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アニメ30分、ドラマ1時間…なぜ?歴史と裏側を徹底解説

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マグミクスに、テレビアニメがなぜ30分枠での放送なのか、歴史を振り返るコラムを書きました。

TVアニメが「30分」なのはナゼ? 『【推しの子】』のような異例長尺放送も定着はしないワケ | マグミクス

国産のテレビアニメが放送開始になったのは60年代。それ以前から外国産のアニメの放送はされていましたが、多くは子供向けで放送時間が短い枠でした。

そもそも放送枠がどういう風に決められていったのか、戦前のラジオはどうだったのか、戦後になってどう変化したのか、アニメと同様に物語を展開するテレビドラマは1時間枠が多いのはどういう経緯でいつごろにそうなっていったのかなど、いろいろな角度から考察してみました。

30分枠に収まらない作品も昨今は登場していますが、こうした流れは今度どうなるのかについても考える内容になっています。隣接するジャンルとして特撮についても少し触れました。
 
 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参照
夕餉前 – Wikipedia
私は約束を守った – ドラマ詳細データ – ◇テレビドラマデータベース◇
二人のルメ子 – ドラマ詳細データ – ◇テレビドラマデータベース◇
第四回ドラマ論

テレビの放送枠がまず最初にある
こども向けは30分の枠だった。。。なぜ?
 

メモ
もしかして参考にできるか。
はじまりのテレビ – 株式会社 人文書院
日本のテレビドラマの大きな流れを振り返る(前編)【テレビ70年企画】 | 民放online
鉄腕アトムの放送に関する時代考察 編成と産業の視点から
GHQの放送番組政策
番組指導は占領初期から始められ、たとえば、一九四五年一一月には休止なしの放送いわゆる全日放送、翌一二月には放送番組のクォーターシステム(一五分単位制)が導入されている。それまで日本では二〇分、四〇分、六〇分番組が多かっただけに、番組をすべて一五分単位にすることは「革命的」で、「当初、日本放送協会職員は番組の編成・送出がひどく窮屈になるので反対した・しかし、CI&Eは「クォーターシステムがすでにアメリカ、イギリス、フランスですでに採用されており、日本でも応用できるし、全日放送と組み合わせれば非常に友好的であると主張した」。
 クォーターシステムは、アメリカ型商業放送において広告主に放送時間を販売するうえで効率的な制度であったが、占領下の日本ではそれが放送民主化を達成するための手段として位置付けられたのである。
 

放送枠の例外アニメ
野球狂の詩、

AT-Xプレミア
フィギュア17 つばさ&ヒカル
Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-

ノイタミナ
刀語
サイコパス3

Netflix
プルートゥ
 
特撮
マイティジャック・・・・大人向けとして一時間に挑む、じかし続編では30分の子ども向けとして仕切り直された。
 
 
Point
テレビ番組編成の歴史
大人向けか子ども向けか
制作費の問題
テレビの編成、ドラマはなぜ一時間化したのか。。。。初期は15分や30分が多かったが60年代から一時間の作品が増加していった。
生放送だったというのも理由のひとつか。
初期には30分VTR、30分生放送という形態もあった。生放送で芝居を無事にやるのはハードルが高かったのかもしれない。
単発・連続ドラマ|ドラマ|ジャンルから探す|番組|NHKアーカイブス
 
 
Intro

素朴な疑問、

アニメは一話30分だけど、ドラマは一話60分が多いのはなぜか。

以外とそこには深いわけがある?
 
 
Body1子どもには短い番組の方がいい?

子供向けにはNHKは当初から30分の枠を設けていた。

チロリン村とくるみの木という番組がNHKで始まった。18時から18時30分を「こどもの時間」と位置付けて児童舞台劇の中継や人形劇を放送していた。

日本テレビやTBSが追随。58年には月光仮面が大人気となる。これも30分番組だった。

日本のテレビアニメは鉄腕アトムが最初だが、アニメは子どもの見るものとして企画されたので、当然30分だった。

それ以前は、アメリカ製のアニメが放送されていて、ギャグものなどはもっと短い15分枠などの放送もあったが、ストーリーものをやりたい手塚治虫は30分で検討した。

この一本50万円代は、通常の子ども向け30分番組の制作費。これに合わせようとした。実際にはもっとかかっていたが。

しかし国産のテレビアニメを始めるには、最初にどこか無理をする必要はあったのかもしれない。

外国製アニメを買ってくる方が安上がりだった。そこでそういう判断を続けていたら、今の日本アニメの繁栄はないかも。
 
 
Body2例外的な1時間アニメの存在

野球狂の詩は月に一回一時間放送をやった、後に毎週一時間となった。

大変だったのでは。(要確認)

AT-Xが一カ月に一回一時間で連続放送するアニメを展開

フィギュア17 つばさ&ヒカル

「AT-Xといえばこれ!という作品」で第6位にランクインした『フィギュア17 つばさ&ヒカル』。この作品は、2001年から放送された、テレビ東京初のオリジナルアニメです。第1話はなんと1時間!『【推しの子】』や『葬送のフリーレン』の放送形式とも似た、当時としてはかなり気合の入った構成でした。「これが見たくて契約した!」というコメントが、数多く届きました。

https://atdx.at-x.com/atdx/pages/K00004.aspx

Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-。。。。視聴年齢制限があった。

フジテレビは、刀語を同様のやり方で展開

12ヶ月連続で1ヶ月ずつ刊行するというスタイルの原作に合わせて1ヶ月に一時間ずつという放送形態をとった。

イベント的な狙いがあった。

サイコパス3は毎週一時間を8話で放送

配信オンリーの作品でプルートゥが登場した。配信時代には放送時間の垣根が崩れてもおかしくないか。
 
 
Bodyドラマが一時間になった理由

ドラマも初期は15分や30分だった。多くは30分くらいで、生放送だった。

日本の放送枠はクォーターシステムという考えに基づく、一時間を四分割する編成の仕方のことで、GHQ占領時代にラジオがそうさせられたことで、テレビもそれを引き継いだ。それ以前の日本のラジオは20分、40分、60分で編成していたらしい。

広告枠がアメリカでうりやすいのはクオーターシステムだという考えだったらしい。

それにならって30分程度で単発のドラマを生でやるのが主流だったのが、VTRの登場で、前半はVTR、後半は生のようなドラマも登場し、60年代に一時間のドラマが増えていくことになる。

見ごたえが芸術性へのこだわり、内容の深化などで放送の時間は次第に伸びていった。

一方で、毎日放送の朝ドラも始まり、他にも昼に民法が15分で連続まいにち放送するドラマを作っていたりもした。

二時間の単発ドラマも存在した。火曜サスペンス劇場的なやつ。

現在は深夜ドラマでも30分の枠も多く存在している状態。

昼ドラは主婦そうが見るもの、朝ドラは朝に仕事や学校行く前に見る人などを、生活の局面に応じていろいろなドラマが増えていったと考えられます。

その中には、当然大人の視聴者を想定したり、芸術性にこだわったりしていった
 
 
Body3 アニメの方が製作費が高い

手塚治虫が強引にやったが、徐々に制作費は是正されてきた。

やはり30分を作るのが限界であろう。アニメの場合、分数がながくなればなるほど、それだけコストがあがる。実写のドラマは必ずしもそうではない。

放送時間はテレビの発展や技術の変化、人の生活サイクルなどによって変わってきたと言える。

今は、配信で好きなタイミングで見る時代になっているので、作品の時間もいろいろなパターンになっていくのかも。
 
 
修正指示
ただ、全体が3000W超えとWEB記事としては長く、また前半の歴史的背景の説明など冗長であると感じました。そのため、読者が「知りたいポイント」にフォーカスする形で、2000字以内には収めたいところです。

・また、ややアニメジャンルの記事としては、やや硬めの内容であるため、読者がスルスルっと読めるように、基本的には結論ファーストの書き方としたいところです(たとえば、歴史的背景の説明パートでは、頭のほうで「『鉄腕アトム』の大ヒットが大きい」と先に示したい

・そこで、頂いた内容をもとに「読者が知りたいポイント」にしぼりつつ、「読んでいた疑問が浮かび上がる→それを解消」という文章の道筋として、以下のような構成でお願いできないでしょうか。
 
 
構成2
なぜTVアニメの放送枠は30分で、TVドラマは1時間なのか。
『ドラえもん』『サザエさん』、あるいは『SPY×FAMILY』『怪獣8号』に深夜枠など至るまで、みなさんが普段見ているTVアニメの放送枠は1話30分がほとんどです。
※「一部のショートアニメやキッズアニメを除き」などツッコミ防止のエクスキューズは入れたいところです

しかし、同じ用に毎週放送のTVドラマは1時間の作品が多い
 
 
Body1 TVアニメで「30分枠」が定着した経緯 (※グッと圧縮したいパートです)
1963年放送の『鉄腕アトム』の大ヒットが大きい。日本発の本格的TVアニメシリーズであり、現在に至るまで30分の放送枠
ではなぜ、鉄腕アトムは30分だったのか? 手塚いわく「ストーリー性の強い作品を目指したから」
というのも、『鉄腕アトム』以前のアニメは、30分よりも短い枠の作品が多く(?)、そのほとんどが「スラップスティック・コメディ」だった。

・その後30分アニメとして『代表作』『代表作』といった制作されていき、◯◯年には◯◯本まで増加 ※本数の増加度が数値ベースでもわかれば理想ですが…
 
 
Body2 とはいえ「ストーリーを見せるなら」もっと長く1時間以上のほうがいいのでは?
しかし、もしストーリーを見せるなら、ドラマと同じ用に「1時間にすればいいじゃないか?」という疑問もあるでしょう。
現に、テレビドラマはかつては30分が多かったが、60年代に1時間ものに増えていく/朝ドラや昼ドラなど、多様な放送形態が生まれていった

しかし、アニメの場合は「子供が見るもの」だから。特撮も同じ/※子どもの集中力に関する科学的なデータや、関係者の発言などありましたら説得力が出そうです
 
 
Body3 でも「子供」がターゲットでなければ、1時間以上あってもいいのでは?/例外的なアニメたち
TVアニメでも例外的に1時間枠での放送があった。『野球狂の詩』。しかし、当分これ以上に続く作品は出てこない

2000年以降、『刀語』や『PSYCHO-PASS 3』は1時間の放送枠。しかし、無料のTV放送とは違った狙いがある。

Body4それでもTVアニメが「30」分なのは何故か
コスト&スケジュール的な問題/具体的にどれだけの工数や制作費がかかるか?(実写ドラマと比較しつつ)/※アニメ業界の人手不足問題も絡めると説得力が出せる
(アニメと実写ドラマのビジネス構造の違いも関係ある?/読者からのツッコミも考慮して、入れられそうなら、どこかしらでこの話題入れたほうがよいかと感じました)

最近では『推しの子』など初回放送で1時間の作品も(ストーリーをしっかり見せて、1話切りを防ぎたい)

近年、配信アニメでは、1エピソード1時間も
 
 

追加で調べること
アトム以降、テレビアニメの増加
『鉄腕アトム』の時代 – 世界思想社

1960 年代日本アニメーションにおける児童観客・視聴者の受容動向
https://atomi.repo.nii.ac.jp/record/800/files/atomi_bungaku51_11.pdf
63年だけでも、TCJの『仙人部落』(~64年)『鉄人28号』(~65年)『エイトマン』(~64年)、東映動画の『狼少年ケン』(~65 年など、計8作品が放送された。そして、64年には早くも国産テレビアニメーションの放送本数が海外製作品を凌駕し、実写の海外製テレビ映画が最盛期を過ぎても一定の本数・時間数で放送され続けていたのに対して、テレビアニメーションは、60年代末にはほぼ国産製に代替されていくのである。

WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第473回 「TVアニメ25年史」と「劇場アニメ70年史」(1)

TVアニメ25年史。。。東京都立中央図書館

子どもの集中力
子どもの集中力が続く時間はどれくらい?
 
 
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メモ終わり。

歴史を振り返ると、例外的に1時間枠の作品も多少あったんですね。でも、定着していないということは、30分がちょうどいい塩梅なんだろうなと。とはいえ、配信の影響で変化が出てきてもおかしくない状況なのかなとも思っています。

ドラマとの比較をしていますが、ドラマも最初は30分枠だったものが、1時間に伸びて、アニメはそのまま30分枠で続いたようです。むしろ、この場合、ドラマはなぜ1時間なのかと問うべきだったのかもしれません。
 

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