リアルサウンドテックに、東映アニメーションのメタバースプロジェクト「ONN’ON STUDIOS(オナノンスタジオ)」の体験レポートを書きました。
「約70年前のアニメ制作現場」や「24年前のオタク部屋」にタイムスリップするメタバースがすごい 新鮮さと懐かしさが同居する“新たな遊び場”を体験|Real Sound|リアルサウンド テック
プレイしたのは、東映動画の立ち上げ期の「Onnon_ToeiDogaStudio1956」と、90年代のオタク部屋を再現した「Onnon_Nostalgia1999」です。東映動画のやつは、昔のアニメの撮影台なんかがあったりして、「おお、マルチプレーンカメラはこんなに大きいのか」と実感できたり、「木製の原画机だ、朝ドラ『なつぞら』の世界だ」というような感慨に浸れます。
90年代のオタク部屋は、当時の男子高校生のオタク部屋という設定。懐かしいアイテムがいっぱいです。この高校生は音楽にも興味があるらしく、音楽関係の機材もいっぱい。
東映アニメーションのメタバースプロジェクトは今後もエリアを増やしくそうで、今のところ、「1956年の大泉学園」、「1999年の秋葉原」、「2017年の羽田空港」、「近未来(2070年)の渋谷」などを予定しているとのこと。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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体験時のメモ
1956東映動画
3階建て
一期棟の再現
1回がアニメーターのルーム
当時は描き主導で企画が決まっていた。その後、監督主導の作り方に変わっていく。
1回には、撮影部屋とライブアクション・レファレンスのスタジオが
実写の撮影には東映の俳優がここで撮影し、それをデッサンしたりしていた
周りは田んぼだらけの田舎だった、となりに東映の撮影所があり、オープンセット用の撮影場所に東映動画のスタジオを建設
2回に演出の部屋がある。
演出も当時、絵を描いていた。当時の木の机を再現
なつぞらなどで観たような光景が広がっている。
机には、原画などもおいてある。白蛇伝の制作時のスタジオを再現しているため、白蛇伝のものが置かれている。
3回に原画と動画のスタッフルームがある。制作進行もここ、さらにトレースの部署があり、そこで原画からセルにトレースをする。
その隣に彩色をする場所がある。
試写室と録音ルームも完備。一棟でアニメ制作が全て網羅できるようになっていた。
ノスタルジア1999
オタクの部屋の再現
ソニー製品と東映関連の製品に溢れる
押し入れの中におジャ魔女どれみ。。。男の子がこれを好きなのはちょっと恥ずかしかったため
アイボはつかめる
ちょっと金持ちの家。
早稲田を目指している設定の男の子
松本零士グッズがいっぱいあるのは、東映が包括契約をしているので使いやすいということ。
パラパラを踊る機能もある。
メーテルの裏に透明な通路が。。。
謎解きの机。MDとフロッピーを集めると解ける
利用者は外国人が多い、許諾で強力してくれた会社もいくつか、GTOやカイジ、当時のお菓子や缶ジュースも、
Intro
東映メタバースプロジェクトが12月から始動
その名は小名のん、スタジオ
その概要について、
リアルサウンドテックでは、その体験をレポートする。
Body1 東映動画1956について
1956東映動画
3階建て
一期棟の再現
1回がアニメーターのルーム
当時は描き主導で企画が決まっていた。その後、監督主導の作り方に変わっていく。
1回には、撮影部屋とライブアクション・レファレンスのスタジオが
実写の撮影には東映の俳優がここで撮影し、それをデッサンしたりしていた
周りは田んぼだらけの田舎だった、となりに東映の撮影所があり、オープンセット用の撮影場所に東映動画のスタジオを建設
2回に演出の部屋がある。
演出も当時、絵を描いていた。当時の木の机を再現
なつぞらなどで観たような光景が広がっている。
机には、原画などもおいてある。白蛇伝の制作時のスタジオを再現しているため、白蛇伝のものが置かれている。
3回に原画と動画のスタッフルームがある。制作進行もここ、さらにトレースの部署があり、そこで原画からセルにトレースをする。
その隣に彩色をする場所がある。
試写室と録音ルームも完備。一棟でアニメ制作が全て網羅できるようになっていた。
大泉の正面玄関にログインすると、出る。
当時の東映動画スタジオの外観写真が早速飾ってある。
入り口から入ると、右手に事務室がある。パソコンもない当時のデスクが。
机には当時の作品の資料もおいてある。
隣には守衛室。受付。
向かいにはトイレがあるが。男女別になっていない。
奥に進むと撮影室あり、マルチプレーンの撮影台が3つおいてある。
すぐ外に出られるようになっていて、下が掘られていて、下から照明当てられる?
2階からも照明を当てられるようになっているようだ。
外にはレインボー戦隊ロビンの銅像、白蛇伝のポスター、当時の大泉の東映スタジオを航空写真、今、飾られている東映アニメーションの模型が飾られている。
撮影室を抜けると、奥にはライブアクションスタヂオがある。ここで東映撮影所の俳優を使って、参考動画の撮影を行っていた。机がおいてあるのは、そこでアニメーターたちがデッサンをするためのもの。机には白蛇伝の設定画も置かれている。
外に出ると、向こうには実写映画の東映撮影所の社屋が見える。
ライブアクションスタジオの隣にアトリアがある。ここで美術やキャラクターデザインの設定を作っていた。当時は描き手動で制作が行われていた。ここで出来た絵をもとに作品の企画を立ち上げていたそうだ。
机には当時の絵の具や設定資料などが置かれていて、雰囲気を感じ取ることができる。
入り口左手に階段があって、そこから上に行ける。2階にまずあるのは所長室。所長、大川 博初代社長の写真が飾られている。
所長室の隣には、企画室がある。ここでプロデューサーや演出陣が企画を練っていた。
向かいは、撮影室を2階から見下ろせるようになっている。マルチプレーン撮影台の大きさを堪能するには、2階の方がいいかもしれない。
演出室には、机が並ぶ。ここで
その奥にライブアクションスタジオを見下ろせる部屋がある。
3階には、アニメーターの部屋がある
机が左右にずらりと並べられていて、ここで1人ひとりが原画を描く。
仕切りもなく、すぐとなりに制作進行室がある。原画の進行具合もすぐにチェックできる。
さらにその奥には、トレース室。ここで原画をセルに転写する作業が行われていた。さらに奥に彩色室。ここで色塗り、今で言う仕上げが行われていた。セルの隣にすぐ仕上げ部があるのは効率が良さそう。すぐ横に検査室があり、ここで抜けがないが確認している。
編集室は検査室のすぐとなりの部屋にある。ここで編集を行っていた。現像は東映の別の場所にある現像所でやっていたそうだ。当時はフィルムの時代なので、フィルムの編集室しかない。
編集室の隣には、資材室があった。ここに色々な備品を保管していたのだろう。
ロッカーや壁の汚れがリアリティを感じさせる。
原画室の向かいには試写室がある。当時はパソコンもビデオもない時代なので、映像の具合を観るには映写するしかなかった。すぐ脇には録音室があり、ここで映写をしながら、録音作業を行っていたようだ。
試写もダビング室も兼ねていたのか。奥の白い扉から外に出られる。隠し扉のようになっている。
ここから外を一望できる。当時は周りに何もなかった、本当に田んぼの中にスタジオを作ったらしい。ここから屋上にも登れる。飛び降りることもできる。
Body2 オタク部屋1999について
ノスタルジア1999
オタクの部屋の再現
ソニー製品と東映関連の製品に溢れる
押し入れの中におジャ魔女どれみ。。。男の子がこれを好きなのはちょっと恥ずかしかったため
アイボはつかめる
ちょっと金持ちの家。
早稲田を目指している設定の男の子
松本零士グッズがいっぱいあるのは、東映が包括契約をしているので使いやすいということ。
パラパラを踊る機能もある。
メーテルの裏に透明な通路が。。。
謎解きの机。MDとフロッピーを集めると解ける
利用者は外国人が多い、許諾で強力してくれた会社もいくつか、GTOやカイジ、当時のお菓子や缶ジュースも、
1999年の、アニメとソニー製品が好きな高校生男子の部屋をイメージ。 6畳の部屋
せまいようで、観るところはいっぱいある。
銀河鉄道999アンドロメダ終着駅
VHSがたくさん並んでいる。
いろいろ、お菓子など当時のものが雑然と置かれているのも注目、
猫がいて、ゆらゆらと揺れている。
机の上のノートには謎解きがある。MDとフロッピーディスクが散らばっっていて、集めてなぞをとこう。
テレビの隣にパソコン机があって、当時の大きなバイオのデスクトップが置かれている。
早稲田大学を目指してるという設定らしい。
ギターから押入れに登れるようになっている。
押入れの中には秘密基地ようになっており、そこにはおジャ魔女どれみのポスターが。男子高校生なので、どれみが好きなのはちょっと恥ずかしかった、という設定で押入れに貼ってあるらしい。大量のカセットテープも時代を感じさせる。
1999年なので、ムーもおいてある。ノストラダムスの最終大予言の特集号だ。
ここは他のプレイヤーとチャットを楽しむ空間で、好きなジャンルを選んでおしゃべりすることができる。
ディスコ空間のような押入れ。当時はジュリアナ東京などがあった時代か。
押入れの隙間からテレビの上を歩けるようになっている、フィルムのカメラとフィルム入れが懐かしい。
テレビの上にフィギュアを後ろから眺めることも可能。細部まで作り込んであるのがよく分かる。
とにかくこの高校生は松本零士が好きらしい。999のグッズが多い。
カセットテープ用のソニー、ウォークマンやアイボも置かれており、様々なソニーグッズが楽しめる。
アイボを掴んで遊ぶことも可能。
ナタデココの缶ジュースがおいてあるのも懐かしポイント。
密かにGTOやカイジの単行本もおいてある。ファミ通も。
机のうしろに模造刀があり、登れるようになっている。
メーテルのフィギュアからは見えない通路があり、時計に向かうと、、ここで謎解きの答えを入力すると、隠し部屋に行くことができる
隠し部屋に行くためのコードはSNSでシェアしないようにという注意書きがある。
この部屋は、ドアを開けるとすぐにベッドが横たわっている。出入りが大変そうだ。
机の上のペンを持ってお描きもできるようになっている。描くのはなかなか難しい。
漫画雑誌は架空の雑誌だ。壁時計は動いていて、ログイン時も稼働し続け、今の時刻を示している。
Body3 今後の展開
イマジナリーパーク2070を予定
1956年の大泉学園、1999年に秋葉原、2017年の羽田空港、近未来(2070年)の渋谷を想定。正解するカドの年。
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メモ終わり。
VR Chatは長時間続けてやると気持ち悪くなりがちなので、体験取材は休み休みやりました。どちらも面白い体験でしたが、ご利用は計画的に、と思いました。
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