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小説家住野よるさんに最新作『この気持ちもいつか忘れる』についてインタビューしてきました

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 リアルサウンドブックで、『君の膵臓をたべたい』や『青くて痛くて脆い』で知られる小説家、住野よるさんにインタビューしてきました。

『キミスイ』で脚光、住野よるが語る“エンタメとしての小説” 「本ももっと広くみんなで楽しめたらいい」|Real Sound|リアルサウンド ブック

 最新作『この気持ちもいつか忘れる』の発売に合わせ、新作についての話を中心に住野さんの創作に対する向き合い方などについて聞いています。

 住野さんが大ファンだというTHE BACK HORNとのコラボから生まれた小説ということで、ファンと作り手の関係などついても語っていただいています。

 ファンのバンドと一緒に仕事したからこその苦悩が、作品にも反映されていて、その気持はファンと作り手の距離が近いSNS時代に誰もが考えることだろうなと思います。

以下、構成の案です。
—-

Intro
この気持ちもいつかわすれるが発売となる。

週刊新潮で連載された本作は、ファンであるThe back hornとのコラボで生み出された作品。互いに影響しあい、それぞれが世界観にあった作品を生み出した。新曲5曲入りのミニアルバムが同梱で発売となる。

コラボによって得られた新しさ、そして苦悩、作者に話を聞いた。

Pointは以下の3つ。
それぞれをさらに3要素で構成していく。
 
Body1 コラボが生んだ新しい感覚、コラボの進め方と苦悩
・コラボのきっかけ
・作業の進め方、コラボとはどういうことか
・ファンだったバンドと仕事することで苦しんだこと

 
Body2 本作の内容について
・コラボしたことで得られた内容、自分の気持ちと重なった部分
・異世界との交流というアイディアはどこからでてきたか
・概念の違い、、、文化の違いとコミュニケーションの難しさ

 
Body3 これが恋愛小説であること
・恋愛でキスとかする時にどこが見えればできるか考えた
・恋愛だけが男女関係の着地点じゃないという気持ち
・恋愛書くならもっと官能的なものを書く、好きになる瞬間を描くのが恋愛小説

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 という感じで、インタビュー素材を構成しました。

 ウェブ原稿だと、ポイント3つ、それぞれのポイントをさらに3つの要素でまとめるぐらいが、読みやすさと読み応えのバランスがいいかなという気がしてます。

 まとめてみて、通して読んでみて、「これはちょっとトピック外かな」という要素は削っていきます。「恋愛だけが男女関係の着地点じゃないという気持ち」はけずって、こじらせた主人公を代わりに入れることにしました。「恋愛だけが男女関係の着地点じゃないという気持ち」も住野さんの作風にとって結構大事なポイントだと思いますが、今回は恋愛小説なので、ちょっと矛盾するなと思ったので。こじらせた主人公がいかに恋愛するんだろう?、という疑問が読んだ人の引っかかりになって興味を持ってくれるといいなと思って、入れ替えました。

 今回の作品で大きなポイントは、バンドとのコラボというのは外せないポイントですので最初にそれを持ってきて(Body1)、そのコラボによってどんな内容になったのか(Body2)、その内容は住野よるさんにとって初めての恋愛小説であるが、住野さんにとって恋愛小説ってなに?(Body3)、という流れにしました。

 インタビュー構成は楽しくも難しいですね。構成一つで全然イメージの違うものになってしまうので。

 インタビュー目的もいろいろあるわけですけど、僕の場合は「作品についてのインタビュー」が多いので、「人生を聞く」みたいなインタビューはあまり経験ないですけど、そういうのもやりたいですね。

 今回のインタビューは、作品自体に住野さんの人生観みたいなものが反映されているので、自然と人生観も端々に入ってきている感じです。こういうインタビューは好きです。

 本作のPVです。
 

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