アニメ!アニメ!に、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の福田己津央監督のインタビュー記事を掲載しました。
『ガンダムSEED FREEDOM』福田己津央監督が語る制作秘話―「誰も愛を語らない時代だからこそ、愛を描いた」 | アニメ!アニメ!
インタビュー実施は公開から3日めの日曜日でした。掲載タイミングがわからなかったので、どの程度内容についてネタバレ込みで話してもらうのか、難しいなと思いながら、やや踏み込んだ話もしてもらいつつというインタビューでした。
企画されてから20年程度経過しているので、色々と当初の予定から変わっているところもあるでしょうし、そのあたりを聞きつつ、制作時のこだわりについて広く聞く感じになりました。
両澤千晶さんについてのお話はこちらから振っていないのですが、自然とお話が出てきて、愛を感じました。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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参考
クリエイターインタビュー 第9回 福田己津央<前編> – サンライズワールド|アニメの最新情報を日々更新
クリエイターインタビュー 第9回 福田己津央<後編> – サンライズワールド|アニメの最新情報を日々更新
アニメーション監督・福田己津央が語る『機動戦士ガンダムSEED』制作秘話 | 無料のアプリでラジオを聴こう! | radiko news(ラジコニュース)
『機動戦士ガンダムSEED』制作の直前に、アメリカ同時多発テロ事件があって。戦争の感覚がだいぶ違ってきたなと感じました。僕が1番気にするのは、戦争の本質論っていうよりも、日本の子どもたち、視聴者がどうリンクするのかってことでした。そして、作品では「カテゴリ」を描いてみようと考えました。「このなかに属していない自分って何?」ということは、戦争の本質になるんじゃないかなって思いました。人種とか宗教とか、住んでる地域、言葉……いろんなもののなかで、人間がカテゴライズされる。それって、学校単位で見たときもあるじゃないですか。そこと上手くリンクして、物語を作ったら、みんなの心に刺さるんじゃないかなって思って。そこがスタートですね。
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「メカの作画マンが少なくなってきて遅かれ早かれみんなCGに移行するのでは」
「SEEDとDESTINY、どちらが好きかといわれたらDESTINY。SEEDはまとまってはいるが、まとまりすぎている感じがすごくする」
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モビルスーツが活躍するシーンの福田さんのカッコいい演出は、鉄板でウケていましたね。重田 智さんの画の魅力も相まって。『SEED』のモビルスーツって、いわゆるミリタリーロボット風ではありつつも、ヒーローロボットとして動く。そこは今見ても魅力的だと思います。それは今度の劇場版でも同じですね。あとは女性の視聴者が、キラとアスランの関係に惹かれて入ってきてくれたのも大きかったです。キラとアスランの関係は、両澤さんがある種の少女マンガの文法で考えていたんですよ。竹宮惠子先生の『ファラオの墓』とか、あのあたりの70年代の少女マンガがベースとして、ライター陣に共有されている雰囲気がありました。だから方法論として女性に受けるのはわかっていたんですけど、それが「ガンダム」という作品の文法にちゃんと乗るのかどうかは、やってみるまで未知数なところがありました。
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質問案
テレビシリーズ放送から20年以上の時を経ての劇場版となります。劇場版の企画も何年も前に発表されたものですが、2020年代に公開するにあたり、当初の企画から内容の変更はあったのでしょうか。
本作は多数の人気キャラクターがいますが、劇場版でそれぞれの活躍度合いをどう調整しましたか。
モビルスーツ戦について、劇場版だからこそこだわった点はありますか。
森崎ウィンさんなど、新登場のキャラクターの声優起用の方針について教えてください。また桑島紀子さんの起用されたキャラクターの役どころについてもお伺いします。
本作は遺伝子操作で生まれたコーディネーターとナチュラルの争いが根底にあります。人のゲノム編集が現実になろうとしている今、福田監督は遺伝子操作についてどう考えているのでしょう。
劇場版の物語の構築にあたり、最も難しい点は何でしたか。
本作は「愛の物語」として作られています。キラとラクスのラブストーリーをどう決着させようと物語を構成したのですか。
福田監督には、「グレンダイザーU」も控えています。ロボットアニメが少なくなってきている現状について、どう考えていますか。
構成
Point3つ
20年で企画・内容が変わった点
ロボットの戦闘描写とロボットアニメにこれからについて
現代社会に対して
Intro
SEED劇場版が公開され大ヒット
福田監督に話を聞いた。想いとこだわりについて。
Body1 20年で企画・内容が変わった点・・愛の要素について
– 新作を作った感じはあまりなく、緊張はあったが、好調な反響に感謝している。
– 台詞のプロセスが今までと異なり、不安はあるが、後半にいくにつれ自分のペースになっている。
– 2006年から18年の間に再始動したことにより、3Dモデル制作の量が大変だったが、今のスタッフの愛情が大きな支えになった。
– 当時うまくいかなかった部分を補正しようとしたが、最終的にはキャラクターの設定や愛の物語の具体性に重きを置いた。
– メカのデザインは、ローコストで戦争を行う方向性で考えた。
– ファンの後押しについては具体的な影響はわからないが、西川さんの応援は大きいと感じている。
– 18年間企画が続いたことについては特に不思議ではなく、長期的に企画が続くことが重要だと考えている。
– 現代は変化を嫌い、変わらないことを望む時代になっているため、18年はあっという間だったと感じている。
Body2 現代社会に対して
– 90年代や2000年代の愛については恥ずかしいと感じていたが、今は結婚がゴールではない時代なので愛をストレートに表現しても良いと考えた。
– 愛を男女の愛に限定せず、家族愛や親子愛など幅広く描くことを意識した。
– 技術の進化については、良し悪しを判断するのは難しいと考えており、技術自体は止まらないものであり、遺伝子編集も今後さらに進むだろうと予想している。
– 遺伝子で人類を選別することや戦争自体については否定的に描いていない。技術の良し悪しは人間の考え方次第だと感じている。
– 18年ぶりに映画が公開されることについて、ファンに喜んでもらうことが最優先であり、失敗は許されないと考えている。
– 映画館での体験を共有することが重要であり、一人で観るのではなく共感を得られる空間が大事だと感じている。
– リアルな体験や共感が重要であり、映像作品もそれを目指している。
– 映画やアニメが他のメディアと競争する時代になり、劇場での体験型アトラクションとしての価値を重視している。
– **3DCGの採用について**
– 基本的なアクションシーンの流れはテレビシリーズのガンダムに準じる。
– ファーストガンダムのアクションから始まり、スピードアップしていくメリハリ感をつけたかった。
– 重量感ある重々しいアクションを1年かけてやっていたことを、二時間の映画で再現することを目指した。
– **新旧スタッフとの融合**
– CGは実写の特撮ミニチュアワークに近いものと考え、現実と作り物のすり合わせを重視した。
– 実寸大のモビルスーツが体験できる現代では、画面内での質感のリアリティが重要。
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メモ終わり。
最終的な構成は、もう少し整理させてもらっています。最後にファンのメッセージと、待ち続けくれたことへの感謝で締めたほうがいいかなと。
内容の部分を前半に、中盤にメカ関係を置きました。