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『アリスとテレスのまぼろし工場』岡田麿里監督にインタビューしました

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 アニメ!アニメ!で、岡田麿里監督にインタビューしてきました。

 岡田麿里監督が語る映画「アリスとテレスのまぼろし工場」制作秘話と舞台背景にあるアイデア【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

 岡田監督の長編第2作ということで注目の本作ですが、非常に素晴らしい完成度の作品です。岡田監督がこの作品にどんな思いを込めたか、制作経緯や監督すること、作品は生まれた背景などについて語っていただきました。

 「青春を描くと地方に戻ってしまう」という言葉が印象的です。その他声優さんについてもいろいろ聞きました。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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質問案

変化を悪とする町を舞台とするという発想はどこから出てきたのですか。

舞台となる町の製鉄所が爆発したのが1991年1月という設定とのことですが、この時代を選んだ理由はなんですか。

脚本を書く時にキャスティングのイメージを持ちながら書いたりしましたか。

本作の構想は小説から始まったそうですが、途中で筆がとまったとのことですが、アニメ化することが決まってどのように一度止まったイメージが前進していったのですか。

佐藤せつじさん演じる佐上のキャラクターが、他の作品では見ないタイプのキャラクターだなと思いました。このキャラクターはどのような発想で生まれたのですか。

舞台の町のモデルはあるんでしょうか。

『さよならの朝に約束の花をかざろう』の時は、P.A WORKSの堀川さんに「100%の岡田麿里が観たい」というオーダーがあり、今回はMAPPAの大塚さんには「岡田麿里200%の作品にしてください」と言われたそうです。これらの言葉を実際にどう受け止めたのですか。
 
 
どうしても描きたかったのは暴力的なまでの生命力でした『アリスとテレスのまぼろし工場』岡田麿里インタビュー | ダ・ヴィンチWeb
 
 
構成9月9日

Point3つ

もう一度監督をやること

キャストのこと

変化してはいけない町という設定が生まれた理由
 
 
Intro

公開情報(公開中と書く)・・・多分公開中の掲載になるので。

オリジナル映画であること。あらすじを少し。変化しないことを強いられる中学生たち。

岡田麿里監督の作家性が全開になった本作の生まれた経緯や、キャスト、特異な町の設定が生まれた背景など多岐に渡る話を聞いた
 
 
Body1もう一度監督をやることになった経緯、動機
– 岡田監督は「さよ朝」の監督は楽しかったというが、同時に難しさも感じた。
– PAワークスの堀川さんが「次に岡田監督に監督させたい人が出てくる」と発言をし、東出さんも監督を再度勧めてくれたことで決断した。
– 前回の監督経験が今回の作業にどのように生かされたか。
– 同じスタッフと仕事をすることの利点を語り、信頼を重ねていくことの重要性を強調する。
– 今回はメインスタッフが小さい空間で作業できたことでコミュニケーションが取りやすかった。
– 過去に小説で書こうとして書けなくなったものに挑戦した理由を述べる。
– 脚本家としての自己認識とアニメスタッフの才能に惹かれて小説を書くことになった経緯を説明する。
 
 
Body2キャストについて
– 岡田監督はキャストの選定について、久野美咲さんについてはあて書きで書いており、PV用に声を入れさせてもらった。
– 久野さんのPVでの叫び声を聞いて感動し、彼女の声がキャラクターを推進する力になると感じた。
– 榎木淳弥さんは自然な男の子っぽい声がほしくて
– 上田麗奈さんはVコンテを作ったときに、声をあてるのを手伝ってくれた。それがぴったりだった。
– キャストの芝居の方向性について、生っぽい芝居を求めつつも、絵にのる芝居や感情の前のめりな演技を重視した。上田麗奈さんや榎木淳弥さんはこの方向性に合致し、自然な演技をすることができた。
– 平松さんがリップシンクにこだわった
– 佐藤せつじさんが演じた佐上は、わかりやすい敵キャラクターを求めていたが、感情移入して敵にならなかったため、逆に興味深いキャラクターとして生まれた。
 
 
Body3 変化してはいけない町という設定が生まれた理由
– 本作の舞台となる町の特徴は、変化を望まない閉塞的な雰囲気であり、この発想はコロナ禍を経験したことから生まれた。岡田監督は、社会的に変化を求められる中で、静かに変化しないことへの抵抗を感じ、それを作品に取り入れた。
– 舞台設定として、1991年1月が選ばれた理由は、岡田監督自身がその時代を経験していることが大きい。また、この時代はバブル崩壊直前の時期であり、閉塞感と一時的な盛り上がりの両方があった時代として舞台設定が選ばれた。
– 町のモデルとして特定の場所は決められておらず、元々は凪あすのロケハンで無人駅を観たことから発想している。様々な場所が参考にされた。共通するのは良い時代と呼ばれる時代の空気がのこっているところ。
– 岡田監督は地方や郊外を描くことが好きであり、自身の子ども時代の経験がその影響を与えていると考えられる。また、都会の生活も経験しており、今後は都会を描く作品も挑戦したいと述べている。
 
 
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 メモ終わり。

 1991年1月の物語であるということを念頭に見ると、いろいろ見方が深くなる作品だと思います。バブル経済崩壊直前の話なんですよね。日本経済絶頂時に時間が止まってくれればいいのに、と思っている人は現実にたくさんいるんじゃないかなと思います。これから日本が悪くなると思っていても、時間を先に進める覚悟を問われるような、そんな作品だと思います。
 
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