Netflixのアニメーション(?)シリーズの『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』について書きました。
卵を見る目が変わる? 実写アニメ『ぐでたま』のシニカルでちょっとビターな物語|Real Sound|リアルサウンド 映画部
Netflixが、この手の可愛い系キャラの映像化を続けていますね。底堅い人気があるんでしょうね。
本作のユニークポイントは、アニメーションと実写のハイブリッドな点でしょう。現実世界にぐでたまがいるような感覚を作ろうとしている。『ロジャー・ラビット」とか、ああいう作品と同じ流れと言えそうです。
こういう異質なテクスチャーが混淆としている作品の魅力はなにかについて分析した内容になります。それと、こういう癒し系キャラの魅力は何か、実際にどのようなニーズで社会で捉えられていて、それが作品内容にどう反映されているかについて書いています。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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実写シリーズ『ぐでたま』ができるまで、メイキング映像公開 | ORICON NEWS
(1716) Gudetama animation Episode1 official upload – YouTube
サンリオピューロランド出禁解除の『ぐでたま』 、デザイナーは新人だった! 大ヒットの理由 | ダ・ヴィンチWeb
「家で卵かけご飯を食べていて、“卵って、やる気ないけどかわいいな”、と思ったのがはじまりです。卵を見ていたら、なんかこいつ全然目を合わせてくれないな、ぐでぐでしてるだけだな、もっと頑張ればいいのに……、卵は栄養もあるし、優秀なのに、もったいない、と。その、せっかく能力があるのに力の抜けた姿が現代人っぽくて今の社会と重なるな、とも思いました」
作品情報 | ギャザリングホールディングス株式会社
(1718) 『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』メイキング動画|実写撮影 – YouTube
(1718) 『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』メイキング動画|たまごオーディション – YouTube
実写とアニメーションのハイブリッド作品
ロジャーラビットとかトムとジェリーとか、スペースプレイヤーズのようなタイプに並ぶハイブリッド作品。
異質なものが混淆する面白さ
古くはフライシャー兄弟の作品のような。
Thesis
実写とアニメーションのハイブリッド作品の魅力とは
Point
異質なものが混淆する空間の魅力
現実世界をぐでたまが冒険するという筋書き。。。人間にはぐでたまはどう見えている?
ぐでっとしている人には見えて、一生懸命すぎる人には見えない。。。ここから何が言える?
社会の中に生きる僕らの代弁をする存在、、、より近い存在に見える、実写空間にあることで
ぐでたまの造形はどうか・・・黄身のキラキラ感、ぬるっとした感じがとてもよく描かれていて、美味しそう
本作の魅力をどうまとめるか。
Intro
Netflixのぐでたまがかわいい。そして、シニカルでちょっとビターな物語で
本作のメインキャラは、CGアニメーション。
それが実写空間の生身の人間と共演する。
ロジャーラビット的な作品
Body1実写とアニメのハイブリッド空間の魅力とは
フライシャー兄弟の頃からある。
ロジャーラビット
最近ではスペースプレイヤーズやチップとデールなど、アニメキャラと生身の人間が共演する作品が作られている。
ハイブリッド作品の魅力について
壁を乗り越える面白さ、あるいは原初的な映像のカタルシスに溢れている。
※自分の原稿から少し抜いてくるか。
Body2 ぐでたまの魅力
人間には見えるか、見えないか。別れる。
頑張りすぎている人にはどうやら見えないらしい。
無条件で見える世界ではないことが示唆されている。
↓
ぐでたまとコミュニケーションを取りたい人は、頑張ってはいけない
頑張りすぎの人にちょっと休んでいいよという優しさの物語。
元々、社会に疲れた人の癒しとしての、こういうキャラは時折人気になる。
サンエックスのリラックマとか、すみっコぐらしとか。
実写空間に置いたことで、ぐでたまのそんな成り行き任せのやる気なさ、肩の力を抜いて生きることも大事というメッセージ
身近な卵もそう見える。。。実際に他の割れた卵からもぐでたまが出てくるシーンもある。
ぐでたまのプロフィールは、誕生日は毎日となっている。
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メモ終わり。
調べていて、日本人の卵の消費量がすごいということを知りました。そんなに卵好きなのね、日本人。ぐでたま観ると、たまごを大事にしなきゃ、みたいな気持ちになりますね。食の尊さにも気付かされます。