アニメ!アニメ!に、現在公開中の『荒野のコトブキ飛行隊 完全版』の音響効果の小山恭正さんとサウンドミキサーの山口貴之さんにインタビューしてきました。
水島努作品の“音響”の秘密とは? 「荒野のコトブキ飛行隊 完全版」音づくりのキーマン2人が明かす【インタビュー】 | アニメ!アニメ!
アニメの音響の方にお話を聞く機会はそうそうないので、とても嬉しかったです。非常に勉強になりました。
水島努監督の作品の音の良さの秘密について、貴重なお話が聞けたなと思います。詳しくは記事を読んでいただきたいですが、映像を組み立てる段階から音のことまで考え抜かれているんだということで、「なるほど、それはすごいな・・」と深くうなづきました。
記事の構成としては、こんな流れにしました。
Body1 TVと映画で何が違う?
1-1)7.1chでメリハリの効いた演出が可能に
1-2)音楽を外してSE勝負
1-3)小山さんの負担増、山口さんはむしろ楽に
Body2 リアルと非リアル、心のリアルの音を追求する
2-1)ガルパンも嘘の音
2-2)レシプロの本当の音はほとんど誰も聞いていない
2-3)音でキャラクターを表す
Body3 水島監督の音のセンス
3-1)打合せいらず、
3-2)映像がすでに音を考えて作ってある
3-3)ダビングロールを色付きでやらせてくれる
今回のインタビューが映画公開に向けてのものだったので、まずは映画についての話をした後(Body1)、音づくりの基本的な姿勢と過去の作品と今回の作品でそれがどう表れているか(Body2)、最後に水島努監督作品の音の秘密にせまる(Body3)、という感じの流れですね。
水島努監督の作品がどうして面白いのか、このインタビューでその理由の一端が見える気がします。ぜひ読んでみてください。
監督のインタビューも面白いですけど、スタッフインタビューも面白いし、勉強になります。どんどんやりたいですね。