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『メイドインアビス』のレビューを書きました

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 クランクイン!に『メイドインアビス』のレビューを書きました。

 本当のロマンは危険な場所にこそある―『メイドインアビス』がとびきり残酷なのに視聴者をワクワクさせる理由 /2022年8月3日 – アニメ – コラム |クランクイン!

 2期の放送開始に合わせて、改めて本作の魅力を振り返るというタイプの内容です。編集部からの依頼で書いたものですが、本作の残酷さがどのように魅力となっているかを中心に書いてほしいということで、こういう内容になりました。

 残酷であるというのは、もちろん本作の大きな要素の一部ですが、それは道具立てのようなものだと考えています。冒険は険しいものですから、その険しさに挑む探究心の眩しさこそが本作の一番大事な部分だと思っています。

 なので、残酷さについて書くよりも、それをフックにそういう冒険に挑む少年少女の気持ちについて書くような構成にしました。

 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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編集部
<内容>
ファンの間で「絶望的」「ひどすぎる」と言われる描写が多い『アビス』ですが、
それらの描写が冒険のリアリティを高めていることに触れ、
どんなにつらいことがあっても前に進む主人公(リコやレグ、ナナチ)の前向きな探求心や、
物語が持つ希望について掘り下げ、2期への期待につなげられればと考えております。

 
 
絶望パートを抜き出す。一期と劇場版から。
<構成案>
前段:基本的な世界観、ストーリーの説明
中段:「残酷」と言われているシーンを簡単に紹介(全てでなくても大丈夫です)
・1期5話 ナキカバネに捕食される冒険者。。。ひなの餌にされかかるリコ
・1期10話 タマウガチに刺され、上昇不可もくらったリコ
・1期13話 ミーティのなれはて化・ボンドルドによる実験
・1期13話 リコの水キノコ摘出
・映画 クオンガタリに寄生された冒険者
・映画 人体実験されるレグ
・映画 カートリッジにされるプルシュカ
(2期でおそらく描かれるシーンにも軽く触れられれば)
・漫画6巻 マアアさんの精算
・漫画8巻 成れ果て村の成り立ちの物語
後段:「残酷」「きつい」シーンが世界観とキャラ立ちの裏付けになっているのでは、という掘り下げ
・これだけ辛いことが起きても前に進み続けるのはなぜか
・「残酷さ」とかわいらしいキャラデザインのギャップについて
→かわいい絵とファンタジーなストーリだが、残酷な描写が冒険の道のりに現実感を持たせている
(文字数が足りれば)
悪役・ボンドルドに「あなたはこちら側」と言われたリコの図太さや明るい性格に隠れた残虐性(?)などにも触れられれば
結び:2期でも今まで以上の絶望がありそうだが、
さらにその先に進むであろうリコ達に注目

 
 
Intro
メイドインアビスの2期が始まった。深遠な世界観とハイセンスのアニメで国内外のアニメファンを魅了している

アビスの世界観と作品概要

特徴、、、容赦ない残酷描写がある。しかし、それはなぜ魅力となるのか。単純な強い刺激を与える以上の意味がある。

この作品に感じる迫真性や説得力友」関わりがある、

 
 
Body1 アビスは人間社会のルールの外にある世界
そこでは、人の常識は通用しない。

上昇負荷というルールの怖さ
例:単純に説明

原生生物の怖さ。。。食物連鎖の厳しさ
しかし、それは一歩人間社会の外に出てしまえば、自然なこと
冒険とは社会の外に出ることなので、当然人間社会の外の理は、人間たちにも忖度なく襲い掛かる
例:捕食される探窟家。リコもいきなり雛の餌にされかかる

社会の外ではそれが当たり前。だからアビスの物語は残酷
そんな環境に適応できる人間もまた、社会の理の外に出てしまっている。ボンドルドやオーゼンなどの白笛と呼ばれる最上級の探窟家はネジが外れている。

そんな探窟家たちの思考がわかる主人公のリコ
許せないけど、ロマンがわかるとそれを本人は表現している。

 
 
Body2 ロマン、探求心
つくし先生の言葉「冒険とは険しく冒すと書く」
未知に挑むとは、自分のいる社会のルールが通用しない世界に挑むということ。

それは当然、残酷な結末もあり得る。
しかし、それと引き換えに素晴らしい出会いや発見もある。

人間は、ただ、安全な場所で飼いならされている存在ではない。ずっと人類は探求してきた。
地球は丸いと証明されてない時代に海を渡る危険を冒す人もいれば、フグに毒があるのに、なんとか複雑な調理法を見つけて美味しく食べようとする人もかつていたはず。だから、今、日本人はフグを食べられる
リコは危険をものともせず突っ込んでいく。
なんでも食べようとする。そして、すぐにお腹を壊す。そういう行動は全て過去、人類が探求してきたこと。

リコや白笛たちこそ人間の在り方と言える。
この作品の残酷さは、それら探求心と表裏一体になっている。それが、この世界の理だということが描けているから、ファンタジー作品であっても説得力と現実感に溢れた作品なのだ。
 
 
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メモ終わり。

 『メイドインアビス』面白いですよね。2期で描かれる「成れ果て村」のエピソードも、なかなかにしんどい話ですが、楽しみです。

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