アニメ!アニメ!の京伴祭2023特集で、発起人の劇伴作家、林ゆうきさんにインタビューしてきました。
【京伴祭2023特集vol.1】「世界で愛されるアニメの劇伴イベントを日本でも」劇伴作家・林ゆうきが届けたい野外フェスの楽しみ方 | アニメ!アニメ!
京伴祭は、アニメの劇伴の野外フェスです。昨年、コロナで無観客でVol0をやり、今年晴れて正式に第一回の開催となりました。アニメの劇伴が世界でも愛されており、林さんも海外のコンベンションなどに呼ばれることも増え、ストリーミングサービスを通じて海外からもたくさん聴かれるようになっている現状を踏まえ、国内でもアニメの劇伴をもっと盛り上げようと企画されたものです。
林さんは、京都出身ということでコロナで観光業を中心にダメージを負った京都を盛り上げたいという思いもあり、京都で開催されることになりました。今回参加される6名の作家さん全てにインタビューしてきました。順次こちらも紹介していきます。
当日は僕も行く予定です。話を聞いてさらに楽しみになりました。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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参考
林 ゆうきさんインタビュー|Creators’ View|日本音楽著作権協会(JASRAC)
【公式】劇伴作曲家・林ゆうきさんと考える、理想の音楽環境とは。 – TRACK/トラック | 次世代クリエイターのための防音マンション
「ミュージシャンになりすぎてはいけない」――『ヒロアカ』『ハイキュー!!』の劇伴作家・林ゆうきに訊く仕事の極意(インタビュー前編) – Soundmain
作曲家 “林ゆうき”氏 スペシャルインタビュー! – YouTube
劇伴音楽作家・林ゆうき氏に聞く「音楽作家の権利とは」(前編)(鎮目博道) – エキスパート – Yahoo!ニュース
スタッフインタビュー第3弾:音楽/林ゆうきさんインタビュー | News | TVアニメ「君は放課後インソムニア」公式サイト
『ヒロアカ』の劇伴作家・林ゆうき キャラクターを音で表現 「連想させるものを重ねて」(日テレNEWS) – Yahoo!ニュース
【インタビュー】林ゆうき、作家活動10周年「やろうとしてるのは“音のトータルデザイン”みたいなこと」 | BARKS
林さん
– intro
アニメ劇伴の野外フェス、京伴祭が開催される。
世界的にもアニメの劇伴は聴かれるようになっている、国内でも大きなフェスをやろうと、昨年は無観客での配信で開催、今年は東京の屋内での開催を経て、いよいよ野外での有観客でのフェスが実現する。
その発起人である林さんに今の想いを聴いた。
ここに、プロフィール入れるか。
Body1京伴祭を思いつくきっかけとやってきた手ごたえ
– 京伴祭の発起人だが、自分一人の力ではできず、多くのスタッフや関係者の協力があってこそ実現できた
– コロナ禍で京都が閑散としていた時期に、出身地への恩返しを思い立った
– 海外では日本のアニメや作品が高く評価されているのに対し、その音楽(劇伴)にフォーカスしたフェスがなかったことから京伴祭を企画
– 最初は道楽的な発想でスタートし、大規模なものを想定していなかった
– 3回目の今年は野外の有観客公演を実現でき、少しずつ形になってきている
– 東京公演は試金石として、集客力や立地の良さを試すことが目的
– 冗談半分で言った、クラフトビールの販売やコスプレイヤーの出演なども実現しようとしている
– アニメの音楽フェスを自由に楽しめる空間を提供したいと考えている
Body2出演者について(Body1とくっつけてもいいかも)
– 出演者の作家陣は基本的に林さん自らが声をかけている
– 高梨さんは最初に快諾した”強力な武器”だった
– 宮崎さんとは家族ぐるみのつながりがあり、縁があって声をかけた
– 岩崎さんには以前から楽曲が好きで、高梨さん経由で接触できた
– 加藤さんは昨年からアプローチを続け、東京公演を見てもらい出演を決めた
– 桶狭間さんは偶然ツイッターでアシスタント募集の流れで林さんのアシスタントになったのが縁
Body3林さんのかんがえる劇伴の魅力
– 劇伴という言葉の成り立ちは気にしておらず、日本アニメのサウンドトラックを指す言葉として積極的に使っている
– 映像と音楽が相乗効果を生み出すのが劇伴の醍醐味だと考えている
– 日本アニメ独自の選曲システムにより、サウンドトラックのカラーを持ちつつ、起承転結のある楽曲を作れるのが魅力
– フィルムスコアリングとは違うアプローチだが、日本の手法も十分に価値があると考えている
– 両手法を組み合わせることで、更なる可能性が広がると期待している
Body4野外フェスで劇伴を楽しむことについて
林さんの発言の要点は以下の通りです。
【海外でのアニメ・劇伴の盛り上がり】
– アニメコンベンションが世界各地で開催されており、呼ばれる機会が増えている
– 劇伴にフォーカスが当たり始めた兆しがあり、劇伴ライブも増えつつある
– 日本の劇伴スタイルを海外に伝えられれば、評価されると考えている、夢は劇伴の海外ツアー
【野外フェスへのこだわり】
– 座って長時間聴くコンサートよりも、自由に動き回れるフェススタイルが好み
– フェス形式なら食事やくつろぎの時間も作れる
【ファンへのメッセージ】
– 野外なので自由な過ごし方ができる(寝転がる、子供と遊ぶなど)
– 映像も流すので作品や曲との親しみも湧くと思う
– 学生や子供にも音楽の新しい楽しみ方を知ってほしい
– 友人・家族を誘って、思い切り楽しんでほしい
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メモ終わり。
林さんはとても素敵な方でした。今回6人の作曲家にお話を聞いたわけですが、みなさん林さんのことをすごく信頼しているというか、人として大好きみたいな感じなんですね。多くの人に愛されている方何だなと実感しました。
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