リアルサウンドブックにジャンププラスで人気の『ダンダダン』について書きました。
『ダンダダン』ラブコメとしての面白さとは? ギャル×オタクのドタバタ恋愛バトルの魅力|Real Sound|リアルサウンド ブック
『ダンダダン』は、SF、オカルト、ラブコメディ、バトルと大量のジャンル要素を詰め込んだ贅沢な作品です。ラブコメ要素について絞って書いてみました。
卓越した画力が評判になっていますが、ラブコメとしても優秀な作品だと思います。ギャルとオタクの組み合わせも定番になりましたが、そこに絡んでくるキャラクターたちも絶妙にあるあるっぽくもあり、うまく類型を外してきていて読んでいて飽きないですね。
以下、原稿作成時の構成案とメモ。
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Point
ラブコメとしてのダンダダン
ださい男の子がギャルに優しくされ、かっこいいとこ見せようと頑張る話
恋のライバルが次々と投入されていく
オカルトの性的要素
Intro
ダンダダンは大人気のオカルトxSFの異能力バトルものだ。
しかし、一方でラブコメ漫画でもある。バトル漫画に恋愛要素が含まれるのはめずらしくないが、物語の一要素という位置づけであることが圧倒的に多い
しかし、本作はラブコメと異能力バトルがほぼ等価で物語が進んでいる。ラブコメ要素はバトルに従属するものとして扱われず、本筋としての地位をキープしつづけている。
Body1 物語の発端
いじめを助けるカッコいいギャル、
優しくされて盛り上がっちゃうオタク
2人の出会いから始まる
そして異能力バトルを経て、助け合う2人は惹かれていく。
Body2 恋敵登場
さらさが登場、いやなお嬢様キャラだけど、哀しい過去と戦いの果てに高倉に惚れていき、モモのライバルキャラに。
2人に割って入る、王道の恋敵キャラが登場し、恋愛模様は混沌としていく。
途中には、勘違いと嫉妬を誘発するエピソードも盛り込まれて、恋愛バトルも一緒に盛り上がっていく。
Body3 ヒロインの幼馴染登場
さらに、ヒロインの幼馴染のイケメンが登場する。
引け目を感じる高倉だが、恋愛感情はないらしい。
そして、それが案外いいヤツで、高倉は友情を感じていく。
↓
いろいろあって、4人は一つ屋根の下で暮らし始める。
見事にラブコメのよくある展開がてんこ盛りだ。
異能力バトル要素を少なめにストーリーを解説すると、この作品はこうなるのだ。
バトル要素はもっと強い敵が現れたりして、主人公はさらに強さを求めていくが、この作品の主人公はヒロインのモモのために強くあろうとする。(あと自分のタマのためにも)
このラブコメ要素の面白さも本作が人気の大きな理由のひとつではないないか。
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メモ終わり。
アニメ化されたらきっと人気でるでしょうね。海外でもすでに人気高いみたいですし。