シネマズPLUSに、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をより深く楽しむために役立つ本を紹介しました。
「シン・エヴァ」をより深く楽しむためにおすすめの一冊。虚構を信じる力が人類を発展させた | cinemas PLUS
直接、作品に関係する本ではないですが、虚構と現実が等しく混ざり合うとか、等しく信じるとかあの辺りの話が深く楽しめる様になる本だと思います。
ユヴァル・ノア・ハラリはこの『サピエンス全史』の中で「認知革命」という概念を紹介しています。人は虚構を信じる力によって発展した、その虚構を信じる力を得た革命のことを指しています。サピエンスが地球の支配者になった最大要因はこれだというのです。
宗教とかもそうですし、そもそも今は実現していないけど、こうなったらいいなという想像ができるのも虚構を信じる力があればこそなんですね。確かに他の動物にできることではないかもしれません。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の中では、とりわけエヴァンゲリオン・イマジナリーが出てくる辺りでこの本の内容を思い出すと面白く感じると思います。