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【なぜ今?】名作小説がアニメ化! その理由と人気の秘密【がんばっていきまっしょいetc.】

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マグミクスに、名作小説のアニメ化が増えてきた要因について考察するコラム記事を書きました。

「今?」「だいぶ印象変わる」 実写化が好評だった小説のアニメ化が増えた理由は? | マグミクス

『がんばっていきまっしょい』が今年、劇場アニメ映画として公開されるのですが、この原作小説は90年代の作品です。一度、90年代に実写映画となっていて、田中麗奈の出世作なんですが、結構面白い青春映画だったんです。2000年代には、鈴木杏主演でドラマ化もされました。

数年前には『ジョゼと虎と魚たち』や『ぼくらの7日間戦争』がアニメ映画化されていますし、名作小説をアニメにしようという動機がどこからやってきているのかを考えてみました。『富豪刑事』や『池袋ウエストゲートパーク』などもこの枠に入りますね。

近年のアニメ人気で新たなファンを獲得したいという出版社側の思惑と、それらの小説を読んで育ったクリエイターたちのやりたいという思いが重なって企画されているということなのかなと思います。アニメは今、いろんな企画を欲している状態で、様々なものを原作にしているというのもあります。マンガやライトノベルだけじゃなく、ゲーム、ウェブトゥーン、一般文芸作品もアニメ化される時代ですし、その一環として昔の小説にもスポットがあたっているんだろうと思います。
 
 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参照
「ぼくらの7日間戦争」がアニメで復活した背景 名作に再び光を当てるKADOKAWAの「知財戦略」 | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン
アニメ『ぼくらの7日間戦争』を実写映画と地続きにした理由。村野佑太監督&大河内一楼さんインタビュー – 電撃オンライン
『ジョゼと虎と魚たち』アニメは時代を経てポジティブな恋愛ドラマになった:映画ファンにすすめるアニメ映画|シネマトゥデイ
『ジョゼと虎と魚たち』なぜアニメ化?作り手たちが込めた思いとは|シネマトゥデイ
「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」プロデューサーが仕掛ける話題づくりの“妙”【インタビュー】 | アニメ!アニメ!
[第40回|前編]【永久保存版】祝アニメ化!作者が語る『池袋ウエストゲートパーク』のすべて! – YouTube
 
 
Thesis

名作小説、かつて実写化されたものが最近になってアニメ化される傾向の狙いは?

僕らの七日間戦争』『ジョゼと虎と魚たち』、あと今年公開の『がんばっていきまっしょい』など、IWGP、富豪刑事など
 
 
Point
かつての名作、アニメ化が増える理由とは、知財の再活用、今のスタッフたちの小さい時に親しんだものを作りたいという作り手側の希望
原作に忠実ではないことが多い理由。。。現代へのアップデートが見られる。。。それぞれの作品をレビュー簡単に、どこが違うか
 
 
Intro

がんばっていきまっしょいがアニメ化されることが発表された。

驚いた、筆者も。昔の実写映画を公開当時に観ていた。

どうして、今になってアニメに?と思った。

今、アニメは色々なものを原作としている。

マンガも韓国のウェブトゥーンも、ゲームもある。そして、ライトノベルではない一般文芸も今はアニメになる時代だ。

それも最近のものばかりではない、かつての人気小説をアニメ化していく動きが見られる。

しかも、かつて実写化されてヒットした作品が令和にはアニメになるというケースが続いている。

僕らの7日間先生、ジョゼと虎と魚たち、来年1月にはがんばっていきまっしょい、テレビシリーズでもIWGPや富豪刑事などがあった。

この傾向はどうして生まれているのか。
 
 
Body1知財の再活用としてのアニメ
 
 
Body2各作品のレビュー

いずれの作品も原作準拠ではなく、大きなアレンジを加えている点が興味深い。昨今、マンガ原作作品は原作への忠実度が求められるが、これらの作品はむしろアレンジが強い傾向がある。

僕らの7日間戦争

移民や地方の衰退、政治の腐敗、自然災害など、多くのものと少年少女たちは立ち向かうことになっている。時代が変わって若い人が直面する現実が複雑化している様子がうかがえる。

原作や映画では、せいぜい学校の教師が対立相手だったが、今は一筋縄ではいかない社会の複雑さに若者がどう立ち向かっていくのかを問うている。

ジョゼと虎と魚たち

障害の描き方にかなり違いが見られる。ファンタジックな要素が増えている。

原作は短編でかなり短い作品で実写映画もかなり膨らませている。

アニメ版はさらに異なるアプローチをしている。

原作、実写との比較が必要

富豪刑事

バディものへと変貌を遂げている。不器用な男性同士のやりとりで女性ファン受けをとりにいく内容になっている。

IWGP

宮藤官九郎脚本で一世風靡した実写ドラマとはかなり異なるテイストになった。

がんばっていきまっしょい

田中麗奈の出世作、愛媛弁の青春映画。ボートに打ち込む少女たちの友情と努力を描いたさわやかな青春映画だった。

アニメはどうなるだろうか。

プロットが原作や映画版とは異なるので、こちらもアニメ独自の物語が展開されると思われる。
 
 
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メモ終わり。

『がんばっていきまっしょい』は原作小説や実写映画版とは異なる物語になるようです。『ジョゼと虎と魚たち』や『ぼくらの7日間戦争』と似たようなパターンだと思います。これの元祖は細田守監督の『時をかける少女』でしょうが、どんな物語になるのか楽しみです。
 
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