昨年の夏に公開された、フランスのアニメーション映画『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』のBD・DVDが2月6日に発売されます。
今回はそのタイミングで本作を配給したニューディアーの土居伸彰氏さんに取材して、本作の魅力について伺いました。
映画史の新たなフェーズへ 『大人のためのグリム童話 』配給担当が語る、アニメーションの必然性|Real Sound|リアルサウンド 映画部
本作については、公開時にもセバスチャン・ローデンバック監督に取材していますが、クリプトキノグラフィーと監督が名付けた独自手法に驚きます。その技法の凄さに関して、今回土居さんにさらに掘り下げていただきました。
脚本も絵コンテも用意せず、即興で仕上げたらしいです。インタビュー中ではそれを、スタジオ映画に対するヌーヴェルヴァーグのようだと例えましたが、従来のアニメーションとは全く違う方法論で生み出された作品なのですね。
BD・DVDには映像特典で監督インタビューが収録されていますが、それを観るとクリプトキノグラフィーについてよくわかる内容になっています。それと監督の来日時のドローイング映像も非常にスリリングで見応えがあります。
大人のためのグリム童話 手をなくした少女 [Blu-ray]
posted with amazlet at 19.02.06
バップ (2019-02-06)
売り上げランキング: 11,335
売り上げランキング: 11,335