TRILLにテレビアニメ『ダンダダン』のレビューを書きました。
このアニメ、何がそんなにすごいのだろうか? 『ダンダダン』“驚異的な映像化”で海外でも絶賛、配信サイト上位をキープ | TRILL【トリル】
リアルサウンド映画部にもすでに書いていますが、こちらは海外でどこが受けているのか、作品全体の魅力をわかりやすく伝えることに主眼をおいています。まだ観ていない人向けという感じでしょうか。
原作の魅力をまず説明して、その魅力をアニメでどう描いているのか、特に海外で当たる要因はどの辺りにありそうかを書いています。
Netflixのランキング、非英語部門で常にトップ10入りを果たしていて、かなり観られてるっぽいです。今年ブレイクしたCreepy Nutsの楽曲も大きく人気に貢献していると思われます。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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Point
原作の持つ魅力
アニメとして何がすごいのか。。。色の表現、動きを中心に
海外での大評判、何が受けている?
Intro
今期最大ヒットとなっているのは、ダンダダン。国内外で相次ぐ高評価を得ている。
海外でも高く評価、、、具体的に
人気アニメ「ダダンダン」Netflix日本V4達成&世界でも再び2位に!「地面師たち」はトップ10に返り咲き|シネマトゥデイ
何がそんなにすごいのか
Body1 原作の魅力
SF,オカルト、ラブコメ、ごった煮と圧倒的な画力で繰り出される迫力のビジュアル。
感動も笑いもふり幅ある展開で、ジェットコースターのような作品。
悪霊の背後にある社会の理不尽
Body2 アニメとして何がすごいのか。。。色の表現、動きを中心に
アニメとして原作をどう翻案しているか。
アニメ独自の展開はないが、アニメ独自のビジュアルセンスを多数発揮している。
色について
動きのデフォルメ描写について
丁寧な芝居の作画について
7話のあくサラの過去のエピソードはすごい。原作でも評判だった悲劇の物語を美しく見せている。醜い悪霊になってもその心は美しかったことを示す見事な演出。
Body3 海外での大評判、何が受けている?
そのクオリティで海外でも絶賛が相次いでいます。
久々に登場した、クールな大型アニメという印象で捉えられていると思います。
オープニングはクリーピーナッツの極上のナンバーに乗せて、非常にクールな演出の映像が乗る。
感動と笑いのバランスと、滲み深い題材、UFOやUMAなど、
スタジオのサイエンスSARUは、ネットフリックスのデビルマンクライベイビーやスコット・ピルグリムなどを手掛けてきた、実力派のスタジオ。この画力をアニメにするのは相当にハードルが高いと思われていたが、クリアしてみせた。
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メモ終わり。
『ダンダダン』7話は国内でも傑作と大きな評判になっていますが、海外でも絶賛の声が相次いでいます。サイエンスSARUの力を感じさせる素晴らしいエピソードでしたね。絵コンテ担当した榎本柊斗さん、すごい実力者ですね。『犬王』や『天国大魔境』でも実力を発揮していましたが、本作でアニメファンにとって忘れてはいけない名前担ったんじゃないかと思います。
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