細田守監督の最新作『未来のミライ』のレビュー記事を映画.comで書きました。
お兄ちゃんの自覚、という小さくて偉大な一歩を刻む4歳児の大冒険
子育て世代にとって非常に身につまされる話で、ファンタジー部分以外はほとんどが家の中で展開します。4歳の子にとっては、そこが世界の全てであって、初めてできた妹も、親の愛を奪う存在で、そんな自分の嫉妬心と戦う物語です。
レビューでは文字数の都合で触れてませんが、現代や未来のシーンで当たり前のように外国人が出てくることに感心しました。東京じゃ街を歩けば外国人を見ない日はありませんが、テレビドラマでも映画でもモブとして外国人が出てくることって未だにほとんどないので。
そういう当たり前のリアリティがちゃんとある作品がもっと増えるといいなと思います。
あと、未来の東京駅のイメージがすごいカッコいい。
未来のミライ (角川文庫)
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細田 守
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