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東京国際映画祭新部門「ウィメンズ・エンパワーメント」プログラマー、アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ氏インタビュー

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Brancで、今年度の東京国際映画祭に新設される「ウィメンズ・エンパワーメント」部門のシニア・プログラマー、アンドリヤナ・ツヴェトコビッチさんにインタビューしてきました。

映画界のジェンダー平等へ一歩前進!「ウィメンズ・エンパワーメント」部門を新設した東京国際映画祭の狙い | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

ウィメンズ・エンパワーメントは、東京都と連携し女性監督の作品、あるいは女性の活躍をテーマとする作品に焦点をあてた部門となります。東京国際映画祭は、アジアの映画祭として初めて、映画界の男女平等を推進している国際団体「Collectif 50/50」に2021年に署名しており、女性監督の作品、あるいは女性の活躍をテーマとする世界の新作を上映する部門となります。

シニア・プログラマーのアンドリヤナさんは、マケドニア出身で、日本で映画を学び、日本映画の現場も経験したことのある方です。また、マケドニアの駐日大使も努めたことがある多彩なキャリアを持っていて、東京国際映画祭ではこれまでに「Amazon Prime Video テイクワン賞」の審査委員もやっています。

そんなアンドリヤナさんに、この新部門の設立の意義や狙いについて聞いてきました。
 
 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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第37回東京国際映画祭 ウィメンズ・エンパワーメント部門新設! Nippon Cinema Now部門 入江悠監督特集決定!|第37回東京国際映画祭(2024)

今回選ばれた作品
日本【徒花-ADABANA-】 | 第37回東京国際映画祭
トルコ【10セカンズ】 | 第37回東京国際映画祭
ドイツ【イヴォ】 | 第37回東京国際映画祭
イラン【マイデゴル】 | 第37回東京国際映画祭
コスタリカ【灼熱の体の記憶】 | 第37回東京国際映画祭
香港【母性のモンタージュ】 | 第37回東京国際映画祭
イラン【私の好きなケーキ】 | 第37回東京国際映画祭
【劇場版ドクターX】 | 第37回東京国際映画祭
【ウィメンズ・エンパワーメント シンポジウム:女性監督は歩き続ける / 『映画をつくる女性たち』上映】 | 第37回東京国際映画祭

 
アンドリヤナさん関連リンク
アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ博士に独占インタビュー: マケドニア前駐日大使、起業家、映画監督など多才なキャリア「視野を広げると、学びが増えていく」 – THR Japan
(1126) Dr. Andrijana Cvetkovikj: Ambassador, Filmmaker and Entrepreneur – YouTube
映画監督から始まった日本とマケドニアの物語はまだまだ語り尽くせない | The Japan Times for Women
ツヴェトコビッチ駐日マケドニア旧ユーゴスラビア共和国大使による薗浦外務大臣政務官表敬|外務省
(1126) 【CafeSta】ディスカバーワールドin Cafesta ゲスト:アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ 駐日マケドニア共和国特命全権大使 司会:武井俊輔NM局次長(2018.4.24) – YouTube
Ambassador Andrijana Cvetkovik ツヴェトコビッチ・アンドリヤナ大使

 
構成

Point3つ
新部門設立の経緯
女性がより活躍するために必要なこと
見所と日本の女性作家について
 
 

Intro

東京国際映画祭の開催概要について

ウィメンズ・エンパワーメントについて

アンドリアナさんのキャリアについて。
 
 

Body1 新部門設立の経緯

新部門創設の経緯と背景
東京国際映画祭との深い関わり: 長年の映画祭ファンであり、日本監督協会メンバー、助監督、脚本家として活動。
女性映像作家の活躍の遅れ: 日本における女性映像作家の資金調達やプラットフォームの不足を認識。
パンデミック中の取り組み: 東京国際映画祭に対して、若い映像作家をサポートするイニシアチブを立ち上げ、Amazonプライムアワード審査員を務めるなど、実績を積む。
新部門創設のきっかけ: 東京国際映画祭のプログラミングダイレクターや会長との話し合いの中で、女性監督にスポットライトを当てる時期が来たと判断。東京都のサポートも得て、新部門を創設。

新部門の意義と今後の展望
アウェアネスの向上: 女性の活躍が社会問題であり、人権問題であるという認識を業界全体に広める。
多様な視点の物語: 男性中心の視点ではなく、女性の視点からの物語を積極的に発信する。
先人たちの志を引き継ぐ: 坂根田鶴子監督、田中絹代監督、高野悦子さんなど、女性の活躍を推進してきた先人たちの志を継承する。
社会全体の取り組み: 映画祭だけでなく、マスメディア、社会活動家など、社会全体が戦略的にこの問題に対峙していく必要がある。

その他
新部門創設への思い: 光栄に思うと同時に、何か違いを生み出したいという強い気持ちを持っている。
今後の活動: 新部門は良いスタートを切ったが、十分ではない。より堅固な戦略を立てて、女性監督の活躍を推進していく。
 
 

Body2 女性がより活躍するために必要なこと

日本の映画業界におけるジェンダーギャップの問題点
日本のジェンダーギャップの深刻さ: 世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数において、日本は低い順位。この状況は、日本の映画業界にも反映されている。
女性に対するステレオタイプ: 女性は監督やリーダーに向いていないというステレオタイプが根強く、女性自身がその可能性を制限してしまう。
映画業界の労働環境: 長時間労働、低賃金、セクハラやハラスメントなど、女性が働き続けることを困難にする労働環境。
家庭との両立の難しさ: 映画業界の仕事は、結婚や出産、子育てと両立することが非常に難しい状態がある。

女性の活躍を促進するためのアクション
映画業界の文化改革: セクハラやハラスメントの防止、ダイバーシティの推進など、映画業界の文化を根本から変える必要がある。
労働環境の改善: 長時間労働の是正、賃金向上、託児所の設置など、女性が働きやすい環境を整える。
制度の導入: 育休・産休制度の充実、福田制度の導入など、女性がキャリアを中断することなく働き続けられるような制度を導入。
政府による戦略的な施策: 文化庁など政府機関が主体となり、女性監督や脚本家の育成を支援するような政策を打ち出すべき。
 
 

Body3 見所と日本の女性作家について

映画ラインナップ選定の基準
ナラティブパワー: ストーリーが力強く、観る人の心を動かすような作品。
異なる世界や視点からの物語を通して、観客に新たな気づきや経験を提供できる作品。
ユニークなボイス: 監督のビジョンが明確に表現されている作品。
ストーリーだけでなく、映像、音楽、編集など、様々な要素を通じて監督が観客に語りかけているような作品。
多様な文化: イラン、日本、コスタリカ、トルコなど、様々な国の文化圏の映画をセレクト。
現代の女性が置かれている状況を、多様な視点から描き出すモザイクのような作品群。

日本の女性監督について
歴史と現状: かつては坂田利津子や田中絹代など女性監督が活躍していたが、その後は女性監督の数が減少。近年、川瀬直美や西川美和など、新たな女性監督が登場し始めている。

甲斐さやか監督: 今回の映画祭が「あだ花」選出されている。

若手女性監督の活躍: 恋愛ドラマにとどまらず、大胆なテーマに挑戦する若手女性監督が登場している。
 
 
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メモ終わり。

選ばれた作品は、どれも面白そうです。個人的には、イランのサルヴェナズ・アラムベイギ監督『マイデゴル』が気になっています。「イランに暮らすアフガニスタン人の10代の女性がプロのムエタイ選手になる夢を追い求め、保守的な家族や周囲からの敵視に反旗を翻す」という物語のようで、予告映像もパワフルです。

 
関連作品

※サムネイル画像は、Chat GPTで作成。