番の入れ替え
撮影した順番を入れ替えていろんな組み合わせを試してすぐにプレビューして確認できるようになってます。順番を入れ替えるだけで、大分映像の面白さが変わるものだったりします。タップして引っ張るだけなので、スマホの操作を知ってる人なら直感でわかるようになっています。
4)スタンプを動画に挿入
動画にスタンプを挿入してデコレーションができるようになっています。
文字、記号など190種類以上がすでに用意されています。カット毎にスタンプ挿入できるのもいいですね。
5)フィルター
Instagramのようなフィルター機能も完備。フィルターはもはや定着した感がありますね。
6)音楽の挿入
映画と言えば、サウンドトラックですが、退屈な日常風景も音楽をつけてやれば、魅力的に見えるものです。著作権をクリアした音楽が最初から用意されているので、雰囲気に合わせた音楽を挿入できるます。
音楽を挿入しなくてもオーケー、さらには撮影時の自然音も消去することも可能になっています。
7)エンドクレジットの挿入
意外と気が利いてるなと思ったのはこの機能。何か最後にお祝いのメッセージとかオチのコメントをつけたくなりますよね。
テンプレートは日付、Fin、To BE Continuedの3種類が用意されています。自分で書いてもオーケー。
8)撮影途中の動画を保存
せっかくカットとカットを繋げるようになっているのですから、時間の経過を表したくなりますよね。撮影途中の動画を保存しておくことができるようになっています。
ペットや植物の成長記録をこれでつけたら面白いかもしれない。工事現場を定期的に撮影するのも面白いと思う。同じ場所のアングルから日々変化を記録して、スタンプつけていくとユニークな動画になりそう。
9)タイムラインでみんなと動画を共有
このアプリ自体にSNS機能がついています。再生ボタンを押さずとも動画が再生される仕様になっているのはVineと同じですね。もちろんTwitterやfacebookに同時投稿も可能。
こないだの大雪の時に窓から撮影したものがこれ。停電したりして寒かったので切なくしてみた。
黒酢あんかけうどんを食べた時に撮ったもの。ただの撮りっぱなしですけどこんな感じに楽しげに演出できます。
これはロンブーの淳さんの撮った動画。スタンプの使い方が上手いですな。
Mechikaboola
何でもない映像もこれで加工してやると、面白いものになる。醍醐味は撮影時じゃなくて撮影した後にあるアプリですね。
映像で遊ぶ時の楽しさは撮影中より、むしろ撮影した後にこうやって加工していく時にあるんですね。MECHIKA BOOLAはそんな映像遊びの楽しさのポイントをおさえたアプリですね。
公式サイトはこちら。
Mechikaboola
ダウンロードはこちら。
iOS: Mechika Boola on the App Store on iTunes
Android: Mechika Boola – Android Apps on Google Play
なお朝日放送では、関西限定の放送ですが、このアプリを使った番組「淳とシゲオのド深夜放送 キャー♥ムービーシェアリング」を2/1から放送しています。
ロンブー淳とサバンナ高橋がこのアプリを使ってプライベート映像を晒す、という番組だそうで。関西限定ですので、関西地方にお住まいの方はチェックしてみては。
お二人をMECHIKA BOOLAでフォローしていると、そこに流れた動画がオンエアで使われたりして、また楽しいかもしれないですね。
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