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【IMART2023】アニメ業界の子育て事情についてのトークセッションのレポートを書きました

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 Brancに、IMART2023の「アニメのお仕事と家事育児」のトークセッションのレポートを書きました。

 アニメ制作者たちが語る、子育ての苦労と楽しさ。託児スペースつきのアニメ会社の話も【IMART2023】 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

 アニメ業界の特集でこのテーマはあまり語られて来なかったと思うので、貴重な話だと思います。登壇者は、
西村美香(アニメーション美術背景屋、美術監督)
西畑朋未(株式会社LuLaforte 広報・制作事務)
イシグロキョウヘイ(アニメ監督、演出)

 の三人。みなさん、子育てをしながらアニメ制作に携わっておられます。

 西畑さんの会社には託児所があるそうで、アニメスタジオとしてはかなり珍しいケース。ここは基本的に子供を持つ女性が従事する制作スタジオだそうで、そういう会社hが日本にもあることを知りませんでした。

西村さんは『デデデデ』の美術監督ですが、この大変なポジションを双子の面倒を見ながらやったそうで、そこにはチーム作りの秘密があったようです。スタジオのプロダクションプラスエイチも理解があって、西村さんがやりやすい形でチームを作れるようにサポートしていたとのこと。

 イシグロさんの言葉、「子どもが生まれればそれ以前の仕事のやり方は通用しなくなる」というのは真理ですよね。子供ができたら、働きすぎることはそもそもできなくなるわけです。アニメ業界全体の労働に対する意識を変えないといけないですし、そのための仕組みを作るべきなんだろうと思います。
 
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