弁護士JPに、コロナの補助金不交付で国を提訴した「太陽肛門工房/レフトサイドレコード」の司法省記者倶楽部の会見をレポートしました。
コロナ補助金不交付「恣意的な判断働いている」芸術団体が国を提訴 行政不服審査会が「違法」指摘も審査請求棄却 | 弁護士JPニュース
詳しくは記事を読んでいただきたいですが、このレコード会社はコロナ禍にいろいろなイベントを行い、補助金の申請を行ったのですが、そのうちのいくつかがなぜか申請を却下。行政不服審査法に基づき、文化庁長官に対し審査請求(不服申し立て)を実施しました。
そして、行政不服審査会は文化庁の補助金却下を違法を認定したんですが、文化庁の審査庁はこの判断を受け入れず、同レコード会社の請求を棄却してしまいました。一体、なんのための審査会なのかということで、訴訟に踏み切ったという経緯です。
補助金や助成金の取り消し・不交付の訴訟については最近の前例として、『宮本から君へ』の事例がありました。あれは出演者の1人、ピエール瀧が薬物で逮捕されたことを受けて、突如助成金の取り消しがあったことが原因でした(原告が勝訴しました)。
今回も、やたらと意味不明で恣意的な判断のもと、交付の決定が行われていると思える内容で、今後の裁判の経過は重要なものになりそうです。
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