アニメ!アニメ!の敵役連載で『ドラゴンボール』のピッコロさんについて書きました。
「ドラゴンボール」ピッコロはなぜ魅力的? 大魔王から“理解ある保護者”へとダイナミックな変化 | アニメ!アニメ!
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の公開に合わせてピッコロさんを選びましたけど、敵役の連載なので敵時代の話を書いています。
ピッコロは、初めて悟空を殺したキャラクターなんですよね。あれは衝撃でした。
その後、頼もしい仲間になっていきましたが、「昨日の敵は今日の友」を体現するナイスなキャラクターに成長していましたね。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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どんな敵だったか
昨日の敵は今日の友は、なんだかんだ興奮する展開
ドラゴンボールは後に倒した敵が仲間として増えていく展開が多くなったが、その最初の相手、ピッコロの時に興奮しなかった読者はいないだろう。
ピッコロがその流れを作ったのだった。
どんな敵だったか。
残酷だが、一人で立ち向かう武人らしい男
多彩な技を繰り出す
孤独な男
生まれた時から悟空への復讐を宿命づけられていた男
悟空を始めて殺した記念すべき男、
そして悟空の息子を鍛え上げた、もう1人の孫悟飯の父。。。面倒見の良さは今ではキャラの一部になっている。
すでに悟空とは実力が離れてしまったかもしれないが、精神的な支柱として今でもこのチームに欠かせない存在
Thesis
昨日の敵は今日の友の醍醐味
Point3つ
敵だったころのピッコロ。。。残忍で一人で戦いを挑んできた。多彩な技で悟空を苦しめた、前ピッコロの仇を撃つよう最初から宿命づけられた存在だった。孤独
ラディッツとの戦い。。。敵の敵と組む、、、、魔貫光殺砲の衝撃。。。一度しか使っていないのに絶大な人気
俺は遠慮なぞせんぞ、一緒に消えてもらえりゃ最高だ。
悟飯との日々と面倒見のいいキャラへ。。。。まともに口をきいてくれたのは悟飯が初めてだった。
Intro
昨日の敵は今日の友は熱い
ドラゴンボールで、ピッコロが悟空と手を組んだ時の興奮が忘れられないものがある。
悟空の好敵手は色々いるが、ベジータと並んで筆頭格に挙げてよいだろう、ピッコロの存在だ。仲間になった後もそのピッコロ大魔王としてのプライドと揺れ動く様
Body1敵だったころのピッコロ
前ピッコロの仇を撃つために産み落とされた存在
ほとんどピッコロ大魔王そのものとして生まれた。
以前ほど粗暴ではないと評されたりもしていた
しかし、残忍さは持ち合わせていたし、たった一人で戦いを挑んできた武人らしさを持っている。そして多彩な技とユニークな戦い方を見せてくれた。
結構孤独な存在だったのではないか。
Body2ラディッツとの戦いで悟空と手を組んだ時
主人公をは初めて殺したのはピッコロだった。・・・、魔貫光殺法の衝撃。
主人公ではなく、敵であり一時的な共闘だったはずのピッコロがとどめを刺す展開
Body3悟飯との日々がピッコロをかえてゆく
まともに口をきいてくれたのは悟飯だけだったという台詞に、ピッコロの孤独を見る
それからのピッコロは、もう1人の父親として、悟空以上に悟飯の理解者として振舞い、それは最新映画にもつながっている。もはや、面倒見のいい近所のおじさんのような、家族の大黒柱のような立場で、一番子育てしている可能性も。
昨日の敵は今日の友、ピッコロが幸せそうだとなぜかこっちも嬉しくなるのだが、今日戦いあった間柄でも、いつかはそんな風に仲良くなれるのかもしれないということは、この分断の時代には、とても美しい希望だ。
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メモ終わり。
『ドラゴンボール』のような旧作を取り上げられる機会はそんなに多くないので、ここでピッコロさんについて書けてよかったです。いつかベジータも書きたいですね。
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