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海外にも進出!『数分間のエールを』の100studioが目指すアニメスタジオの未来とは?

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リアルサウンド映画部で、『数分間のエールを』や『この世界は不完全すぎる』の元請けスタジオである100studio(ワン・ダブル・オー)の代表、堀口広太郎さんに話を聞いてきました。

『数分間のエールを』など制作 100studio代表・堀口広太郎に聞く、日本のCGアニメの進化|Real Sound|リアルサウンド 映画部

100studioは、2021年にできた新しいスタジオですが、すでに100名規模の人員を抱えているそうです。今年は韓国のスタジオも立ち上げて、海外にも裾野を広げています。アニメの他、ゲーム分野の仕事も多く手掛けています。

代表の堀口さんは、グラフィニカにいたこともある方で、デジタル関連とプロデュースに長けた方。新興スタジオをどのような方針で運営しているのか、じっくり聞いています。
 
 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参照
アニメ製作主幹事を務める「100studio」が100名規模で大型募集。 Blenderをメインツールとした劇場作品やゲーム案件が複数始動。
数字で見る100studio 世界へ羽ばたくアニメスタジオの今 | 株式会社HIKE
音楽ビデオ制作チームが劇場アニメ「数分間のエールを」 メリハリある動きと大胆な構図 少数で作るも「特性出せた」:東京新聞 TOKYO Web
一緒に考えて作っていくことが楽しかったから、プロデューサーとしての道を選んだ。 | Interview
「HELLO WORLD」制作のグラフィニカに聞いた!映画と京都をつないだものとは? | コトカレ
デジタルアニメスタジオ「100studio」が公式サイト開設 TVアニメ『この世界は不完全すぎる』を制作担当 | gamebiz
劇場アニメ『数分間のエールを』との 産学連携プロジェクトが始動!|専門学校 HAL東京

 

構成

Point3つ
100Studioとは?
数分間のエールをの制作について
今後のビジョン
 
 

Intro

数分間のエールを、この世界は不完全すぎるを手掛ける100Studioは、設立3年。しかし、すでに写真数は100名を超える規模へと急速に成長。福岡、大阪、台湾や韓国にもサテライトスタジオを作るなど積極的に展開している。

どのようなビジョンでスタジオの運営をしているのか、代表の堀口氏に話を聞いた。
 
 

Body1 100Studioとは?

会社設立の経緯と目的
前身会社「クレスト」からの転換: プロデュース会社として活動していたクレストで、アニメ制作現場の重要性を感じ、アニメスタジオ設立を決意。
クリエイターの個性を重視: クリエイターの創造性を尊重し、ビジネス面とクリエイティブ面を両立できるスタジオを目指す。
業界課題の解決: アニメ業界におけるビジネスとクリエイティブの乖離問題を解決するため、両者を統合した新しいビジネスモデルを構築。

会社の成長と今後の展望
急成長: 短期間で100名規模のスタジオに成長し、CG制作会社も吸収合併。
200名規模の目標: 将来的には200名規模のスタジオを目指し、安定した制作ラインを構築。
多様な働き方: リモートワークやオフィスワークなど、多様な働き方を導入。
刀剣乱舞プロジェクトの貢献: 刀剣乱舞プロジェクトの受注により、会社の成長を加速。

メーカーはもっと現場に寄り添わないといけないし、制作スタジオもビジネスを理解しないといけない、その2つを同じ会社で内包できれば、可能性があるんじゃないかと考えた

スタジオの特徴
クリエイターファースト: クリエイターの個性を尊重し、創造性を最大限に引き出す環境を整備。
ビジネスとクリエイティブの融合: ビジネス面とクリエイティブ面の両方を重視し、高品質な作品制作を目指す。
安定した制作体制: 多様なプロジェクトに対応できるよう、安定した制作体制を構築。
 
 

Body2 数分間のエールをの制作について

設立初期からの初期のプロジェクト
バンダイナムコフィルムワークスからの依頼: 会社設立前に、フィルムワークスから「この世界は不完全すぎる」の制作依頼を受ける。
Hurray!とのコラボレーション: 設立当初から、クリエイターのHurray!とのコラボレーションを計画。
短編アニメ制作: Hurray!とのコラボレーションとして、短編アニメを企画、その後長編映画へと発展。

CG技術の進化と今後の展望
CG技術の進歩: ブレンダーなどのツールの進化により、CG表現の幅が広がり、開発コストも削減。
個性の表現: 各スタジオが独自のCG表現を追求できるようになり、作品に個性が出るようになった。
デジタル化のメリット: デジタル化により、過去の作品から学び、新たな表現を生み出すことが可能に。
数分間のエール: Hurray!を中心に、新しいルックを開発。モナークのPVなど、過去の作品から得た経験が活かされた。
CG表現の多様化: CG表現が、単なる作画の模倣ではなく、独自のビジュアル表現として確立されてきている。
今後の可能性: CG技術のさらなる発展により、より多様な表現が可能になると期待。
 
 

Body3 今後のビジョン

会社の急成長と戦略
急速な拡大: ポールトゥインホールディングスという親会社の支援もあり、短期間で大きく成長。
人材確保: アニメ業界の人材不足という課題に対し、積極的に人材を確保し、200人規模のスタジオを目指している。
多様な案件: テレビアニメだけでなく、ゲームPVやオリジナル作品など、多様な案件に取り組むことで、スタッフのスキルアップを図っている。

人材育成と採用
経験者と若手の連携: 経験豊富なスタッフが若手を育成し、スキルアップをサポート。
海外人材の採用: 韓国や台湾など、海外の大学との連携を強化し、海外人材の採用にも力を入れている。

今後の展望
制作ラインの拡大: 年間4本の作品制作を目指し、安定した制作体制を構築。
多様な作品制作: オリジナル作品だけでなく、漫画原作や他社との共同制作など、幅広いジャンルの作品に挑戦。
プロデュース事業の強化: プロデュース会社としての強みを活かし、他社との共同制作を積極的に行う。

その他
透明性の高い情報発信: 会社の状況や取り組みを積極的に発信し、外部との連携を強化。
多様な働き方: リモートワークや海外拠点の設立など、多様な働き方を導入。
 
 
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メモ終わり。

人材の取り合いの中、新卒採用も積極的にやり、台湾や韓国にも幅を広げて確保していくという姿勢です。随分前から、日本アニメは、国内の人材だけで作っていないですから、海外にも当たり前のように人材を求めていく姿勢が必要ですね。教育機関との連携も国内ではいろんなスタジオがやっているのですが、海外にまでそれを広げているスタジオはまだ珍しいと思います。
 
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