[PR]

アニメプロデューサーの未来を探る!IMART2023での熱い議論をレポート

[PR]

 Brancに、IMART2023のセッション「アニメプロデューサーは育成可能か」のレポートを書きました。

 業界最前線のプロデューサーらが 「アニメプロデューサーは育成可能か」を議論【IMART2023】 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

 植田益朗さん、川口典孝さん、大澤信博さんの3名がアニメのプロデューサーについて語るこのセッション。非常に聴きごたえがあるものでした。プロデューサーの仕事はどういうもので、どんな能力を求められるか、そして育成可能なものなのかどうかについて議論されています。

 大澤さんが示したアニメプロデューサーの業務メニューが100項目以上もあってこれはなかなか貴重な資料だなと思いました。大澤さんは自社でそのデータをもとに、育成というわけではないが、若手がどの程度このメニューを経験済みかをチェックしているようです。

 注目のアニメプロデューサーとして、FLAT STUDIOの石井龍さんやCLAPの松尾亮一郎さんの名前が上がっていました。

 プロデューサーという職種は専門職のような、ジェネラリストのような立場なので、育成は確かに難しいだろうなと思います。これは実写映画でも一緒です。しかし、アメリカの有名映画大学にはプロデューサーの育成コースはあって、ファイナンスからクリエイティブなこと、効果的なピッチ・プレゼン方法などいろんなことを教えてはいるみたいです。突出したプロデューサーは育成不可能だとしても、ある程度の基本を教えることは可能ではないかと思います。
 
関連作品