アニメ!アニメ!で、「あにめのたね2021」事業報告シンポジウムの取材をしてきました。
「あにめのたね 2021」コロナ禍でのアニメ制作&人材育成の課題とは? 事業報告シンポジウム【レポート】 | アニメ!アニメ!
あにめのたねは、これまで「アニメミライ」とか「あにめたまご」などの名称で行われてきた若手アニメーター育成プロジェクトの発展したものです。これまではアニメーターを育成対象としていましたが、これからはアニメ製作の全工程にかかわる人材を育成するという形にリニューアルされました。
作品の制作を行うという核は残っており、今回も4社がプログラムに参加して、短編アニメを制作しています。シンポジウムでは、その4社がどのような育成を行ったか、どんな課題を解決しようとしたのか、成果や問題点などを発表しました。それぞれの会社が異なるアプローチをしていて、アニメの作り方の多様化とともに、人材育成がどこの会社も大きな課題になっていることを感じました。
あにめのたね公式サイトはこちら。
あにめのたね 2021
シンポジウムでは各団体の作った成果物の上映もありました。どれもなかなかおもしろい作品でした。こういう事業でないと挑めないような内容のものが多く、行政のお金であり、商業的な成功を目指さなくても良いという点で、企画にも風通しがよくなっている、そんな印象を受けました。