Brancに、サウジアラビアのアニメ・マンガビジネスを手掛けるマンガプロダクションズの最高経営責任者(CEO)のブカーリ・イサム氏の講演の模様をレポートしました。
ブカーリ氏は、マンガプロダクションズを立ち上げる前は外交官として、日本のサウジアラビア大使館で勤務していたこともある方で、日本語が堪能。サウジは現在、コンテンツ産業への投資を加速させており、日本が得意なマンガやアニメの投資拡大もその一環。東映アニメーションと共同製作でアニメを作ったり、マンガの出版などを手掛けています。
人材育成に積極的で、マンガ作家の卵たちを日本の企業にインターンとして派遣したりして、育成をしているようです。
マンガプロダクションズは『グレンダイザーU』の配給権も獲得しています。この作品は、サウジですごく人気があるんですね。IP事業にも積極的で、日本のアニメ産業的には、注目しておくべき企業だと思います。サウジアラビアのコンテンツ産業への投資については、また別途書きたいなと思っています。
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