リアルサウンド映画部で、中国での日本アニメの受容の歴史について書きました。
『夏目友人帳』『となりのトトロ』など日本アニメ映画が中国で相次ぐヒット その社会的背景とは?|Real Sound|リアルサウンド 映画部
日本アニメのテレビ放送が中国で始まったのは70年代からですが、日本アニメはどのように拡がり、中国の人々に影響を与えたのかをいろんな資料を参考に書いてみました。
文革によって国内アニメが廃れなければ、日本アニメが入り込む余地はあんまりなかったのかもしれないと思います。なので、一度文化が死んでしまうと取り戻すのは本当に大変なことなんだろうなと。
そういう意味では、日本も産業としてのアニメをきちんと成熟させるようにしていかないといけないですね。一度、衰退すれば取り戻すのはものすごい大変なことなので。低賃金の問題など、様々な問題を解決できなければ産業に未来はありませんから、本当に真剣に取り組まないといけないですね。
近年の中国のアニメ作品を論じた記事も書いていますので、それと合わせて読むとより理解が深まると思います。
伝統の復権と世界市場への挑戦 『紅き大魚の伝説』『ネクスト ロボ』に見る、中国アニメの隆盛|Real Sound|リアルサウンド 映画部
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