ハフポストに映画『楽園』の瀬々敬久監督と原作者吉田修一さんのインタビュー記事を書きました。
映画『楽園』原作者・吉田修一と瀬々敬久監督が犯罪を描く理由「人は善人じゃないと知ることで寛容になれる」 | ハフポスト
原作は短編集である『犯罪小説集』、その中の2篇「青田Y字路」と「万屋善次郎」をアレンジして一つの物語にして映画化しています。どちらも現代日本の地方のリアルを浮き彫りにする物語で、社会が抱える様々な問題が浮かび上がらせる作品です。
今、『ジョーカー』が大ヒットしていますけど、こちらも誰かが犯罪者になる物語なので、加害者がいかにして加害者という立場に追い詰められるのかが濃厚に描かれています。ごく一般的な隣人がなざ犯罪に手を染めるのかを考えさせる非常に優れた作品なので、是非観に行ってください。
犯罪小説集 (角川文庫)
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吉田 修一
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