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マンガの新境地を切り拓く:集英社XRが挑む『マンガダイブ』の可能性

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 Brancに、集英社が手掛ける体験型イベント「マンガダイブ」を手掛ける稲生晋之(いなき・しんじ)さんにインタビューしてきました。

 「集英社が一番チャレンジをしていくべき」元ジャンプマンガ編集者がイマーシブイベント「マンガダイブ」を立ち上げた理由 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

 稲生さんは「集英社XR」という新規事業を立ち上げ、マンガコンテンツとXRテクノロジーをあわせた事業の開発をされています。もともとはマンガ編集者ですが、マンガのビジネスが周辺へと拡大していく中で、新たな事業を集英社自ら起こす必要性を感じて、こうした事業を展開されているようです。

 確かに、今マンガの売上を伸ばすのはアニメ化などのメディアミックスの力も大きくて、そうした周辺領域に出版社自ら足を伸ばしていくことを考えているみたいです。このマンガダイブは、マンガの活かし方としてもユニークで、平面のマンガを立体空間にいかに置き換えるのか、それによってどんな体験を新たに生み出せるのか、稲生さんの話はとても刺激的でした。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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取材対象者
稲⽣晋之/Shinji Inaki

1972 年⽣、埼⽟県出⾝。1996 年より 20 年にわたって集英社で漫画編集者を務め、のちラ イツライセンス部⾨を経て新規事業開発部⾨に。ライツ部⾨では週刊少年ジャンプ創刊 50 周年事業や国内外の数多くの映像化事業を担当。新規事業部⾨では、集英社作品の海外映像 化事業統括マネージャーも務めつつ、2021 年、「集英社 XR」チームの⽴ち上げを⾏う。
 
参照
「集英社XR」が発足。組織の垣根を超えて日本のコンテンツを送り出す、集英社とTHINK AND SENSEの仕掛け人にインタビュー – Mogura VR News
1972年生、埼玉県出身。1996年より20年にわたって集英社で漫画編集者を務め、のちライツライセンス部門を経て新規事業開発部門に。ライツ部門では週刊少年ジャンプ創刊50周年事業や国内外の数多くの映像化事業を担当。新規事業部門では、集英社作品の海外映像化事業統括マネージャーも務めつつ、2021年、「集英社XR」チームの立ち上げを行う。

(244) 【XR Kaigi 2022】集英社XRとTHINK AND SENSEによる XR業界で求める人材2022 – YouTube
 
 
構成

Point

一番チャレンジングをことするなら集英社でハンドリングすべき、というか一番できる

イマ―シブ体験とマンガに対する考え

マンガダイブの今後の展開
 
 
Intro

マンガダイブについて、

マンガダイブ

これを主催するのは集英社XR、出版社が自らリアルイベントを手掛けるのはどうしてか。
 

 
Body1経緯と狙い

インタビュー原稿の要点を箇条書きでまとめました:

– 集英社XRは新規事業開発部から発展した新規事業
– 目的:
– 漫画を使った新しいビジネスモデルの開発
– アニメ、ゲーム、イベントなど従来関与できていなかった分野への進出

– 背景:
– 漫画よりアニメ、実写、ゲームの方が大きな収益源になっている
– 5-6年前から新規事業開発の必要性を強く感じるようになった

– 稲生氏の経歴:
– 20年以上漫画編集に携わる
– その後ライツライセンス事業部で映像化や商品化を担当
– 2018年に週刊少年ジャンプ50周年プロジェクトを担当

– ナイアンティック、シンクアンドセンスとの協業:
– 2016年頃からARイベントを通じてナイアンティックと交流開始
– テクノロジーに関しては専門家の助けを借りながら学習中

– マンガダイブイベントについて:
– 集英社が主催する理由は、よりチャレンジングな取り組みができるため
– 作家との信頼関係を活かし、新しい試みを実現しやすい立場にある
– 失敗を恐れずに挑戦し、IPの可能性を広げることが目的

– 今後の展望:
– 漫画の新しい表現方法や届け方を模索
– グローバル市場での漫画・アニメの人気を活かした展開
 
 
Body2イマ―シブ体験とマンガ

インタビューの続きの要点を箇条書きでまとめました:

1. マンガダイブと作家の反応
– 作家は概ね理解を示している
– 完成された漫画を一度解体する必要があり、メリットとデメリットがある
– 新しい表現の可能性と、オリジナルとの違和感のバランスが課題

2. マンガダイブの演出方針
– 過度な演出を避け、自己満足にならないよう注意
– 270度の視野内で自然な没入感を目指す
– 作品のテーマや伝えたいメッセージを重視

3. 集英社の強み
– 漫画制作のノウハウがマンガダイブの制作に活かされている
– 編集者と作家の関係性や作品理解が深いことが強み

4. イマーシブ体験の可能性
– まだ正解はないと認識している
– 来場者の反応を直接聞きながら改善を続けている
– 作品や読者の多様性に合わせて、柔軟に形を変えていく必要がある

5. マンガダイブの形態
– 固定のフォーマットを作らないことが方針
– 作品ごとに最適な形を探求している

6. 今後の展望
– 多様な作品に対応できる柔軟な形態を模索
– ユーザー体験の質を重視し、常に新しい可能性を探求
 
 
Body3今後の展望

インタビューの最後の部分の要点を箇条書きでまとめました:

1. 集英社XRの今後の展望
– 既存の漫画の魅力を伝えることが主要ミッション
– 海外展開を積極的に推進
– 現地の読者や文化に合わせたアプローチを模索
– 現地パートナーとの協力を重視

3. ファンの反応の重要性
– メッセージボードを通じたファンの声の可視化
– 読者の熱量や愛情を直接感じられる場の提供

4. リアルイベントの価値
– 個人的な読書体験を共有体験に変換
– ファン同士の交流の場を提供

5. 作家や編集者への影響
– ファンの反応が作家にとって「ビタミン」となる
– 編集者にとっても大きな励みになる

6. 今後の展開
– 地方での開催を増やす計画
– 海外展開の具体化
– 海外でのビジネスモデル
– 現地での作品の受け入れられ方を直接知ることを重視
 
 
————-
 
 メモ終わり。

  集英社は漫画の王者ですが、一番挑戦意欲の強い会社なんですよね。それがジャンプの強さなんだろうなというのがよくわかる取材でした。
 
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