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文学フリマ東京39、初めての東京ビッグサイトでの開催に参加して

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12月1日に開催された「文学フリマ東京39」に出展者として参加してきました。

文学フリマ東京39のブース「J-16: hotakasugi」の展示風景。テーブルには『日本の女性アニメ監督』や『映像表現革命時代の映画論』などの著作が並び、立て看板にはモノクロイラストの表紙が目を引く。本の横には価格や特別セットの案内が記載されたポップも掲示されている。

これまで文学フリマ東京は、流通センター駅にある「TRC 東京流通センター」で開催されていましたが、今回からは同人即売会の聖地とも言える東京ビッグサイトで初開催。どうなるのかなと思っていましたが、大盛況に終わったようです。

公式発表では、出店者・一般来場者あわせ約14967人が参加したとのこと。これは最多記録です。

実際、すごい賑わいでした。小説・文学系のコーナーでは人が多すぎて流れが止まっちゃうような感じの時間帯もあったようです。僕は評論系の方にブースを構えていたんですけど、かなりの人が訪れていました。

文学フリマ東京39の会場の様子。多くの人で賑わっている。画像は不鮮明。

TBSの取材クルーも来ていました。どこかにニュースの枠で放送されたんでしょうか。

文学フリマ東京39、とあるブースでTBSの撮影クルーが取材している様子。カメラマン一人、インタビュアーが一人。

僕のブースでも、事前にあまり告知・宣伝はできていなかったんですけど、合計47冊売れました。

街から書店が減少していき、文字ものの出版の苦境が盛んに言われる中で、文学フリマが盛況なのは、文学に対する根強い需要があるということか、イベント性、リアルタイム性を求める今の時代の反映なのか、色々と分析は難しいところなんですが、一般参加者としては著者に会えるイベントとして、やはり面白い部分があると思いますし、ブース出店する側としては、読者に会えるのも嬉しいです。読みたい読者に面と向かって色々話せることでわかることっていっぱいありますね。

僕もいろいろ買いました。フィルムアート社さんの「きちんと学びたい人のための小説講座」は大人気だったようですが、完売前に買えました。
本がたくさん並べられた写真。

このてのイベントは動員が大きくなってくると色々な課題が出てくるものですが、基本的には人気があるのはポジティブなことだと思います。映画祭のマーケットとかでも人気ありすぎて難しくなったりとかしますしね。

文学フリマは、今後も出店を続けてみようと思っています。

その前に、今月末は、コミケC105にも出ます。「日本の女性アニメ監督2」が出せそうです。よろしくお願いいたします。
 
 
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