ハフポストに声優アワードについての記事を書きました。
【声優アワード】種﨑敦美さんがアーニャとダイでW受賞。史上初、男女の区分がなくなった理由とは? | ハフポスト アートとカルチャー
今年から男女の賞をわけずに表彰するという形式に変更となり、それを象徴するかのように種崎敦美さんが、アーニャ役とダイ役で主演と助演の賞を獲得しました。
声優アワード実行委員会の、「声優という仕事は女性が男性キャラクターの声を担当したり、またその逆もありうる等、ジェンダーを飛躍した仕事。この変更で声優の賞であることによりフォーカスでき、賞の意図が明確になる」という説明の通り、ジェンダーを飛躍して演技をするという声優のあり方を示した今回の受賞式になったと思います。
こうした役者やミュージシャンの個人賞では、男女に分かれているのが多いですが、それをなくしていこうという動きもあります。ただ、そうすると男性優位の社会では男性に賞が偏るのではという懸念もあるのですが、日本の声優の世界の場合、それは起きる可能性は低いと思われます。男女でいうと女性の方がちょっと多いくらいなので。記事では、声優以外の個人賞がどうなっているかもちょっと触れています。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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Intro
声優アワードの結果、
主演声優3人
助演声優3人
今年から男女の区分を廃止
その理由を引用、公式から
昨年まではどうだったか。今年はどうなったか
昨年までは主演賞を男女1名ずつ、助演賞男女2名ずつだったものを、
主演賞3人、助演賞3人へと変更。、スポットを浴びる人数は維持し、より注目度の高い主演賞を3人に増やした。
主演と助演の史上初のW受賞となった種﨑さんは、スパイファミリーのアーニャ役で助演賞、少年役であるダイで主演賞を獲得。区分を廃止した声優アワードを象徴する結果になったと言える。
演技者やアーティストのジェンダー区分をなくす動きは海外でも見られるが、議論にもなっている。MTVで男女分けない演技賞を受賞したエマ・ワトソンは歓迎するコメントを出した
だが、今年イギリス最大の音楽賞、ブリット・ポップでは男女区分を排しての初開催となったが、受賞者が全員男性となったことが波紋を呼んでいる。イギリス音楽業界の男性支配が根強いうちは区分が必要で派との声も上がる。
日本の声優業界の場合、活躍の場が男性に限られることはない。種崎さんのように少年役もこなす女性声優も数多いことを考えると、ブリットポップのようなことが起こる可能性は低いだろう。
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メモ終わり。
種崎敦美さんは納得の受賞です。彼女は芝居が上手いし、役柄の幅が広いので、これからもアニメに欠かせない人となるでしょう。
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