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『ブルーロック』の馬狼照英について書きました

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 アニメ!アニメ!の敵役連載で、『ブルーロック』のフィールドの悪役こと馬狼照英について書きました。

 味方なのに敵― フィールドの悪役・馬狼照英は「ブルーロック」の面白さを象徴する男だ | アニメ!アニメ!

 この連載でスポーツものを取り上げるのは初だったと思います。敵役というテーマなので、スポーツのライバルも広義には含んでいいだろうと思っていたし、本人が悪役を自称しているので、連載に合うんじゃないかと思いました。

 また、彼の成長の仕方が面白いなとおもっていたんです。フィールドの王様から脇役に降格し、そこから自分だけの役割「悪役」へと至るというのが、いいですね。

 作品としても、ユニークな設定で味方チームだけど競争相手で敵みたいな面もあるので、この連載で扱うには向いている作品とキャラクターだったなと思っています。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。 
 
 
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馬狼照英 (ばろうしょうえい)とは【ピクシブ百科事典】

フィールドの王様から脇役、そして悪役へ

「自分のゴールで勝てないなら死んだ方がマシ。」

この作品はストライカーのエゴがテーマ。時にチームメイトは競争相手である。
競争相手こそが対戦相手以上に敵役となるような、そういう奇妙な展開が面白さ
馬狼照英はそれを代表している。

味方からボールを奪ってプレイすると言う凜でさえ全く予想していないプレイによってシュートを決めて見せた。その後は馬狼のイレギュラーな動きをベースにした互角の競り合いになるも、最終的には敗北してしまう

味方すら混乱に陥れる

 
 
Point3つ
ブルーロックは味方も敵みたいなとこがある
最初にエゴとはどういうことかをわかりやすく体現していたのが馬狼だった
キングから脇役、そして味方チームの時に悪役として覚醒、
 
 

Intro
ブルーロックの面白さについて

エゴを求めるから、味方も敵だ
 
 

Body1馬狼と主人公の邂逅からの馴れ初め

強烈なエゴを見せつけ、あれがストライカーのエゴなのだと感じる主人公のいさぎ

それに対して、色々なエゴの形に出会い、自らの空間認識能力を高めてエゴを作っていく。

そんな馬狼が主人公と再びまみえるのは、二次選考で敗北。
しかし、この敗北以上の屈辱はその後、チームメイトとなった時に待ち受けている

ブルーロックの面白さはここにある。勝敗以上にストライカーとしてチームの主役になれるかどうかが勝負。
とくに馬狼は、「自分のゴールで勝てないなら死んだ方がマシ。」だというくらいのキャラ。


そんな馬狼が、主人公にパスを「させられる」。それで得点に結びついているにも関わらず、ショックで崩れ落ちる

自分はストライカーとして中心的存在で、絶対的な主役=キングだと思っていたのに、キングは別にいることを認めてしまった。
脇役にさせられてしまったことで、一度折れた彼の心。

しかし、そこから彼はフィールドの悪役として、味方をも喰う男になっていく。
この変化が起きるのが、主人公と敵対する時ではなく、味方でいる時なのが、面白いところ

そんな味方にもわからない予想外のプレーは相手チームをも惑わせる。

馬狼のあり方にブルーロックの面白さが詰まっている。
 
 
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 メモ終わり。

 この作品はエゴが重要な要素であり、馬狼はまさにエゴの塊。作中のテーマを体現する存在だと思います。
 
 
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